ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 19本目製作国:イギリス
製作年:2017年
<スタッフ>
監督:ジョー・ライト
脚本:アンソニー・マクカーテン
撮影:ブルノ・デルボネル
<キャスト>
ゲイリー・オールドマン:ウィンストン・チャーチル
クリスティン・スコット・トーマス:クレメンティーン・チャーチル
リリー・ジェームズ:エリザベス・レイトン
スティーブン・ディレイン:ハリファックス子爵
ロナルド・ピックアップ:ネビル・チェンバレン
<感想>
ドイツとの融和政策をとり、国民の信を失ってしまったチェンバレンに代わって、首相に選ばれたのは破天荒な政治家チャーチルであった。欧州で嵐のように暴れまわるヒトラーに対抗しようとするが、国庫に必要な金はなかった。しかも欧州戦線でヒトラーに散々な目に遭い敗戦が色濃くなっていた。頼みの米国も自国主義を貫き、参戦意欲を引き出すことはできなかった。ロンドンはドイツ空軍の空襲で被害は拡大、四面楚歌の中でチャーチルは困窮しているのであった。そんな中、元の首相のチェンバレンたちはドイツとの融和を目指し圧力をかけてくるのであった。
海軍大臣時代、ガリポリの戦い(ダーダネルス海峡の戦い)を命じて大敗戦に導いた張本人とされていたチャーチル。彼を首相にすることになったのは、失敗をした後なので彼ならコントロールしやすいと思ったのか、それとも非常時には常識が通用しない男を充てたほうが良いという力学が働いたのかわからない。中学生時代に彼の自伝を読んだが、学生時代の破天荒なふるまいは今でも心に残っている。
チャーチルをまさかゲイリー・オールドマンが演じたのはちょっとビックリ。どうなんだろうかと思っていたが、すばらしい役づくりを見せてくれた。最初に彼に出会ったのは『レオン』の刑事役であったか。錠剤の麻薬を口で噛むシーンのキレた演技は、今も目に焼きついているのだ。ヒールでダーティなイメージだったけれど、本作で認識を改めなくてはいけないと思った。
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