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寧(ねい)という字は、寧(やす)らぐとも読みます。
先週の6日、寧枝(やすえ)さんというお名前のお客さまが、ご来店くださいました。
平成21年6月5日にお嬢さんを小児ガンで亡くされた方です。
「娘を連れてきました」
そう仰られて、当店の敷居をご主人と一緒にまたぎました。初対面の方です。
1年たっても、まだ強い悲しみと自分への責めに苛まれているのを見ていた知人から「都幾川のお寺の入口にいい店があるから、行っておいで」と言われたそうです。
ほどなく、二階へご案内しました。
お嬢さん・俵木麻衣さん(14歳)のお写真を拝見しました。
その笑顔には見覚えがありました。
TVは滅多に観ないというのに、明るく病気と闘っている麻衣ちゃんのドキュメンタリー番組を観ていたのです。
お母さんは、この日も目を泣き腫らしていました。
私は言いました。
「お母さん、麻衣ちゃんは、もう十分だよって言ってらっしゃるのでは?」
この言葉に万感を込めて。。
寧枝さんは、一冊の本を携えていらっしゃいました。
私に読んで欲しかったのでしょう。
赤ちゃんや幼い子供たちは
生まれる前のことを覚えています
赤ちゃんは生まれる前に、お母さんと約束をしているんだと思います。
だから、お母さんやお父さんは小さな子供の話をまじめに聞いてください。
彼らは私たちの霊的な先生でもあるのですから。 ジョナサン・ケイナー編/説話社
寧の字でつながらなければ、この日の出会いはなかったかもしれません。。
お母さんは最後に、“寧”っていう字は、こんなにいい字だったんですね
と、仰ってお帰りになりました。
きっとこの次は、すっきりとした目でおいでくださると思っています。
そう約束しましたからね〜、麻衣ちゃん♪
合掌
*窯の名前を考えたとき“寧”の字がふたつ頭に浮かんで付けたのが、寧々窯。
そして、都幾川にたどり着いて「寧々房」。
良かった、寧々房にして。oO
*いまこの“寧”の字は、麻衣ちゃんのおうちにあります。
追伸:麻衣ちゃんはとても元気で積極的なお子さんだったようです。 ご両親からそれはたっぷりの愛情を受けて育ち、したいことをして、
行きたい所へはご自分でどんどん行くような。。。
短い人生でしたが、それを叶えてくれるご両親を選んで生まれてきたのかもしれません。
「お母さんをえらぶ赤ちゃん」・・・・・神秘的ですね。
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VIVACEさん
私も、改めてそんな気になりました。
これから、構えが違ってきそうです。よっしゃ〜なんて。違うか。。
2010/6/16(水) 午前 10:08
夜志野さま
見ましたドキュメンタリー・・・。
偶然というか正しく巡り合わせでしょうか?
お母さんもきっと癒されたことと思います。
夜志野さまの"心”を改めて感じ入りました。
[ koko ]
2010/6/16(水) 午後 0:29
shyzouさん
人生ケセラセラ、流れに任せてなるようになる。。
何事もこれですよ。私の今も、その結果。
shyzouさんご推薦の本、買いに行ったらその隣に「小暮写眞館」が。
手が、スーっと伸びちゃった。
2冊目は、こちらに。長編なのだ! 「天地明察」はこの次かな?
(誤字をしたので、再投稿ですshyzouさん。^^)
2010/6/16(水) 午後 6:28
kokocarrotさん
ご覧になってましたか。
麻衣ちゃんだけではないんですよね、そんなお子さんたち。。
都幾川には確かな癒しの空間があります。
少しはお役に立てたかなと、思っています。ありがとう〜。
2010/6/16(水) 午後 6:35
こんばんは 和泉です。
勇気を出してコメントします。
今日、書店にて目当ての本を探していると、目の前に
‘わたしがあなたを選びました’のタイトル。
親を選んで生まれてくる赤ちゃんの絵本でした。
目を通すと涙があふれてきて、ともかく購入♪
こんな私のところに来てくれた子供たちに感謝で一杯です。
長女には、重い障害がありますが、彼女からは沢山のことを
教えていただいています。
麻衣ちゃんご家族の気持ちを思うと、言葉につまってしまいます。でも、麻衣ちゃんはきっと大切な人が笑顔でいることを、応援しているのではないかしら。そばで。
寧枝さんや皆様が、日々ニッコリ過ごす事ができますよう、
お祈りしています☆
[ いずみ ]
2010/6/16(水) 午後 10:41
生まれる前の記憶をもっている女の子が、お母さんに「私はお空の上から見ていて、ここのおうちに生まれたいなぁって思って生まれてきたんだよ。」と言ったという話を友達から聞いたことがあります。
なんだかそう考えると子供のことがいとおしくなります。
「寧らぐ」というのは子供の目線から見たお母様そのもののことなんでしょうね。
切ないお話にぽちさせてください。合掌。
2010/6/17(木) 午前 0:16
和泉さん、ようこそ!
この本を読みながら、ずっとあなたのことを重ねていました。
勿論、自分自身のことも。自分で母になる人を選んだなんて。。
そう思うと、納得できることもあったりして。
それにしても偶然ね。私の記事と、その絵本と・・・。
ブログの中でも、障害のあるお子さんをお持ちの方と繋がってる。
みんな意味があるような気がしています。
和泉さん、ともかくあなたもまずニッコリできる時間をもっとですよね。
4人のお子さんは、確実にあなたを選んで生まれて来たのでしょう。
コメント、ありがとう〜☆
2010/6/17(木) 午前 0:26
ポラポラさん
この本にはそういう実話がたくさん載っています。
私も記憶を辿ってみましたが、幼稚園でも結構仕切ってたのは覚えてます。
その頃にもっと戻れれば、空の上から母親を見れたのかも。
そんな体験、してみたいわよねもう一度!
