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友人がサクラマスを釣ったと言って持ってきた。実はこの人、サクラマスを見たことが無い。
別の、これまたサクラマスを見たことの無い友人と、「マスだ」「いやヤマメだ」「ギンザケか?」
「ニジマスかも」と悩んだあげくの訪問だった。
まぎれもなくサクラマスだった。44cmと小ぶりだったが、今の時期にしてはきれいなマスだった。
アユの友釣りをしていて掛けたという。友釣りでマスが掛かることは珍しくないが、ほとんどの場合取り込むのは不可能だ。糸なんかアッというまに切られてしまう。
よく見ると背中にヤスで突かれた傷があった。誰かが逃がしたのだろう。マスの体調が万全でなかったこと、44cmとお手ごろサイズだったこと、その友人が太糸派(メタコンポの0.07号)だったことが重なって取り込めたのだろう。
「焼いて食う」と言うから、「刺身だべや」というと「寄生虫いるんでないの」と言う。確かにいる可能性はある。とすれば「アニサキス」ぐらいだろう。であればいったん冷凍してから食えばいいが、これまで(30年以上)マスはそのまま刺身で食ってきたが、寄生虫にあったことはない。
山形の連中も生では食べないらしい。今年4本仕留めたIG嵐君も、火を通して食べ、やはり「寄生虫が・・・」と言う。私が「刺身が最高だ」と言うと「じゃ今度食べてみます」と、かなり消極的なトーンの返事が返ってくる。
「刺身で食わないでどうする」と言いたくなる。とにかく最高に美味い。秋になってアブラの落ちたやつは別として、春から初夏にかけてのアブラの乗ったサクラマスはマグロの大トロなんか目じゃない。
ほ・ん・と・う・に・美味い。
ただ、時に、あまりのアブラの強さに、アレルギーを起こす人がいる。私自身は幼少のころから生で食ってきて免疫がついているのか全然平気だが、何人かで食っていると、そのうち体中が真っ赤になってくる奴がでてくる。見ると目まで真っ赤に充血している。若干の「かゆみ」はあるらしいが、ほとんどな場合、「全身が赤くなったぐらいでこの魚を食い逃してはなるものか」と、気合で食い続ける。翌日には直るらしい。
それほどまでに美味い魚だ。
是非食べてみてほしい。寄生虫にあたったら、「アニサキスは転げまわるほどの痛みがでるのですぐわかる。すぐに病院へ」
体に発疹がでたら、「翌日にはなおるみたい。・・多分・・」
どちらもいやだという人は、いったん冷凍してから、「ルイベ」にして食べましょう。
冷凍にすると、発疹も出ない。・・多分
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