リベリアの白い血 297本目製作国:アメリカ
製作年:2015年
<スタッフ>
監督:福永荘志
脚本:福永荘志
共同脚本:ドナリー・ブラクストン
撮影監督:村上淳
オーウェン・ドノヴァン
<キャスト>
ビショップ・ブレイ:シスコ
ゼノビア・テイラー:ジョイ
デューク・マーフィー・デニス:フランシス
ロドニー・ロジャース・ベックレー:マーヴィン
ディヴィッド・ロバーツ:ジェイコブ
<感想>
リベリアのゴム農園で働くシスコ。過酷な状況の中、安い給料で働いていたため、状況を改善しようと仲間を募ってストを行う。やがて経営者はストの参加者を家から追い出すという行為によって圧力をかけたため、ストは何も変える事ができず終結してしまう。シスコはニューヨークに行った親類を頼り、タクシードライバーとなって働きはじめる。もちろん就労許可は取っていなかった。それでも働くシスコに希望の光が見えたかと思ったのであるが・・・・
この作品で撮影監督を務めた村上淳氏は、この撮影を終えてNYの自宅に戻った後にマラリアを発症。6ヵ月後に還らぬ人となった。2013年のことであった。数々のドキュメンタリーを撮り、賞も獲得していて将来を嘱望されていた人物である。同じくNYを拠点に活躍する福永監督は、村上氏のゴム農園で働く人々のドキュメンタリーに関わり、一緒に映画を撮影することを決意してこの作品の構想を練ったという。リベリアでのシーンを撮影後に亡くなったため、映画は未完成であった。村上氏の奥様は福永監督の妹であることもあり、受けた精神的ショックのためしばらくは映画に取りかかれなかったが、亡くなった翌年にアメリカ部分を撮影し完成に漕ぎ着けた。
タクシーの中で身の上話を聞いた実業家らしき男が、シスコにタクシー料金以上の金を払った際、「このお金は受け取れない」と切々と訴える姿が印象的であった。
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