楽しいお母さんがいいって、選ぶ子もいるそうよ〜!
寧の字は、きっと母親のお腹の中に通じるのかも。。
2010/6/17(木) 午前 0:37
「寧」の文字、素晴らしいです。額はきっと宝物になっています。心の交流が素敵ですね。ポチ
[ 文学の散歩道 ]
2010/6/24(木) 午後 7:33
文学の散歩道さん
しみじみ思います。いい字だなって。
丁寧の寧と、寧らぐっていう字なんですよって、いつも説明してるんです。
ありがとうございます。
2010/6/25(金) 午後 11:58
(寧)ってそういう読み方もあるのですか・・。
それが縁でこういう出会いがあるのですね^^家内と一緒に読ませていただきました♪ 夏には寄らせていただきますね。ポチ☆☆
2010/7/3(土) 午後 9:05
みなみかぜさん、おはようございます♪
都幾川って、不思議なところですよね。
全く知らずに来たのですが、何とも不思議の連続。
都幾川生まれの奥さまに、そこを探らせていただこうかと(笑)。
2010/7/4(日) 午前 9:55
>寧(ねい)という字は、寧(やす)らぐとも読みます。
夜志野さん、そうなんですね〜。
私のニックネームも偶然に寧々(ねえねえ)
しか〜し、子どもが夏休みに入ってからは、
近ごろの激しい雷以上の、ヒステリーなカミナリを落としまくってます。
都幾川へ寧らぎに行かないと…
おかあさんを選ぶ赤ちゃん、
カミナリ母さんを選んだウチの赤ちゃん、
いやいや母さんも日々、成長するかもしれないですから、
あきらめないでおくれ〜。
[ tom_yogurt ]
2010/7/28(水) 午後 11:11
tom_yogurtさんこと、ねえねえさん、
おはようございま〜す。
先週、人づてに木で仏像を作り始めた方がいらして、
その方の奥さまが寧(やす)子さんでした。
お孫ちゃんが、寧々(ねね)ちゃんという方も。
寧つながり、連鎖してますよ。
そうか、夏休みはママたちがカミナリ族に!なのね。^^
大丈夫、お子ちゃまは打たれ強いから。
だって、それを承知で選んだママだもの。ってね。
ねえねえさんの笑顔は、私の寧らぎです。ほんとよ。
8月は土・日営業ですが、お時間ができたらどうぞ。
お待ちしていますね。
ありがとう。
2010/7/29(木) 午前 8:48
子に先立たれるその悲しみ、計り知れません。。『こんな身体に産んでしまった』と自分を責め続けてしまったのですよね。この本を知ってもなお、降ろせなかった重荷。。。
不思議な縁ですね、でもこれも必然の出逢いだったのですね。。
亡くなった祖母は、赤ちゃんを二人(昔はよくあったことだと)、小学6年生を一人、40代を一人、57歳を一人と4人もに先立たれました。。今になってもなお祖母の強さを持ち合わせないわたしの願いは、母より先に逝かないことです。。
合掌です。。
2010/11/14(日) 午後 2:34
そうですね、ゆうさん。
親よりは、絶対に先に逝っては駄目!
残された親御さんは、この方のようにいつまでも目を泣き腫らしています。
そうするとお子さんの魂は彷徨って、賽の河原で指から血が出るまで石を積むんですって。
そんな子供たちを救うのが、お地蔵さんの役目でもあるんですよ。
私の母は都幾川に来て、90歳で逝きました。
はい、なので私も90まで生きたいな・・・と。^^v
2010/11/14(日) 午後 6:38
お母様を看取られたのですね。。
わたしには出来るのでしょうか。。母は87です。今年の年頭から急激に弱気になって心配しましたが、たくさんの人の励ましで元気になりました。同じ敷地内に兄夫婦がいますが、実質一人暮らし。これから寒くなるとまた心配になります。時々片道160kmの距離が恨めしくなります、自分で選んでここにいるのだから弱音を吐きながらも、帰省したいと思います。。
2010/11/17(水) 午後 1:12
ゆうさんの田舎はどちらかしら?
そのときは急に来ることも。。
私は末っ子で、母と一番長く一緒にいられたことが良かったと。
でも、そこはお互いの我が儘も。喧嘩もよくしました。
母は新潟で、祖母の家の囲炉裏が懐かしくて、店にもありますよ。^^
2010/11/17(水) 午後 1:29
子供は、親を選べないってよく言いますけど、
わたしは、間違いなく親を選んで、生れて来たんだと、
随分小さい頃から、思っていました(笑)
また、あの「かあちゃん」選んで、ってか狙って、
生まれかわろうっと。
きっとお袋は、言うでしょう。
「今度は勘弁して!」(爆)
[ sor**mi27 ]
2013/8/7(水) 午前 2:23
soraさん、おはよう!
この記事、久しぶりに読みました。実に美談です。
でもねえ、後日談はあえて伏せますが、とんでも実態でした。
いやはや、人の裏表を見させられたパンチ的体験でしたよ。
そうだね、親は出来の悪い子ほど可愛いし、子供はふがいなくっても、
そんな親がイトオシイ。
あ、これ、わたしのバヤイだよん。^^v
2013/8/7(水) 午前 8:15