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今から15年前、僕の大切な友人に結婚10年目に初めての子供ができた。 病院に子供を見に行って、奥さんに話しかけた。 「きっと母さんの生まれ変わりだよ」 彼女は一瞬の躊躇の後 「うん、そうだね」 とだけ答えた。 彼女のお母さんはその前年に亡くなっていた。女手一つで二人の子供を立派に育て上げた人だった。 とても凛としてやさしい女性だった。 犬吠埼に旅行に行った時の写真。もう40年近く前。 何気なく言った言葉が、今になって悔やまれてならない。 妹がいなくなって初めて気がついた。妹の代わりはいないのだ。 かおるは他の誰でもない、「かおる」という独自のニンゲンだったというコト。 誰もわからないであろう身近な者を失った悲しみ。 その他大勢と同じ反応。 友としてそこのタイセツなところをわかってあげられなかった未熟さ。 ごめんね、ほんとうに。 そして、それを気が付かせてくれてありがとう。 君がどう思っていようとも、僕はずっとずっと友達だよ。 友とは、お互いが見えないところで それと気が付かせてくれると初めて知った。 家族揃っての最後の写真。彼女は苦しみや悲しみを心にしまいこんで、必死の思いで歩んでいた |

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