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4年目のあの日がやってくる。東北電力の福島第一原子力発電所事故の想うことがある。いまだ帰還できない方がたくさんいらっしゃるし、帰還できた方も苦労を強いられている現実がある。
「食べて応援」というフレーズがある。震災当初は高揚した気分もあり、何も考えず声高く叫んでいた。しかし冷静になって考えてみると、本当にこれでいいのかと自分で自分に問うている。 福島の農家は、放射能の汚染を恐れながら作物を作っている。国が定めた基準値以下であることを確認しながら市場に出荷している。すくなからず汚染されたものを出荷することについて、良心の呵責に苦しんでいるのではないか。事故があった地区に住む人達の心中を想うと、気持ちが塞がってしまう。 チェルノブイリの時、当時のソ連はその地区に住む住民を移住させ、何人たりとも住む事を許さなかった。一見乱暴ではあるが、この措置は正しいのではないかと考えるようになってきた。日本政府の対応は、対処処方にすぎず根本的な解決になっていないと考えるようになってきた。思い切った政策転換を行わなければ、福島の人達は今後何世代にも渡って苦しむこととなるだろう。 今の政策は福島の農家や漁業者に欺瞞を強いることになっていないか、それを国民の一人として考えるべきである。 原子力発電所の事故を受けて、エネルギーに対する考え方を変える必要性を多くの人が感じたはずである。しかし生活スタイルは変わっているとは言えない。今の生活様式を変えることなく、すべてを手に入れることはできない。誰かがやってくれるのではなく、自分がやるべきこととして動きださなければいけない。そうしなければ、多くの犠牲を強いられている人達を救うことはできない。そして彼らに押し付けている欺瞞という束縛を、取り除くことはできないと考えるのである。 |

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