11.牙のある時間 佐々木譲・著角川春樹事務所刊 11冊目<感想>
北海道の小さな町、そこに東京から引っ越してきた順一と久美。広い農園を持つ隣の円城夫妻が、お茶に招いてくれた。円城夫妻の奔放な性に、二人はどっぷりと浸かるようになっていく。やがて発生した少女の失踪事件が、順一と久美を巻き込んでいくのであった。
筆者の警官ものが好きだ。何冊か読み進むうち、古本屋でみつけた作品である。絶滅した狼を搭乗させ、円城夫妻を狼になぞらえて描いたところが秀逸。
おもしろかった。 |
ほほほの本
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戦国幻想曲 池波正太郎・著新潮文庫刊 10冊目<感想>
死にゆく父に、「有力な武将に仕えよ」と遺言された渡辺勘兵衛。武芸を磨き、「槍の勘兵衛」として天下に名を轟かせる武士になっていた。やがて家族を持つようになり、様々なわずらわしい家のことに巻き込まれ、猪突猛進してきた勘兵衛も普通の男と同じ悩みを抱えるのであった。風雲児として、戦国を生きた男の生き様を描いた作品。この本は水道橋で手に入れた。学生時代の水道橋、御茶ノ水にはたくさんの古本屋があった。古本屋巡りをしていて日が暮れたこともある。この日は目の検査のため、会社をサボ、、、あ、いや、休んで水道橋にいたのである。診察が始まるまで40分あったので、立ち食いの寿司屋で昼食を済ませ近くにあった古本屋に入る。古本のタイトルを眺めて過ごしていると、ふと目に入ったのがこの本であった。久し振りに楽しい時間でありました。 |
地域発ヒット商品のデザインバイインターナショナル刊 9冊目<感想>
全国で良く売れている土産物のパッケージ、ネーミング、などを紹介している本である。商品コンセプトを読んでいると、いろいろなアイディアがあるのだなと感心させられたのである。これから先、気仙沼での商品作りに役立ちそうである。
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モノが少ないと快適に働ける
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雑食動物のジレンマ 上・下 マイケル・ポーラン著東洋経済新報社刊 6・7冊目<感想>
アメリカのスーパーに並ぶ商品を、消費者はなんの疑問もなく食べているが、様々な問題を抱えている。巨大な農場を経営していても、儲けが無い農場主。コーンを作ることによって起きる問題。オーガニックという言葉に惑わせられる生産者と消費者。深く踏み込んで調査した内容は興味深い。栽培したコーンからマクドナルドのハンバーグになるまでの道のりを明らかにした第一部、予想通りとは言え気分が悪くなる内容であった。
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