皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇 287本目製作国:アメリカ/メキシコ
製作年:2013年
<スタッフ>
監督:シャウル・シュワルツ
撮影:シャウル・シュワルツ
<感想>
メキシコの町シウダー・フアレス。世界で一番危険な町と言われるのは、麻薬のカルテルが支配する町だからである。この町では政府も警察もカルテルに買収されており、正義は行われるはずもない。そんな町で殺人事件を調べる一人の警官が居た。そんな麻薬カルテルのボスを讃える歌を歌う青年達が居た。彼らの歌は「ナルコ・コリード」と呼ばれ、ジャンルとして確立されつつあった。その歌を歌ってビッグになろうとする青年が居た。二人を取材して、狂気の世界を鋭く描き出すドキュメンタリー。
メキシコの麻薬戦争は底なし沼だ。麻薬に群がる人達は、金と名声を得ようと死に物狂いで戦う。その戦いに巻き込まれて一般市民は塗炭の苦しみを受けているのである。監督は報道カメラマンである。現実をお茶の間に引きずり出して、観ている人達を叩きのめすような画像をガンガンと送り込んでくる。事実に圧倒され、息苦しさと刺す様な痛みを感じる作品であった。
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