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命が尽きた日の朝、夢の中にやってきた妹。 失ってから5年近くの歳月が過ぎた。 忘れることは無いけれど、一日中彼女のことを考えている日は少なくなってしまった。 最初の頃は罪悪感に囚われたけれど、今ではそんなことも無くなった。 ふと気がつくと彼女の息遣いを感じることができる。 こちらから呼びかけることは少なくなったけれど、 僕の体の細胞の中には彼女の魂が宿っているのに違いない。 死んではしまったけれど、僕の妹であることには変わりが無い。 「悲しみを乗り越えた」とは思わない。悲しさはどこかへ行ってしまっただけ。 時折悲しみは木陰や街角から顔を覗かせてこちらを窺っているのに気がつく。 そんなことを「クスッ」と笑っているのが、最近の僕なのだ。 ※写真は近所の娘さんの結婚式で。かあちゃんは「最近中年太りになっちゃった」と言っていた。
老年太りだろ、なんてツッコみを入れていたっけ。薫は結婚して少し太ったのを気にしていた。 かあちゃんが縫ったドレスを着てのポーズ。 薫のこのドレスは、かあちゃんがばっちゃん(妻)にも同じ柄のものを作ってくれた。今でも 大切にとってあるらしい。 |

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