今日何食べた? 押忍!!おっちゃんの部屋

復活させております『おっちゃんの部屋2』も同時進行中・・・まだまだ頑張らねば

失いしもの

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

ごめんね

今から15年前、僕の大切な友人に結婚10年目に初めての子供ができた。
病院に子供を見に行って、奥さんに話しかけた。

「きっと母さんの生まれ変わりだよ」

彼女は一瞬の躊躇の後

「うん、そうだね」

とだけ答えた。


彼女のお母さんはその前年に亡くなっていた。女手一つで二人の子供を立派に育て上げた人だった。
とても凛としてやさしい女性だった。




イメージ 1

犬吠埼に旅行に行った時の写真。もう40年近く前。







何気なく言った言葉が、今になって悔やまれてならない。


妹がいなくなって初めて気がついた。妹の代わりはいないのだ。

かおるは他の誰でもない、「かおる」という独自のニンゲンだったというコト。

誰もわからないであろう身近な者を失った悲しみ。
その他大勢と同じ反応。


友としてそこのタイセツなところをわかってあげられなかった未熟さ。
ごめんね、ほんとうに。



そして、それを気が付かせてくれてありがとう。
君がどう思っていようとも、僕はずっとずっと友達だよ。


友とは、お互いが見えないところで
それと気が付かせてくれると初めて知った。









イメージ 2

家族揃っての最後の写真。彼女は苦しみや悲しみを心にしまいこんで、必死の思いで歩んでいた

電話

イメージ 1

イメージ 2

上がダミアン(ダミ)、下が茶々(チャーチャン)妹が最後に飼っていた猫。
この二匹は夕方になると駐車場に帰ってくる妹のミニクーパーを窓の傍で待っていた。
帰ってこなくなっても、ずっとずっと待ち続けていた。

妹の家で母と妻とで4ヶ月過ごした後、僕の実家に住みかを移し、一昨年相次いで旅立っていった。

今でも街で猫を見かけると、ついつい手を差し伸べてしまう。
先日、遺品の洋服を妻が洗濯したら妻が

『まだ、ダミとチャーチャンの毛があるわ』

と笑い声で話し掛けてきた。手元にある洗ったシャツの毛を一本一本手で取り除いていた。
笑い声だったけど、俯いたままだった。



イメージ 3

妹とドライブに出かけた時の写真。20歳
ドライビングテクはなかなかだった。
このローレルは僕が就職して初めて買った車。SUキャブを搭載して、ボアアップした上に
前195のミシュラン 後205のファイヤーストーンと、性格の違うタイヤを履いていた。

中低速の吹き上がりが悪く、パワーバンドが狭いマシンだったけれど鼻歌まじりで運転してた。
スグにマシンの性格を掴み乗りこなしてしまった妹に舌を巻いた。

運転好きだったので、ドライブには良くでかけた。

男意気

イメージ 1

※高校3年の頃のスナップ。おふくろが作ったお気に入りの服を着て


駆けつけた遺体安置所で泣いた。誰にも見られない様に。。。。

ちゃんと送り出す為に泣く事を放棄した。寒い12月なのに、半袖Tシャツで過ごした。

ちょっと気を緩めたら泣いちゃいそうだったから気合を入れた。

それが息絶える間際に夢で別れを告げに来てくれた妹へのささやかな、

そう、兄としてできるささやかなお礼だと思った。

そんなバカなと思わば思え。

学者が何と言おうとも、誰が否定しようとも、かおるは僕に別れを言いに来たのだ。

最後の一息を 最後の心臓の一鼓動を この世を名残惜しむ一瞬の時間さえも割いて来てくれた・・・

それに答えなければ男じゃねえ。

イメージ 2

※妹をモデルにした絵。知り合いが書いてくれたもの。お葬式の日にいただいた







泣かずに葬式までを過ごした。時々涙が滲んだけど、涙を溢れさせる事なく葬式まで済ませた。

両親や知人から『毅然としてた』なんて誉めてもらったけど、僕はそんなんじゃない。





最後にかおるが僕の処に来たのは、こうさせるためだったんだと気がついた。

兄貴孝行しようとしやがったんだ、あいつ。







ちっくしょう

大好きなケンタのチキンセット買ってやる事もできやしねえ。






イメージ 3

※ネコが大好きだった。学生時代に飼っていたネコ。

知らせ

朝、夢を見た。家族でうな重を食べている夢。
『おいしいネ』といいながらワシワシと食べていた。

ふと気がつくと、妹の顔が見当たらない。僕のすぐ隣にいるのに変だな。
両親と妻の顔は笑顔は輝くばかりだ。

なのに妹の顔は見えない。うつむいて食卓に向かっている妹に話しかけた。

「どうした?」

「なんでもない」

確かに会話しているのに、そこにいる気配が無い事に気がついた。
体調でも悪いんだろうか?なんて思いながら、僕はキモ吸いに手を伸ばした。
イメージ 1

                            ↑20歳ぐらいグアム旅行にて





目が覚めて間もなく、電話が鳴った。
実家からだった。

「薫が事故に遭った。救急車で運ばれたらしい。」
最初は母が話していたが、泣き声でなんだかわからなかった。父に代わってようやく事態がわかった。


ぐるん


部屋の中が回った気がした。

受話器を握る手が、自分のものでは無い感覚。









妹は別れに来たんだ。そう直感した。
そして最後の後始末を、帰る事の無い旅立ちの後始末を僕に託したのだと悟った。

「わかった、これから千歳へ向かう。病院わかったら連絡して」
受話器の向こうでは、母の泣き声が聞こえた。



冴え渡っていく心で静かに妻に告げた。
「薫が事故に遭った。これから東京へ飛ぶ。喪服を用意してくれ。」


空港へ向かう途中で父から電話が入った。簡潔な言葉だった。
「だめだった」








イメージ 2

↑最も愛した猫、『ラブ』三毛で賢いネコだった。高橋先生の展覧会で、三毛猫の絵が展示してあり
 しばらくその前から動けなかった。


かみさま、おしえてください。かおるはしあわせだったのですか?

そして、ぼくはかのじょをしあわせにみちびけたのですか?

ミルクとコーヒー

まるでカフェオレのミルクとコーヒー

子供の頃はいつも一緒に遊んでました。どこへ行くのも兄妹一緒です。

写真の頃は仙台で生活していた時、デパートの屋上で遊んだ写真です。
イメージ 1

イメージ 2


僕と妹には子がありません。妹の死によって、彼女の生き様を伝える対象が無くなってしまいました。
その事が僕の苦しみとなったのです。

長い悩みの中、ある結論を得る事ができました。
今生きている大地、野の花、美しい風景、その中に刻んでいこうと・・・・


美しいもの、感動するものを見る度にいつも彼女に話しかけています。

『おい、きれいじゃねえか?』ってね

.
おっちゃん&ばっちゃん
おっちゃん&ばっちゃん
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

標準グループ

NO.1

NO.2

NO.3

NO.4

NO.5

NO.6

NO.7

お休み

Yahoo!からのお知らせ

友だち(11)
  • aka12aya70
  • 絵里奈
  • 鬼ノ目発進号
  • χ都チ、ン
  • yog**un2000
  • ミチ
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事