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日産の型式記号

どうも、レパードのタイヤを買わなきゃなぁ…と思い始めた琵琶湖ライナーです。

日産GT-R。日産はもちろん、全ての国産スポーツの頂点に立つスポーツカーです。
これに対向できるのはホンダNS-Xぐらいでしょう。

さて第二世代GT-Rとして有名なBNR32/BCNR33/BNR33。
R33だけ型式にCが入っていることを不思議に思ったのは私だけではないはず。

初めて気になりだしたのは確か中学の頃ゲーセンで湾岸ミッドナイトのアーケード版をしていたとき…
って私の話はどうでもいいですね。

閑話休題。
BCNRのCとはなんぞや。なんでR33だけにあって、R32/R34にはないんや。

そんな疑問に答えつつ、その他の80-90's日産スポーツの型式について自分なりに調べたことを纏めてみようと思います。

車種記号と機能記号

まず、1車種には1つの型式が割り当てられます。
BNR32の「R32」がこれにあたります。
BNR32は、R32スカイラインという1車種の中で「BN」が意味する機能を持ったグレードだということです。

型式記号の前に付けられる機能記号は、基本的にエンジン型式、駆動方式などの情報が含まれています。
BNR32の場合、「B」はRB26エンジン、「N」は4WDであることを意味しています。

R32の場合、エンジンが4種類のエンジンが設定されています。
CA18エンジンは「F」
RB20エンジンは「H」
RB25エンジンは「E」
RB26エンジンは「B」
の意味があります。
ここで注意しなければいけないのは、NA/ターボやSOHC/DOHCなど各エンジンの詳細なスペックは区別しないということです。
また駆動方式はFRと4WDの2種。
この時、R32はFRを基本とした車種なので、FRの場合は機能記号は付きません。
4WDの場合のみ、「N」が付きます。

ドリフトベースとして有名なHR32はRB20搭載でFR方式のR32だということです。
上記の通り、型式だけではターボなのかNAなのか、シングルカムかツインカムなのかは分かりません。

「C」とは

さて、BCNR33の「C」とは一体何なのでしょうか。
私が初めて疑問に思った時、友達に聞いたら
「R33GT-Rには実はセダンモデルがあって、それと区別するためクーペのCだよ」
と教わりました。当時はそれで納得し、その友達の物知りに感服した記憶があります。

ところが、これは間違いです。
確かにR33GT-Rにはセダンのモデルが存在しますが、調べてみるとセダンGT-Rの型式もBCNR33なのです。

おいあの野郎ウソ教えやがったな!

実は「C」の意味するところは「ハイキャス搭載」という意味です。
ハイキャスとは、日産が開発した4輪操舵機構、いわゆる4WSのことです。
詳しい説明は省きますが、スポーツ走行の為に開発された機構なのです。


機能記号の省略

ここまで読んで、じゃあR32とR34GT-RはCが付いてないからハイキャス無いんだな、と思ったと思います。
実は、ハイキャス付いてます。
機能記号の法則として、区別する必要が無い場合は省略できる、というものがあります。
実例で説明しましょう。

R33スカイラインには、GT-Rの他にも4WDモデルがあります。
その4WDはスポーツ走行の為ではなく、雪道などを走りやすくするための4WDです。

上記の通り、ハイキャスはスポーツ走行の為の機能ですから、この雪道グレードには必要ありません。
ここで、ハイキャス付の4WDとハイキャス無の4WDを区別する必要が出てきます。
R33の「C」はこれを区別するための記号なのです。

R32/R33の場合、4WDモデルは全てスポーツグレードなので、4WDなら全てハイキャスが付いてます。
だから、4WDを示す「N」が付いていれば、同時にハイキャスも付いているという意味になるのです。

その他の車種

S13シルビア
S13シルビアは前期型がCA18エンジンを搭載し、後期型はSR20エンジンを搭載しています。
上記の通りCA18エンジンの記号は「F」ですが、前期型はこれ以外にエンジンは無いので省略され、さらにFR方式のみなので型式はシンプルに「S13」。

ところが後期型になりSR20を搭載するようになると、前期型のCA18モデルと区別しなければなりません。
そこで「PS13」と型式が変わります。

この「P」はSR20を表す記号かと思われますが、プリメーラなどに横置き搭載される場合のSR20は「H」記号です。
「H」だとRB20と被ってしまうので、おそらく縦置きと横置きでは同じエンジンでも記号を変えていると思われます。

フェアレディZ32
Z32は
・二人乗りクーペ/2by2/コンバーチブルの3種類のボディ
・エンジンはVG30のみ
のように分かれています。
まず二人乗りクーペは基本グレードなので、機能記号は無し。
2by2なら「G」、コンバーチブルなら「H」が付きます。

エンジンはVG30一種類だけなのですが、実は「ツインターボ」グレードに搭載される「VG30DETT」は特別なエンジンらしく、通常のNAのVG30とは区別され機能記号「C」が与えられています。

例えば、NAで2人乗りのクーペなら型式は「Z32」
NAの2by2なら「GZ32」
NAでコンバーチブルなら「HZ32」
ツインターボで2by2なら「GCZ32」
のように区別されます。

F31レパードとY31セドリック/グロリア
F31とY31はスポーツカーではありませんが、型式記号に興味深い違いがあります。
F31とY31はそれぞれ最上級グレードはVG30を搭載しています。

ところが、F31のVG30モデルは「UF31」、Y31は「PY31」。
どちらも基本的に同じエンジンで、双方にシングルカム/ツインカムやNA/ターボがあります。

「P」はその後もVG30を表す記号として使用されますが、「U」がVG30を意味するのは後にも先にもF31レパードだけ。
なぜなんでしょうね。

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