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北朝鮮の核実験が実施された。先月末のミサイルの発射から、水爆の実験を実施したという。もう既に、核開発・ミサイル開発を停止させるという段階は過ぎてしまったと言い切って良いだろう。今回の核実験(水爆であったかどうかは、これからの分析を待たねばならないが)で、ミサイルによる米国攻撃という手段を得たという確信を北朝鮮政府は持ったことであろう。今年の春先から米国議会内で囁かれていた、北朝鮮の核武装容認論が具体的に示される時期が近いと思えるのである。すでに、抑止する時期を逸してしまった以上、一旦は核武装を受け入れて交渉に臨み、そこから核の放棄を促す交渉を進めねばならないところに国際社会は追い込まれてしまった。交渉による核の放棄は、効果が無いことはこれまでで明らかになっており、政治的な圧力の選択肢は非常に少なくなったといわざるを得ない。強硬に核の放棄を促すのであれば、武力行使しか選択肢は無く、これは多くの血が流れることになり、国際社会はこの選択肢を選ぶことはできないであろう。
トルーマン大統領が、朝鮮戦争時に原爆の使用も辞さないと発言したことが、北朝鮮の核開発の根底にあると思う。かの国が今の体制と国を守る究極の道具と考え、親子三代に渡って目標達成に邁進してきたと考えると、これまでとってきた行動がすべて平仄が合うと感じるのだ。 何十年もの間、敵対する国に対峙する道具を得たいま、その重さに潰されてしまわないことを願って止まないのである。 |

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