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ジョナサンのアサイーヨーグルトボウルモーニング 税抜き499円。
夜もいいのか? 流星ワゴン 重松 清・著 講談社文庫刊 34冊目永田は38歳。息子は中学受験に失敗して家庭内暴力、妻はテレクラに登録して外で男と会う。そんな現実の中、漠然と「死」という選択肢を選ぼうとしていたある日、オデッセイに乗った父子に声をかけられたのであった。
先日の呑み会の帰り道。23時まで営業しているブックオフで、買ってしまった本である。交通事故で死んだ父と息子が乗るワゴンで、自分の分岐点となった場所につれていかれる永田。結果をしっていながら、変えることができない苦しさを味わいながら、現実に立ち向かううち「ここから始めなきゃいけない」という心境に至る。
設定がファンタジックだけれど、生々しいエピソードに包まれているうち、身につまされいつの間にか自分に置き換えていくことに気付いた。シゲマツさすがである。(上から目線申し訳ない)
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ほほほの本
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ちょい太でだいじょうぶ 鎌田 實・著 集英社文庫刊 33冊目実は痩せたのである。人生最高の体重だったのは札幌時代であろうか。86キロもあった。毎晩すすきので夜回りをした結果である。もちろん前任地であった中洲、あ、いや、福岡でも、夜回りは真面目にやっていた。年齢と共に新陳代謝力が衰え、ずんずん育ってしまったのである。ブロ友が大手術をして、術後体重をさらに落とす必要が生じた。沖縄に住む彼の体重を減らす目的で、LINEで体重を公表したのが昨年。約一年かけて82キロあった体重を、75キロそこそこまで減らしたのである。やればできる子なんです。 この本で鎌田先生は、いかにストレスを感じずに痩せるかということを書いている。毎日体重計に乗ると、何をすると太って、何をすると痩せるかがすごくよくわかる。だから時々食べ過ぎてもいいのである。食べ過ぎたら、走ったり何かを我慢するだけで元に戻る・・・ということが経験則でわかるようになるのだ。ただ我慢するだけのダイエットでは長続きしないし、リバウンドが激しいのである。 |
答えは必ずある 人見光夫・著 ダイヤモンド社刊 32冊目マツダ復活の物語である。世界的には中小メーカー規模のマツダは、フォードの傘下となり再建を果たした。その後、泣かず飛ばずになっていたところ、起死回生の戦略が「サステナブル Zoom−Zoom」であった。その後エンジンからシャーシに至る、省エネシステムとして開発された「スカイアクティブ・テクノロジー」が世界に注目され、あのトヨタと提携するに至ったのである。 ハイブリッドや電気自動車ではなく、内燃機関の最高効率を追及したところに、マツダの凄みがある。19世紀始めにオトーが4サイクルの技術を確立してから、約200年。内燃機関の技術はもう出尽くされてしまい、これ以上の効率化は困難と考えられてきた。そこで、電気自動車やハイブリッド、燃料電池者が時開発されてきたのである。マツダは多くが熱で吐き出されてしまうエネルギーを、パワーに替えようと挑戦を決めた。シリンダー内での圧力を高め、燃料を希薄にして、ノッキングを防ぐという難しい課題に異丼で成功させたのである。組織論や考え方も記されてあって、読んでいて楽しい本であった。 マツダの前身、東洋工業時代にマツダはロータリーエンジンを量産させることに成功した。ロータリーエンジンの基本構造は、ドイツの研究者フェリクス・ヴァンケルによって作られた。試作機は出来上がったが、数々の問題を抱えており、「実用化できないエンジン」と言われていた。ドイツの会社を通じて、開発を進めた結果、ついに量産化に成功。コスモスポーツに搭載されたのである。12Aから13Aと開発が進み、R26Bを搭載した787B(6ローター)は、1991年のル・マンで優勝するに至った。技術者達の飽くなき研鑽が生んだ結果だT思う。 これだけの技術を持つマツダを放っておくわけが無い。トヨタはすかさずマツダとの提携を結んだ。あれだけの生産量とハイブリッド技術を持つトヨタがナゼ? と思う向きもあるかも知れないが、トヨタの弱点はエンジンである。年配の方は知っていると思うが、トヨタ車の高性能エンジンのメーカーは以前ヤマハ製であった。世界の名車トヨタ2000GTもそうである。ハイブリットにスカイアクティブ技術で作った園児を組み合わせれば、さらに低燃費となる。何しろスカイアクテブを導入したデミオは、リッター30キロも走るそうである。 車好きには面白い本であった。 |
カリスマ添乗員が教える人を虜にする極意 平田進也・著KADOKAWA/中経出版刊 31冊目<感想>
2万人のフォロワーを持つ添乗員である筆者。どうやって今のように「カリスマ添乗員」と呼ばれるようになったのか、ということを明らかにした書である。どうしたら人の心をつかまえることができるのか、そのことを朝から晩まで考え続けている姿には頭が下がる思いである。最初にどうやって心をギュッとつかむか、試行錯誤をする姿は素晴らしい。媚びるだけではなく、時折突き放すようにして接したり、トラブルがあったときは誠心誠意代替案を考え、もし要望に添えなかったら素直に謝る・・・こんな姿勢はビジネスだけでなく、一般人の生活にも役立つと感じた。
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最終退行 池井戸 潤・著 小学館文庫刊 30冊目僕は偏執狂的ところがある。断っておくが、僕は女性には淡白である。決して後を追いかけたり、こっそろ見張ったり、燃えないゴミの日に袋を開けたりはしない。しかし本の作家には、けっこう偏執するのだ。小学生の頃はSF小説にハマってしまった。図書室から借りて来た本を授業中に読むのが密かな楽しみであった。父が市谷の割腹自栽に関わった関係で、その後は三島にハマり、風呂から出てこなかったりしたこともある。「船乗りクプクプ」にハマったり、朝から晩までトム・クランシーだったりした。永遠のなんとかに感動したけれど、筆者の言動に幻滅、いや怒りを覚えて本を全部人に差し上げた。本に申し訳なくて、捨てることができなかったのだ。僕の気持ちとしては、ガソリンをかけて焼き払いたいぐらいの怒りだったのだ。
さて、この本の筆者池井戸潤である。三菱東京UFJ銀行で働いた後、作家となったという。最初の出会いは「下町ロケット」である。おもしろかった。次は「空飛ぶタイヤ」であった。空飛ぶタイヤは、三菱自動車のリコール隠しを題材にしている。おお、元いた会社のケイレツではないか。かなりのリアルな表現にびっくりした。ということは彼の描く銀行小説は、リアルな話なのではないか・・・・すると、いまテレビでやっている花咲舞シリーズも、と思うと興味深々なのだ。
おしまい
(本のハナシは何も書いてない・・・よんでね) 無責任オトコ
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