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昨日まったく遊んでやらなかったので、早朝からラッキーが騒いだ。時計を見ると4時50分。いくらなんでも散歩には早すぎるだろう。
窓から顔を出し「まだはえぇ。静かにしろ」と一喝するとおとなしくなった。再度寝ているとまた「ワン、ワン」6時30分、定刻。
ラッキーを連れ土手を散歩。風はない。「よし小国へいこう、サクラマスだ」
ミミズを準備し、瀬見の沼澤オトリ店のばあちゃんお気に入りの、ヤマトヤのドラヤキを買い(ばあちゃんは腰が痛くて歩けないでいたのでお見舞いがてら)、田んぼからの濁りが入っているとこまるので、大横用にピンピンを採りに鳴瀬の本流に。
本流の状態は昨日より良い。風もない。土曜なのに釣り人もいない。猛烈に竿を出したくなったが、グッとこらえて、小国へ出発。
347号線、県境の鍋越峠を越え、尾花沢へ入るとまもなく正面に月山が見えてくる。まだまだ雪で覆われていてまっ白。丹生川を越える。こちらも雪代がおさまり状態はバッチリ。ここも竿を出したくなるのをこらえる。
押切から近道で小国の満沢へ。満沢橋への下り坂、正面に禿(かむろ)岳。こちらは沢筋が少し白く残っているだけでほとんど雪はない。
47号線を舟形へ向け西走。途中の田んぼではポツリポツリと代掻きが始まっていた。
狙っていた現場に着く。釣り人が3人釣りを終えていた。1人はヤマメ狙い「ハヤばっかりです」と早々に上がったらしい。あとの2人はルアーでサクラ狙い。「ダメだった」
朝イチからさんざん攻められているにもかかわらず竿を出す。釣れないと分かっていても出す。
釣れないという自分と、俺なら釣れるという自分が一つの肉体に同居する。
開高健曰く「釣り人の絶対矛盾的自己同一」
一級ポイントのはずだったが去年に比べてずいぶん浅くなった。水位も夏場の渇水期なみに落ちている。
結果、ハヤ2尾。
続いて少し下流へ移動。ここは数年前Rikyuさんを案内してきて、私が釣ってしまったポイント。
こちらは深みはあるものの筋がはっきりせず、全体にドンヨリした流れになってしまった。
あちこちの筋らしきところを流し、一番と思える筋で粘る。結果ハヤ6尾。1尾40cm近いのが掛かったときは一瞬ドキッとした。
近くでハヤ(アカハラ)の築瀬(ツキゼ)漁をしていたおじさんと世間話。「毎日釣りっこがくるな。釣ったのは見たことねぇ。マスは来てると思うけんど釣れねぇべナ」 そのとおりでした。
地元の天才釣り師IG嵐君の話では、下流部(13号線から下)までは釣れているがここのところの渇水であまり動いていないとのこと。
一雨来れば、また遡上再開となるだろう。
しばらくは田んぼの濁りが入るので、次に狙えるのは今月下旬か6月に入ってからになりそう。
後ろ髪を引かれる思いで通り過ぎてきた鳴瀬や丹生川が妙に気になった。
瀬見のばあちゃんは、だいぶよくなっていて歩いて玄関まで出てきた。よかった。
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