世界一素朴な質問 宇宙一美しい答えジェンマ・エルウィン・ハリス編集 河出書房出版刊 49冊目<感想>
イギリスのトップランナー100人が、子供達の素朴な質問に答えた書である。イギリス小学生の質問に、第一人者が真剣に答えるというもの。「サルはどうしてバナナが好きなの?」から「いつかは過去に戻ることができるようになる?」まで、素朴かつ哲学的な質問に対して、時折ユーモアを交えながらすばらしい答えを披露している。「ううーん、うまいこと答えるなあ〜」と感心させrたれる回答もあって、読んでいて楽しかった。
|
ほほほの本
[ リスト | 詳細 ]
大江戸しあわせ指南 石川英輔・著 小学館101新書 48冊目<感想>
18世紀初頭には人口が100万人に達していた大都市江戸。成人男性の70%もの識字率を誇っていたという。欧州の都市ですら識字率は20%前後であったことを思えば、高い文化を持つ都市であったのだと思う。そしてそこに暮らす人は、シンプルな生活を楽しんでいた。モノを持たないため、余計なものにお金を遣わないという生活習慣が徹底していた。そしてモノをとことん活用するリサイクルの仕組みは、街のいたるところにあった。
元々湿地帯であった江戸は、徳川家が入ってから開墾をして都市部を広げてきた。参勤交代によって多くの武士が住むようになった。武士の多くは国許から出てきた単身赴任者であり、その単身の男性社会を支えるために経済がなりたっていたのだろう。武士はモノを生産せず、消費する存在である。当時のローテク技術で100万人という人が暮らすには、相当なエコ生活が求められたのだと思う。それは徳川400年の間に、そこに住む人々が取得したエコ技術を確立していったのだ。この本では江戸の暮らしを通して、エコについて考えさせられたのである。
|
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く藻谷浩介/NHK広島取材班・著 47冊目<感想>
気仙沼大島での活動を続けてきた僕は、いまちょっとした閉塞感を感じている。毎月彼の地に出かけているのであるが、自分の行動が何かの役に立っているのか、そしてそれがカタチと「なりつつあるのか・・・これが見出せず鬱屈した気分を味わっているのである。そんなときに出会ったのがこの本である。内容は、里山を経済的に活用することで、豊かな生活を生み出そうと努力する人々に話しである。NHKの取材班が特集を組んだようである。
この本の中にはヒントがたくさんあった。特に地域のエネルギーの独立については、一考の価値がある。また余剰の食物を「地域通貨」によって流通させることで、地域からお金が出ていくことを防ぎ、地域経済を活性化するというもの。支出を抑えて、低コストの生活を試みることで地方は再生するというのである。一理ある。
じっくり考えてみたいことができた。
|
武士の食卓 緋宮 栞那・著 幻冬舎刊 46冊目<感想>
武士の食卓とは、いかなるものか・・・その興味の一点でこの本を読んでみた。残念ながら、時代考証による食卓の再現ではありませんでした。ただ、料理本としては興味深いと思う。
|
くらしのくだもの12か月 銀座千疋屋監修 朝日新聞出版刊45冊目
45冊目
<感想>
千疋屋は高級フルーツの店である。うん蔓延もするフルーツを普通に売っている店である。僕が知っている千疋屋は3店舗ある。日本橋、銀座、京橋の3店舗である。銀座千疋屋、京橋千疋屋は暖簾分けだそうだ。歴史はふるく天保年間というから180年を越えているのだ。いまの越谷市に当たる武蔵国埼玉郡疋で槍術を教えていた武士が、今の人形町で開業したのがルーツだそうだ。
本では季節季節の美味しい果物を紹介している。おいしい食べ方はとても興味深い。店で食べたら目玉が飛び出るほど高いので、やはり庶民はスーパーの特売時に買って楽しむしかないな。
|



