金曜日の23時半過ぎに家を出発。東名高速道路を西へ向かう。渋滞に巻き込まれること無く、スルスルと三重県に入る。何度か休憩をしてのんびりと走ってきたが、眠気が襲ってきたので5時前に多気サービスエリアで仮眠を取る。目覚めると夜の帳がうっすらと明け始めていた。
五十鈴川を渡る前にパチリ。
砂利を踏みながら境内を歩くと、見覚えのある木々が出迎えてくれた。そういえば、今月は神無月。八百万の神々は、出雲大社で集会を開いているのでそこに居ないというのだ。でもこれって本当なのか・・・調べてみるとどうもこれは後から作った俗説らしい。神無月という名称の由来は、はっきりしないのだそうだ。
社殿の奥に連なる森は木の密度が濃い。聞くところによると、20年に一回行われる遷宮で使われる檜材は伊勢神宮に隣接する山から伐り出されていたという。明治以降、材料が無くなってしまい、他の山から供給されていたのだそうだ。大正時代、伊勢の山からの供給を復活させようと計画が立てられた。それは2400年には、伊勢の山から必要な木材を供給するという壮大な計画だという。
内宮、外宮と参詣を済ませ朝食を採ることにする。外宮から近鉄の伊勢市駅までの間にちょっとした商店街があるので、そこに向かう。東海地方では超高級店でお粥朝食が1000円ちょっとで食べられるという。そこはパスをしてスマホで検索しながら街をそぞろ歩く。三階建ての旅館、山田館が元気な姿を見せてくれた。宮大工が建てたというこの旅館。昔はこのような旅館が軒を並べていたそうであるが、昔を伝えるのはこの旅館だけになってしまったのだそうだ。
すると危険な香りのする喫茶店を発見。佇まいに恐れを為すが、神様に清めてもらった体である。きっと大丈夫と思い、ばっちゃんの反対を押し切って中に入る。
誰も居ないのか、と思ったがばっちゃんが勇気を振り絞って声をかけると、白い頭巾を被った姉様(ねえさま)が出て来た。決して上等な服では無いけれど、清潔でぱりッとした姿であった。店の中は昭和の映画の中から出てきたようで、懐かしさと雑然さが入り混じっている。伊勢うどんが美味しいと店に書いてあった(本当だよ)ので注文する。奥に引っ込んだ姉様がしばらくするとうどんを持ってきてくれた。伊勢うどんは出汁が無い麺である。コシは無いがその分味わい深い。このうどんは”当たり!であった。美味しかった。
ばっちゃんは伊勢うどんを注文。具が入っていないのが標準的である。ここのうどんには蒲鉾が入っていた。
自分はきつねが入ったうどんを注文。蒲鉾も美味しかった。手書きの勘定書を乗せてくれた。「消費税」を判子で押してあるところに律儀さを感じる。
讃岐などのうどんの名所とは一線を画し、コシの無いもっちりとした麺。最初食べた時は否定的だったけれど、改めて優しさ溢れる麺であることを知った。
店を出てそぞろ歩きをしていると、ばっちゃんが赤福に冬季限定のぜんざいがあることを発見。さっそく入店していただく。美味い。
伊勢から名古屋に移動。ランチを大東飯店でいただく。大混雑であった。
ばっちゃんはラーメンチャーハンセット700円。おっさんランチである。
自分は台湾ラーメンとライス。
夜は一族郎党がばっちゃんの実家に集まり大宴会でありました。
Hoaoi殿の専売特許のやらせ乾杯。
牡蠣のオリーブオイル漬けと昆布蒸し。磯自慢を呑み始めた頃、自分は寝落ちしてしまったらしい。
ごちそうさま
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