今日何食べた? 押忍!!おっちゃんの部屋2

2歳児から「あやしい〜」と言われる・・・まだまだ頑張らねば

映画、暗いトコ好き

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66.汚名

汚名  66本目

製作国:アメリカ
製作年:1946年

<スタッフ>
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原案:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:ベン・ヘクト
撮影:テッド・テズラフ

<キャスト>
イングリッド・バーグマン:アリシア
ケイリー・グラント:デブリン
クロード・レインズ:セバスチャン
ルイス・カルハーン:プレスコット

<感想>
戦争相手のドイツのスパイとして、アリシアの父親は当局に逮捕されてしまった。売国奴の汚名を着たアリシアはFBI捜査官のデブリンから、ドイツのスパイの疑いがあるセバスチャンを調べて欲しいと頼まれる。セバスチャンとアリシアの父親は、顔見知りであったのだ。
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イングリッド・バーグマンとケーリー・グラントが、終戦後に南米に逃げたナチを追う映画である。当時、ナチの残党を追っていたのはイスラエルだけでなく、アメリカも追っていたということだ。知らないでいたのは不勉強であった。

そして人生はつづく  65本目

製作国:イラン
製作年:1992年

<スタッフ>
監督:アッバス・キアロスタミ
脚本:アッバス・キアロスタミ
撮影:ホマユン・パイヴァール


<キャスト>
ファルハッド・ケラドマン:父親
プーヤ・パイパール:息子プーヤ

<感想>
1990年にイラン北部を襲った大地震。前作を撮影した地区が地震に襲われたのである。撮影に参加した人達の安否を気にした監督は、息子と一緒に北部を目指して走り出す。ところが道路は寸断されていて、なかなか前に進めないのであった。
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「友だちの家はどこ?」の撮影の後、地震に教われた撮影地を訪問するという設定である。実際に監督は被災地を息子と一緒に出かけたエピソードを映画化したもの。それから「オリーブの林をぬけて」を加えて3部作となっている。村の人達の生活を丹念に切り取り、普通の生活をドキュメンタリー風に描いて、災害の後でも前向きに生きる人々を生き生きと表現している。



64.孤狼の血

孤狼の血  64本目

製作国:日本
製作年:2017年

<スタッフ>
監督:白石和彌
原作:柚木裕子
脚本:池上純哉
撮影:灰原隆裕

<キャスト>
役所公司:大上章吾
松坂桃李:日岡秀一
真木よう子:高木里佳子
滝藤賢一:嵯峨大輔
音尾琢真:吉田滋
駿河太郎:上早稲二朗
中村倫也:氷川恭二
中村獅童:高坂隆文

<感想>
広島の大暴力団をバックにした新興勢力「加古村組」は、広島の地方都市に進出してきた。地場の暴力団「尾谷組」の縄張りを侵食し初めていた。新米エリート刑事として着任した日岡は、先輩刑事の大上とコンビを組むことを命じられる。加古村組の息のかかった会社の経理担当者が失踪する。事件の捜査を開始する大上は、常識はずれの行動で捜査を行い、日岡を戸惑わせるのであった。
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役所公司の悪徳刑事の役である。ザンバラの髪の毛が顔にまとわり付く。脂じみた皮膚にまとわりつく髪の毛が、観ているこちらがわの心にまでまとわりつくような感じがした。役者というのはそんなところまで作りこんでいくのか、改めて感心させられた。新人刑事の松坂桃李、色気が出てきたなと思った。もちろんそのケは無いのであるが、仕草やセリフの端々になんともいえない色気が見えるような気がするのだ。うう〜ん 呑み過ぎなのか。


63.ぼんち

ぼんち  63本目

製作国:日本
製作年:1960年

<スタッフ>
監督:市川
原作:山崎豊子
脚本:和田夏十
   市川昆
撮影:宮川一夫

<キャスト>
市川雷蔵:喜久治
若尾文子:芸者 ぽん太 
中村玉緒:弘子
草笛光子:幾子
越路吹雪:比佐子
山田五十鈴:勢以 喜久治の母
船越英二:喜兵衛 喜久治の父

<感想>
大坂の老舗足袋問屋の一人息子喜久治は、妻を母親の勢以と祖母に追い出されてしまっていた。父の喜兵衛は養子で家ではまったく立場がなかった。花街に通うようになった喜久治は、芸者のポン太、幾子、比佐子と次々に妾を作っていくのであった。やがて戦争が始まり足袋屋は蔵だけを残して、空襲で焼けてしまうのであった。
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市川雷蔵と言えばチャンバラである。その彼の現代映画への出演はこれまで観たことがなかったのである。あ、その前に金閣寺を扱った「炎上」があったか。老舗の商店の放蕩息子は、放蕩の度合いはズブズブで底なしである。端正な顔立ちの市川が演じていると、さもありなんと感じてしまったのはちと彼に失礼であろうか。



62.エル・クラン

エル・クラン  62本目

製作国:アルゼンチン
製作年:2015年

<スタッフ>
監督:パブロ・トラベロ
脚本:パブロ・トラベロ
   フリアン・ヨオラ
撮影:フリアン・アペステギア

<キャスト>
ギレルモ・フランチェラ:アルキメデス・プッチォ
ピーター・ランサーニ:アレハンドロ・プッチオ
ジゼル・モッタ:シルビア・プッチオ
フランコ・マシニギ:ジェルモ・ジェルモ・プッチオ
ガストン・コッチャ:ラーレマギラ・プッチオ
アントニア・ベンゴエチェア:アドリアナ・プッチオ

<感想>
アルゼンチンで暮らすプッチオ一家。軍の仕事をしていたアルキメデスは相当な収入を得ていて裕福であった。マルビナス戦争(フォークランド紛争)でイギリスに停滞敗北を喫したアルゼンチンは、民政に移管していく。アルキメデスでは職を失うことになってしまう。すると彼は誘拐ビジネスを思いつき、自宅に誘拐した人物を隠し、何事も無い様に振舞うのであった。
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フォークランド紛争(アルゼンチンではマルビナス戦争)の敗戦後、軍事政権のガルチェリ大統領は失脚。引き継いだ軍人政権も急速に国民の支持を失って失脚する。民政に移行することによってアルキメデスは、軍事政権内で失職。自分の子供の友人の誘拐を皮切りに、誘拐して身代金を奪うという手口で4人を誘拐し3人を殺害したという。巻き込まれたのは長男のアレハンドロをはじめとした、妻や子供達。アレハンドロは逮捕後に自殺を試みるが、九死に一生を得た。しかしその後も自殺未遂を繰り返し、若くして亡くなる。不気味なのは父親のアルキメデス。幹懲役であったが20数年刑務所で過ごしたあとに出所。弁護士の資格を取り、自分の弁護をしたという。映画でも現実でも最期まで自分の犯した罪を認めようとせず、家族を巻き込んで人生を狂わせたのに何も感じていない様子なのだ。おそろしい。
この作品の計画が明らかになった2012年、アルキメデスから監督に会いたいと連絡があったそうなのだが、パブロ・トラベロ監督は会うことができなかったそうだ。その後間もなく、アルキメデスは突然死亡してしまう。もし会っていたら彼は何を話したのであろうか。




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