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<感想> 経済人による環境NGO「環境を考える経済人の会21(B−LIFE21)」が、2004年に千葉商科大学で 開設した寄付講座を取り纏めたもの。経済界の重鎮が自分の会社や団体で取り組んでいることを一般に 分かり易く説明している。『エコ』という言葉が市民権を得てから久しいが、体系だった学問としての 勉強は今回が初めてであった。しかし断片的に入ってきた情報を、今回一本の線にすることが出来たと 思う。講義の内容については下記の通り。注)役職は2004年当時。 1. 地球環境時代の人間像 三橋規宏 千葉商科大学政策情報学部教授 2. 環境倫理学と共栄の思想 加藤尚武 鳥取環境大学学長 3. 自然と人間の調和を取り戻すために 宇沢弘文 東京大学名誉教授 4. 江戸時代の循環構造 石川英輔 作家 5. 環境構造のための政策を目指す 住谷茂 環境事務次官 6. 温暖化対策と経済 佐和隆光 京都大学経済研究所所長 7. エコハウスから考える環境問題 小林光 環境省環境管理局長 8. バイオマス社会に向けて 藤村広幸 荏原製作所名誉会長 9. 文化活動としての環境保護 馬塚丈司 サンクチュアリジャパン代表 10.宇宙技術と気候変動 山之内秀一郎 宇宙航空研究開発機構理事長 11.「現場」の知見を政策に 革命的雨水プロジェクト 村瀬誠 墨田区環境保全環境啓発主査 12.企業の社会的責任への潮流 小林陽太郎 富士ゼロックス代表取締役会長 13.小売業として「変化の時代」に立ち向かう 岡田卓也 イオン環境財団理事長 14.環境と経済をどう両立させるか 福地茂雄 アサヒビール代表取締役会長 15.「美しい経営」の条件 山路敬三 日本テトラパック元会長(故人) 16.資源採掘から見る環境問題 谷口正次 国連大学ゼロエミッションフォーラム理事 17.真の環境立国に向けて 山本良一 東京大学生産技術研究所所長 この中で最も楽しかったのは、4の石川さんの江戸時代の循環構造。これは都市部に野菜を供給する為に 下肥(排泄物)を売買していたこと。下肥は最も栄養価が高く、作物がよく育った為都市部へ百姓が買い に来ていた。40〜50人いる長屋では年間40〜50両のお金になったとの事。そしてその肥料で作った大根で たくあんを作り、たくあんが漬かると下肥の代金として持ってきたという話には感心してしまった。まだ おまけがある。下肥には回虫の卵がついていて、煮ても何割かは体に入りアレルギー体質になるのを防い でいたという学説まで披露されている。そういえば小学校の高学年まで、我が家では下肥を活用しており その下肥を庭の作物に与えるのを手伝ったがイヤでたまらなかった。(当時、近隣は雑木林と畑だらけで 匂いの放出もヤリたい放題であった⇒幼少の頃の環境によりばっちゃんから『屁コキマン』と呼ば れる素地が出来たと思っている。。。。。真っ赤なウソ。デヘヘ) 11、村瀬さんの雨水活用プロジェクトも興味深いものだった。楽しく読むことができた。
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押忍っ!魅かれる1冊っス!メモメモ♪
2007/7/4(水) 午後 3:48
しゃむとら殿 2005年刊だから書店にはナイと思う
2007/7/4(水) 午後 7:08
江戸時代って結構あなどれないのかな♫
2007/7/6(金) 午前 1:14
tomo殿 江戸時代は植物を中心とした、循環社会だったということなのです。
2007/7/6(金) 午前 8:15
京都亀岡国際秘宝館へようこそお越し、押忍!一緒に勉強しましょう。傑作、押ッス!
2007/8/25(土) 午後 11:19
まつたけ殿 コメ&傑作ポチサンキュ!
2007/8/26(日) 午後 0:07