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今日からNHKの大河ドラマ「龍馬伝」が始まりました。
これまで放送されていた「坂の上の雲」は第一部が終了しました。
第二部は12月からだそうです。
「坂の上の雲」を読んだのは高校の時、でもはっきり言ってよく覚えていないのです。
私の中ではこの小説、あまり面白いとは感じなかったようです。
直前に、同じ司馬氏の「竜馬がゆく」を2回読んだ後だったのと、日清・日露の軍人像は、高校生にはあまり興味の湧く事柄でもなかったのかもしれません。(あとで非常に興味を持ちましたけど・・)
結果、「坂の・・」を読む途中、越後長岡藩家老、河井継之助を描いた「峠」や、私淑する吉田松陰を描いた「世に棲む日日」などと浮気(?)をしてしまったため、「坂の・・」は最後まで読んだのかどうかも怪しいのです。
ドラマ放送にあたって本棚をあさってみたのですが、30年以上も前の本などあるはずもなし・・・
日清・日露の時代には、まだ幕末・維新を生き抜いた「古武士」的軍人が健在でした。
西郷隆盛が郷中頭を務めた、郷中(若衆宿を制度化した青少年教育の場・薩摩独自)にいた大山巌や東郷平八郎。
長州の支藩に生まれ箱館戦争や西南戦争に参加した児玉源太郎。奇兵隊に所属した乃木希典などなど。
さらに、紀州出身で海援隊に所属し、「カミソリ」と謳われた陸奥宗光や「陸軍の至宝」と言われた川上操六(薩摩)。
ドラマの中では第三話が見ごたえがありましたね。朝鮮半島で「東学党の乱(甲午農民戦争)」が勃発した際、伊藤博文と陸奥外務大臣、川上陸軍参謀次長が派兵について話し合うくだりです。
あくまで派兵について慎重な伊藤に、一個旅団は必要と川上が押し切る。
あとで陸奥と二人になったところで、川上が6000人を派兵するという。
陸奥が驚き、「一個旅団は2000人ではないか」と問い詰めると、川上は平然として「2000人は平時の数です。戦時下にあっては一個旅団は6000人です。閣議決定のあと速やかに上奏すればいい」
陸奥も黙って頷く・・・
司馬氏は「この二人が日清戦争を起こした」と言っています。
主人公である秋山好古(陸軍)と真之(海軍)兄弟も、大山巌、児玉源太郎、東郷平八郎のもと、思う存分実力を発揮します。
「智謀涌くが如し」といわれた真之の「本日、天気晴朗ナレドモ波高シ」は有名ですね。
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歴史って、めちゃ面白くて奥深いですね。こんな面白い歴史をなぜ学生時代に興味を持たなかったんだろうと、遅まきながら最近つくづくそう思います。
2010/1/3(日) 午後 10:08
大河ドラマは、戦国ものか忠臣蔵じゃないとコケルことが多いです。
特に幕末ものはズッコケの鉄板ですからね。どうなるか楽しみです。
2010/1/4(月) 午前 10:19 [ へびぱく ]
echoさん たとえば歴史の教科書は限られた時間で、古代から現代までを教える必要上、必要最小限の事柄しか記述されてませんね。
教える側の先生も、「裏話」的内容も話したいのでしょうけれども、やはり限られた時間内では難しいのでしょう。本当は「裏話」のほうが面白いのでしょうけど・・・
2010/1/4(月) 午後 5:09
へびぱくさん 確かに・・・でも大河でやった「竜馬が行く」は面白かったような記憶があります。
「龍馬伝」のほうは正直あまり興味がありません。昨日このブログを書きながらチョボチョボ見てましたが、あそこまでフィクションをねじこまれるとちょっとシラけてしまいます。
2010/1/4(月) 午後 5:14
歳のせいではないと思いますよ。(^O^)
幕末をそれぞれの信念のもとに生き抜いた人たちが、再度活躍する姿はかっこいいと思います。
本文では触れませんでしたが、西郷従道と山本権兵衛の人物像もいいですね。
ぜひこの面白さを子供たちにも伝えてください。
2010/1/5(火) 午後 10:59
ドラマとしては面白かった、上出来だったと思います。
ただ、内容は難ありです。TBさせていただきました。
2010/1/7(木) 午後 8:27
オノコロさん はじめまして。
ブログ拝見させていただきました。
確かに原作を読まずにドラマだけで「近現代史観」を持ってしまうのは危険ですね。(かく言う私も原作の内容を全部覚えているわけでもありませんが・・(^^;
司馬氏が生前、ドラマ化に対して絶対首を縦に振らなかったのが、没後皮肉な形になって現れたような気がします。
2010/1/7(木) 午後 9:09
こちらこそ、はじめまして
わたしのほうはマンガ「日露戦争物語」から入った口
だったりするんですが、あのマンガのほうが
出来がいいというか、よすぎです。
2010/1/7(木) 午後 9:13
オノコロさん 私はマンガ「日露戦争物語」は読んだことがありません。今度さがして読んでみます。
また暇があったらお立ち寄りください。
2010/1/7(木) 午後 9:29