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虹色鉄道
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☆ひとつ前の記事からのつづきです
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神戸の大阪ガス新開地ガスビル。
建物の裏手に来ました。
 
裏を見てはっとさせられるのは、前面白色ということです。
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建物を訪れたあとで「神戸瓦斯四十年史」という本に出会うことができ、白色の意味を知ることができました。
ネット上で、図書館でマイクロフィルムを見ているかのようにこの本を読むことができて本当にありがたく思いました。
この本にはこの建物が建設されたときのこと、建物の設備の詳細、お祝いの会のようすまで詳しく記されていました。(140〜145ページ)
 
その中で、この建物を表現した「白亜」ということばに驚きました。
この建物はもともと白だったのです。
ということは、この現在は裏側に残っている白が、建物のオリジナルカラーなのだと思いました。
 
竣工当時の写真です。
白に輝く新社屋が人々の夢をふくらませたことがうかがえます。
左横の建物も写っていて、当初からあったのだとうれしくなりました。
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大きな大阪ガスのマークがついている部分は、とてもユニークなかたちだと思いました。
大阪ガスのマークができたのは昭和33年、
それ以前はもしかしたらここにも窓があったのかな…とも思いました。
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横から見てもほんとうに素敵でした。しばらくぼんやり見てしまいました。
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京町堀の団地で素晴らしい塔屋に出会ってから、建物の一番上までよく見るようになりました。
この建物を見ているとその団地も思い出しました。
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塀も素敵ですので建物が建った当時からあるのかなと思いました。
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この金具は何に使うものなのか、2つペアでついていました。
随分錆びているようで少し痛々しかったですが、年輪を経た迫力と壁の質感に圧倒されました。
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「神戸瓦斯四〇年史」からは、かつて楠木正成公も戦い由緒ある湊川の地にこの社屋が建ったことに対する誇りと希望がうかがえます。
この建物のすぐ近くには正成公を祀る湊川神社があります。
 
建物を新しくたてるときに祈りをささげる儀式「地鎮祭」が行われます。
素晴らしい建物を守ってくださる神さまとして、私はよくお気に入りの建物の地鎮祭の斎主はどこの神社だったのかとうことに思いを馳せますが、この神戸瓦斯本社の場合は湊川神社だったことがわかり感激しました。
 
湊川、神戸のまちに生きるいのちたちに守られて、この建物は輝き続けています。
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☆神戸瓦斯本社旧写真出典
 「神戸瓦斯40年史」(8ページ) 
   国立国会図書館近代デジタルライブラリーより  
            http://kindai.ndl.go.jp/

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