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木漏れ日に歌う
新しい事を探そうかな!☆

書庫今日の片付け

40年前の贈り物



  22歳から25歳まで、東京で働いていました。

  洋品店とブティックを個人経営するお店で、洋服の販売をしていました。

  今思えば、本当に少ない給料から、

  両親や兄弟の誕生日、父の日や母の日に、

  何か喜びそうな物を買って故郷に送っていました。

  母には、働いている店にあるワンピースやコートなど色々送りました。

  その頃の母は47歳、48歳。

  今の私よりも随分若い頃です。

  その服のいくつか、母の形見として持っています。

  不思議な気がします。

  今の私よりも16歳も若い母が着ていた服が、

  今の私には似合わないような気がするのです。

  私はがこれまで着なかったタイプの服だからかもしれません。
 

  母は、私が送った服を着るとき、まるで少女のようにうきうきしていました。

  そんな母は可愛くて好きでした。

  私は、普段は息子たちのお下がりのダブダブの服が好きで着ています。

  出かける時は、自分の古い服です(笑)

  古いけど好きな服なのです。

  母に送ったワンピースのようなデザインは、自分には似合わなくて、

  持っていないのです。


  なかなか処分できないで仕舞っている母の服を、

  少しでも着てみようと思いました。

  安い生地のすとんとしたワンピースは、母が買ったもの。

  ざくざくと裾を切って、チュニック丈のブラウスにしました。

  切った所は筒縫いにして、使います。


  ポリエステル生地のワンピースのデザインが、

  結構きちんとしていて、

  私には似合わないけれど、家の中で着ようと思います。


  心の中の負担の、1ミリにも満たないけれど、

  ワンピースの裾を切って縫ってをすることが出来ただけで、

  気持ちの中は、晴れ間が少し見えました。

  
  こうして少しづつ少しづつ、進めます。


  
Kayomi
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