|
製作国:日本 製作年:2011年 <スタッフ> 監督: 若松孝二 製作: 若松孝二 企画: 若松孝二 企画協力:鈴木邦男 脚本: 掛川正幸
若松孝二
<キャスト>井浦新:三島由紀夫 満島真之介:森田必勝 <感想> 1970年11月25日に、自衛隊市谷駐屯地に楯の会隊員4名と東部方面総監を監禁。クーデター を画策したが自衛隊員を前にした演説は空振りとなり、隊員の森田と共に割腹自殺をした。その事件 に至るまで、楯の会の若者達とどう出会い心が変遷して行ったかを描いた作品。 この映画を手に取った訳は、三島の思想について何らかの検討を加えようとしたものでは無く、まっ たく個人的な理由からである。11時に面談をあらかじめ申し込んでいた三島達は、総監室に通され 2〜3分後に総監を取り押さえて縛り上げた。若い幕僚達は動転をし警視庁麻布署に通報。2回に渡 って総監室に突入を試みるが失敗。 急報を受けた芝浦駐屯地(現在の東京海洋大学の近く)から、警務隊が首都高速を使って急行したが クーデターを恐れた公安警察によって現場はコントロールされており、現場に踏み入ることはできな かった。現場に急行した警務隊の中に僕の父がいたのである。自衛隊の対応が後手に回ったのは、公 安警察は早くから三島の「楯の会」をマークしていたことにあると僕は個人的に考えている。 そうした因縁から、事件の内容を詳しく知りたいと純粋に思ったのである。 この映画を見て、これまで文章でしか触れることが出来なかった事件のイメージを、頭の中で整理す ることが出来た。さらに余談ではあるが、この事件の際にjhata99殿と父は同じ場所にいたのである。 防衛庁との連絡を担当していた父と、遺体の解剖準備のために市谷駐屯地を訪れていたjhata99殿は 同じ時間帯に同じ建物内にいたのである。あれから43年が過ぎた今、こうして酒を酌み交わす縁を 頂いたことに感謝したい。縁とは本当に不思議なものである。 自衛隊に体験入隊した三島は、走るということがとても苦手だったそうである。軍事訓練は昔からま ず「走る」ことが基本になる。どの国でもそして陸海空でも同じである。いくら鍛えても、それだけ は改善することは無かったそうである。その描写もきちっと描かれていて、よく調べてあるなあと感 じた。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー




