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ご開創1200年
初めて御朱印を戴いた43番明石寺へ11年ぶりに参拝した。 納経印をもらって驚いた。何やら青いスタンプが押してある。 よくよく見ると 開創千二百年・・・・と読める。 下がその納経帳です。 左が明石寺、右が仏木寺 空海が815年に開創したと伝えられている88カ所霊場。
今年の5月31日までは、その記念スタンプが特別に押されるのだと知った。 ではと、42番仏木寺も参拝。 仏木寺さんは、慌てたのか上下逆に押してくれました。 御朱印が4つもあるのは、我が母を連れて行くからです。 我が母、96歳、気分は元気、体調良好、快食快眠、多分快便。 100歳までは大丈夫・・。 だが歩行困難。車椅子生活を送ってます。 気候のいい、好天の春や秋になると、 「”おだいっさん”にお参りに行きたい。」 と言うので連れて行きます。 ・・・・仏木寺のご本尊は大日如来です。・・・・ 大正や昭和一桁生まれの人は、ほとんどが、仏木寺を ”おだいっさん”、 明石寺を ”あげいっさん” と呼びます。 ・・当地方では・・ 仏木寺は、嬉しいことに、本堂と大師堂に行くのにスロープがあるのです。
車椅子の人でも簡単に本堂・大師堂を参拝できます。 私は、スロープがある札所はここしか知りません。 ・・他にスロープのある札所をご存じの方は知らせて下さい。・・・・ さらに本堂と大師堂がすぐ隣に並んでいて便利です。
右が本堂、左が大師堂
この記念スタンプのもらえる内に
車で、家内を連れて、もう一度札所参りをしようかと思っている。 家庭サービス、いや家内サービスは、年老いても大変です。
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お遍路
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開通したばかりの高速道を三間で下り、生家へと向かう。
42番仏木寺の真ん前の道を西へ5キロほど進めば生家である。 生家へ300m程のところをお遍路さんが歩いている。 ここは遍路道ではない。道を間違えたか・・・。
声をかけてみた。見たところ若い、20代か・・。 「どうしました? 歩きにこだわらないなら乗りませんか・?」
「乗せて頂きましょうか。足を痛めたので、峠越えを止めて、56号へ出ようと思っているのです。」 ・・・というようなことでお接待をした。
仏木寺から歯長峠を越えて、宇和下川の遍路休憩所までは約5キロ。
後は平坦な道を5キロほど歩けば、43番明石寺に着く。 一方、我が生家の前を通り、56号のバス停、又はJR立間駅までは8キロはある。 JRかバスで宇和まで行き、降りてから1キロほどで明石寺。 歩く距離はそう違わない。 どちらが楽か・・・・。
ジジイなら、歯長峠越えの遍路道を行きます。 こちらを行く方が、足を少々痛めていても絶対に楽だと思います。 遍路体験談には、歯長峠には鎖場もある急斜面が・・・などと書いてある、
しかし、確かに鎖は設置してあるが、勾配は30度もありません 。それに短い・・60m位か・・?。 これは仏木寺前のチューリップ街道です。 右奥に見える大きな白い屋根が仏木寺
地元の小中高の児童生徒が植えたものです。
4月上旬の写真です。4月には、このチューリップを見に来る人も多いです。
歯長峠は、矢印の真下です。
お遍路さん、 足を痛めても、56号に出ようなどと思わずに遍路道を・・・。
歯長峠を越えなくても、県道31号で、トンネルを抜ける楽な道もあります。 トンネルを抜けたら、きれいな遍路小屋もありますから・・。 |
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2010/03/29(月)曇り、寒い
結願は「けちがん」と読む。
徳島の会社なのに我がATOK2008は けちがん は変換しない。 8:35 琴電長尾駅に着いた。
8:40 長尾寺 門前で拝み、先を急ぐ。 南へ1.8キロ塚原で橋を渡ると、ここからは遍路道。 9:26 一心庵休憩所。少し歩くと、立派な座席のあるお遍路さん休憩所があった。
休むのならこちらの方が良かったのに・・・。 道の勾配が急になり、左前方にダムが見え始めた。 10:10 前山おへんろ交流サロンに着いた。
交流サロンの係員は、私が左足をかばって歩いているのに気づいたのか、 「女体山は、新しい道です。昔からの遍路道ではないのですよ、距離は長くなるが、 歩きやすい旧遍路道を行きなさい。楽ですよ」 と薦めてくれた。 そういえば、200mほど手前に 旧遍路道 の標札があった。 地図を見ると、くねくねと蛇行した山道がある。こちらを行こう・・決定。 道の駅で腹ごしらえをしていこうと思ったが、レストランの開店は11時、
仕方なく、いなり弁当を買って 10:50 出発。 なんだこの広い舗装した道は・・これが遍路道か・?
最初は5%程の勾配だったが、だんだん急になり、ついには20%程か、 自転車では絶対に無理だ。 これぐらいの勾配になると、左足が上げにくく、痛む。
右足を先に出し、左足を引き上げる。これだと痛みは感じないが、遅い遅い。 ダンプが一台、黒煙を吹きながら登ってきた。 大蛇行のところに来た、こんなところには歩く人のための近道があるはずだ
と探すがない・・ない・・。 さっきのダンプが降りてきた。 また大蛇行、地図を見るとこれが最後、残りの道は、まあほぼ直線・・・。 蛇行を抜けると、展望が開けた・・。讃岐平野が見える。 photo 峠から
ここらは勾配も緩くなりほぼ平地並みになった。
右側には残土処理場があった。ダンプはここに来たのだろう。 12:00 中峠 おへんろみち休憩所に着いた。
ここからは下りのみ。 県道に降り、今度は車に悩まされながら歩く。 12:50 多和小学校前の多和農村公園に着く。
photo 多和農村公園 立派な休憩所です。
ここで、空模様が怪しくなったのと寒さをしのぐためにオーバーズボンをはく。
なんと、あれっと、左足の痛みが嘘のように消えた。 ここから竹屋敷までの緩い登りも痛みをまったく感じない。 早く穿いとけば良かったのに・・・。痛みは寒さのせいだったのか。 13:25 竹屋敷前通過 雨とあられがパラパラと降ってきた。
春じゃなかったのか、まだ冬か、思わず疑った。 14:30 大窪寺到着。 納経完了、結願なる。
読経の時、感涙にむせぶかと思ったがそんなことはなかった。 ああ、終わったなと思ったのが実感でした。 photo 大窪寺 これは翌朝の写真です。
完全な歩き遍路だったら感涙にむせぶことができたかもしれないが、
私の場合160キロほどは鉄道を利用してる。 その後ろめたさがあったのかもしれない。 長距離区間は次の通り 新野〜甲浦・・約60キロ、 伊尾木(安芸市)〜野市・・約24キロ 和気〜延命寺・・約34キロ 西条〜伊予三島・・36キロ 三巡目を打つとすれば、
我が家は40番と41番の間にあるので、2回に分けて打つもりだ。 さて、いつになるやら・・・。 |
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2010/03/28(日) 晴れ、だが寒い
9時30分、下り始め。
長い長いダラダラ坂が続きます。 登りと違って、ベンチが数多く設置されていて、休憩には良い。 いつも下りで足を痛めるので、気をつけて降りるのだが、
今回も徐々に左足が痛み始めた。 ゆっくりゆっくり 途中でそう若くなさそうに見えた女性遍路さんにも追い抜かれた。 11時20分、民宿青空屋の前にある休憩所まで下りてきた。
スロースローで降りたつもりだが、予想よりは早かった。 photo 青空屋さんの休憩所
ここで大休憩を取り、汗びっしょりの下着を着替えて、
あと少しと気分を新たにスタート・・・ ひとり歩き同行二人地図を見ると、岩鍋池からは
真っ直ぐに道路が延びているだけで何も書いてない。 実際には、集落の中を道が通っている、人家が多くあり、
至る所で道は分岐している。 67番大興寺のある北東の方向を見据え、歩かねばならぬ。 結構坂道もあったが、12時50分、1時間と少々で大興寺の裏側に着いた。
ここから入るということは、人様の家の勝手口から入るのと同じだろう。 時間もあることだから、正面から入ろうと300mぐらい大回りをして 表の山門から入った。 photo 大興寺山門
納経をすませた。残りは1寺・・。
やっと弁当となる。
「昨夜は岡田さんのお泊まりでしたか」 とお寺の管理人さん ・・・どうも弁当を見ると分かるらしい・・・ ふと後ろを見て、この花は何だ、・・・梅?、桜?、桃?・・、
photo いまも分からない花 誰か教えて下さい。
13時30分大興寺を出る。
残り7キロを歩いて、観音寺駅前のホテルに着けばいい。 地図を見ながら、歩くのだが、分岐していても小さい道は省略されている。 まずは、豊田小、次は池之尻郵便局、高速道路をくぐり高速のバス停と 確認しながら歩く。 実際は、高速道をくぐる辺りは道路が複雑に入り組んでいて、地図上の道が どの道なのかわかりにくかった。 頼るは”カン”のみ 16時前にヘトヘトでホテルにたどり着いた。
疲れたから、朝までぐっすり眠れるかと思っていたが、 実際には1時間おきに目が覚めた。 慣れていないベッドのせいか? 明日は、結願だからか・・・? 大抵の家にはあるが我が家にないもの・・・それはベッド
家の中でも土足のままの外国ではベッドは必需品だろうが、履き替え、しかも 狭い日本の家屋では、布団が一番・・、 日本人なら布団で寝るべし・・・我が家の貧乏哲学であります。(笑) |
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2010/03/28(日)快晴だがとても寒い。
遍路宿の朝食は早い。6時からである。
出発するのも皆さんお早い。多分、68番、69番も打たれるからでしょう。 健脚の方は70番本山寺まで行くそうです。・・私に言わせれば、超人です。 私は観音寺駅前のビジネスホテルに着けば良いだけだから、ゆっくりと 6時35分に出発した。最後から3番目であった。 平坦な道を1キロほど歩いて、左折、山道に入る。
20分ほどで、高速道路の上に出た。 photo 徳島自動車道
ここからいよいよ本格的な登りである。
”スローペースで休みなく” 我が山登りの鉄則 見晴らしのきかない、落ち葉の積もった急坂が続く。 杖に力を込めてグッと引き上げる。これの繰り返し・・。 後ろで何やら人の声がする。
私の後から出発した二人連れが追いかけてくる。 お見受けしたところ、年の差がかなりありそう・・・ ・・ご夫婦か、親子か、はたまた・・? 想像は自由である。 追い抜かれた。しばらくして休憩中のところをまた追い越した。 7時50分、尾根筋の広い農道に出た。
photo 尾根筋の道 雲辺寺は後方の山の向こう側
休んでいると、二人連れにまた追いつかれた。
雲辺寺まで後になったり、先になったり・・でした。
ここからは勾配も緩く、散歩気分で歩くことができた。
高度が上がるにつれて、残雪が所々に見える。寒い、寒い。 8時40分に山門に着いた。2時間と少々、意外に早かった。
photo 雲辺寺山門
張り紙には 仁王像修復中 とありました。 聞くところでは、この山門、現在は取り壊されているという。
ロープウェイで登って来る人の方が断然多いので、ロープウェイ側に 移動されるのだそうです。・・これでいいの・・?? 休憩をかねてゆっくりと納経。残り2寺、記念の手拭いを2本購入。
photo 五百羅漢像と私
二本杖が我が遍路スタイル。登りも下りも楽だと思うのは、 私だけか、二本杖はほとんど見かけません。 特に下りは3点確保スタイルがとれ安全だと思うのだが。 9時30分、下り始め。
長い長いダラダラ坂が続きます。 登りと違って、ベンチが数多く設置されていて、休憩には良い。 登り側には、ベンチは一つもありませんでした。 ・・・・ 続く ・・・・
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