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山・川・海・・自然三昧

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どうも雲行きが・・・

5月のGWの喧騒が去ったころ、神奈川からR久さん御夫妻が遊びにいらした。
3日間の滞在目的の主なものは山菜採りだったが、最終日には少し、鳴瀬本流での釣りもなさった。

移動の車の中、R久さんから、昨年秋に起こった、田母神俊雄前航空幕僚長問題の話が持ち上がった。

本をお買いになって読んでみたら面白かったということ。

実はその数日前、私も本屋でその本を見つけ、興味を持っていた次第。

「買うことはありませんよ。送ります」ということで、さっそく送られてきた。
全部で3冊あったのだが、そのうちの2冊。
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当時は大騒ぎになった問題。私もこのブログで少しふれたが、決着のしかたにはピンとくるものがなかったのは事実。政府見解に反した重罪人のような扱いにもかかわらず、ならばなぜ懲戒免職にできなかったのか。「歴史の都合の良い部分だけをつなぎ合わせたもの」という論評が、新聞をはじめ多くのメディアでの意見だったように記憶している。

この2冊の本を読んで、「やはり知るということは大切だ」と思った。

田母神氏の意見にも同意しがたい部分もあった。

例えば「大陸での植民地支配は、他の国に比べれば極めて穏健だった」・・
あっちよりはこっちのほうが「マシ」というのは納得できない。

また「大陸における日本軍の進駐は条約にのっとったもの」圧力をかけて無理に結んだ条約という意見に対して「圧力のない条約などない」という論調も組みし難い。

一部では軍(おそらく関東軍のことだと思うが)の暴走もあったが、と述べているが詳しくは書かれていない。一部の暴走で済ませて良いのか。個人的には、明治憲法下における「統帥権」にも言及してほしかった。

田母神氏に同意できる点もあった。

戦争とは直接関係ないが、教育論として「小・中・高の教育には強制が必要」・・まったく同感。
子供の人権も、もちろん大事ではあるが、そこに逃げ道を見つけて斜行した「ゆとり教育」などは論外。

また、国会(参議院外交防衛委員会)で「憲法を改正すべきか」との問いに
「はい。国を守ることについて、これほど意見が割れるようなものは直した方がいいと思います」と答えている。

これも同感。憲法の良し悪しではなく、憲法は国家の根幹をなす法である以上、解釈の仕方が何通りもあるようなものであってはならないはず。

さらに、この2冊の本で、自衛隊、とりわけ防衛省の内部事情がよくわかった。
背広組の下に置かれた制服組の実情も・・・・

日本政府が「村山談話」なるものを後生大事にまもっているのも理解しがたい。


などなど・・いろいろな思いがあるのだが、最近面白い(と言ったら不謹慎か?)ことがあった。
北朝鮮の核実験。

それに対し、中谷元 元防衛庁長官が「北の核施設やミサイル基地を攻撃する、いわゆるアクティブディフェンスがあってもよい」旨の発言をした。その後、メディア等がどう反応するか興味をもって見ている。

なぜなら、上の本の中で田母神氏もふれている。そのまま抜き出すと

「日本防衛のうすら寒い実態は、平成18年7月5日、北朝鮮が日本海に向けて7発のミサイルを発射したときの対応にも表れている。このとき政府部内で北朝鮮のミサイル基地を攻撃する話が持ち上がった。随分古い答弁であるが「座して死を待つ」のではなくて、自衛隊機に北朝鮮のミサイル基地を叩かせるのは憲法違反ではないという国会答弁がある。もちろん現在の自衛隊には、これを成功させる十分な能力ははない。元々敵地攻撃能力を準備していないからである。だが、自民党の政治家が二言三言しゃべっただけでマスコミの圧倒的な反対に遭って議論まで断念せざるを得なかったと記憶している。この場合にも結局十分な議論を行うことはできなかった。
 議論ぐらいしてもいいのではないか。議論することさえけしからんというなら本当に日本は民主主義国家なのか。国防とは国家の存立がかかっているのである。無法国家の攻撃から国家を守るためにやれるべきことは何でも議論するのは、当たり前のことではないだろうか」

果たして3年前のこのことを踏まえて、日本の各メディアはどういう論調を繰り広げるのか・・

と言っても、今の日本のメディアは「ズル」く立ち回るだけだろうけど・・・

数学は楽しい?

以前我が家を訪れた友人が、私の書棚を見て、「お前の読む本には脈絡がねえな」と言ったことがあります。

まあ、そう言われても仕方がないのかもしれないのです。種々雑多な分野の本がただ並んでいるだけなのですから・・・

でも最近は「小説」の類は本当に読まなくなりました。何年か前に直木賞をとった熊谷達也さんの「邂逅の森」以来読んでいませんな。この本は秀逸でした。

私にとって、その本がおもしろいかどうかは、「中断された時の心理状態」によりますね。

つまり途中で「お父さんご飯だよ」などと言われた時にどれだけ「イラッ」とするかです。
「はいよっ」と気軽に中断できるか「もう、いいとこなのに、後にしてくれよ」と思うかです。

本当にイラッとくるような本はなかなかありませんな・・

でも最近読んだ本でイラッとくるのがありました。この本は非常に面白かった。

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先月だったと思いますが、2007年にテレビで放送されたNHKスペシャルの再放送がありました。
タイトルは「100年の難問はなぜ解けたのか 天才数学者 失踪の謎」です

非常に興味深い内容でした。数日後、たまたま寄った書店で、それが本として出版されているのに気づき、即購入。

1904年 ガリレオやニュートンとともに「知の巨人」と称された、フランスの天才数学者アンリ・ポアンカレが世に出した「ポアンカレ予想」が解決を見るまでの内容です。

「ポアンカレ予想」は2000年、アメリカのクレイ数学研究所が発表した、7つの「ミレニアム懸賞問題」といわれる、数学界の超難問のうちのひとつです。解決者には賞金100万ドルが贈られます。


本の内容を詳しく書くのは好ましくないので書きませんが、
ポアンカレ予想とは「単連結な三次元閉多様体は、三次元球面と同相である」というもの。

「なんのこっちゃ?」です。

わかりやすく(?)表現すると(あくまで理論上の話です)「宇宙空間に長いロープをつけたロケットを飛ばし、宇宙を一周して戻ってきたロケットのロープと手元にあったロープを引きよせる(地引網のように)もし、ロープがすべて回収できれば宇宙は丸いと言える」

この人をくったような予想と、世界の名だたる数学者との格闘。それに終止符を打ったのがロシアの天才数学者グリゴリ・ペレリマンでした。

予想を発表したポアンカレ自身が残した言葉「Mais cette question nous entrainerait trop loin(しかしこの問題は、我々を遥か遠くの世界へ連れていくことになるだろう)」

この言葉には、実に深い意味が込められていたことに気づき、なんとも言えない因縁めいたものを感じます。

皆さん、ぜひ読んでみてください。面白いですよ〜〜〜〜〜〜 (?.?)

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