どうやら近くにマンドラゴラがあるようだ。
「マンドラゴラね!出てきなさい!!」
「いやぁン。あたくしは恥ずかしがり屋さんなのぉン。」
『いちいちムカつくしゃべり方するマンドラゴラねまったく!!』とエリニュスは思っていた。
周りには光るコケがはえているため、もうランプは必要ない。
エリニュスはスプーンを下に置き、考え込んだ。
『ヘタに近づけばマンドラゴラの魔法の餌食ね。どうすれば…。』
「そっちからこないのならあたくしからいくわよぉン。ヘルファイア!!!」
いきなり影から火の玉が飛び出した!エリニュスは気がついて急いでよける!!
「なによっ!いきなり攻撃なんてひきょーものー!!」
「ひきょうもなにもあるもんですかぁン。まだまだいくわよぉン。ストーンブラスト!!!」
次々と飛んでくる石つぶてを紙一重でかわしながら、エリニュスは考える。
『まともに戦っても勝ち目はないわね…。こーなったら!』
エリニュスはマンドラゴラに聞こえないよう、小声で詠唱を始めた。しびれをきらしたマンドラゴラは、最大級の魔法を放つことにした。
「つまんないン。もう終わりにしましょうン。アクアマキシマ…」
「かかったわね!それを待っていたのよ!スペルミラー!!」
エリニュスはマンドラゴラが呪文を言い終わる前に、魔法返しの魔法、スペルミラーを放った。マンドラゴラが放ったアクアマキシマムがすべてマンドラゴラにかえる!
「な…なんですってぇン!!?いやぁン!きゃぁぁぁぁぁっ!!!!」
マンドラゴラは自らが放った魔法によって倒れた。あっけない最後だった。
「ふうっ!これでやっと帰れるわね…って、ココはどこよっ!!!」
エリニュスは道に迷っていた―――――――
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