製作国:アメリカ
製作年:2011年
<スタッフ>
監督: トム・ハンクス
製作: トム・ハンクス
ゲイリー・ゴーツマン
脚本: トム・ハンクス
ニア・ヴァルダロス
<キャスト>
トム・ハンクス:ラリー・クラウン
ジュリア・ロバーツ:メルセデス・テイノー
<感想>
高校を卒業して家具屋で働いていた中年のラリーは、突然解雇されてしまう。その理由は「大学を
卒業していないから」というものであった。そこでラリーは大学に通い始めることを決意する。
彼が選んだクラスは、やる気をなくしていたメルセデスが教員を務めていた。
トム・ハンクスが監督・製作・脚本・主演をした映画である。若い頃はお笑い系の俳優として活躍
していたが「フィラデルフィア」でオスカーを獲った後、「フォレスト・ガンプ」「アポロ13」
と立て続けにヒューマン系の映画に出演している。映画の製作にも深く関わるようになり、こうし
た作品を作るようになっている。コメディ映画に出ていた頃の彼を知る自分としては、非常に感慨
深いモノがある。
久しぶりのジュリア・ロバーツは相変わらず美しかった。「プリティー・ウーマン」で最初に出会
ったときは、美しさよりも細さが目立った。もともと「プリティー・ウーマン」では、メグ・ライ
アンにオファーがあったのであるが、彼女はこれを断っている。チャンスをモノにしたジュリア・
ロバーツはさすがというところであろうか。美貌で勝負していた最初の頃から、2007年に公開
された「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(これもトム・ハンクスと競演だった)あたりから
カワイ子ちゃん路線から脱却したいという彼女の想いが、演技に出てきている気がして仕方がない。
ハリウッドでは若くしてデビューして人気が出た女優が、40歳を超えても活躍できていないケー
スが多い。2011年ハリウッドギャラランキング3位の彼女が、これからどうなっていくのかを
映画ファンの端くれとして見守っていきたい。
何事にも陰と陽がある。ジュリア・ロバーツが陽であるとすれば、因果のあったメグ・ライアンは
陰であろうか? 僕の答えは否である。彼女はコミカルな恋愛ものを演じさせたらピカイチであっ
た。「めぐり会えたら」(これもトム・ハンクスだ!) 「ユー・ガット・メール」(これもトム
だッ)「恋人達の予感」などなど良い作品が多い。そして逃した魚も大きいのが彼女の特徴なので
ある。
「ゴースト/恋人達の街角」ではデミ・ムーア、「羊たちの沈黙」ではジョディ・フォスターそし
て「プリティウーマン」と立て続けにチャンスを逃している。こんなに逃していても、ハリウッド
で立派な業績を残しているのだから、もしこの三作品を受けていたら世紀の大女優になったかも知
れない。集中力の無い僕は、映画を観ながらこんなことに思いを寄せているのである。
なんだか熱く成り過ぎですな。申し訳ない・・・・笑
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