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高校時代に、世界文学全集36巻を月賦で買いました。
その全集は、今もそのままあります。約50年側に置いています。
どうしても、捨てたり古本屋に出したりする事ができないのです。
実家を出て、群馬、東京、京都府と一緒に移動しました。
届いてから もう夢中で読みました。
全く違う文化、言葉のセンス、感情の表現、食の違いなど、
島で生まれ育った私のいる世界とは、全く違っていました。
小学生の時、学級文庫にあったジェーン.エアや、ベン.ハー、クオ.バディス
などを読んで、初めて世界を知りました。それが始まりです。
高校時代から、洋画が大好きでした。
大人になってからも、好きでした。
2011年3月11日のあの震災の映像。
繰り返し繰り返し放映される恐ろしい、現実の映像。
その後、私は数年映画を見る事が虚しくなり見なくなりました。
作り物だからという思いがありました。
あの、押し寄せる津波の映像、流される人の映像、
そんな恐ろしい映像を見てから、時々映画を見る様になったのは、
震災から5年後ぐらいでした。
昨夜、ユーチューブの世界の映画予告を見ました。
予告編が次々と流れます。
どの映画も、さまざまな愛のあり方を映し出す映画で、
どの映画の愛にも、私、ポロポロ涙を流しました。
止まらなくなるぐらいに、鼻水が出るくらいに。
そんな私を見ている私が思いました。
そんな風に涙を流すって、本当に久しぶりだよねって。
いや、少し前から前兆はありました。美しい恋の映像を見て。
心の中のかさぶたが、溶けて流れたのかなと思うほど、
様々な人間の生き様の中の愛の表現に、大泣きしました。
世界中で、さまざまな愛が1秒ごとに生まれ消えています。
そしてまた生まれます。
様々な愛を描いた映画は、経験がなければ描けないはずと思いました。
長く生きても、変わらないのは愛の風景に感動する事。
少女の頃の感動が、素直に感じられた様な気がします。
様々な経験を重ねても、変わらないのはそれだけの様に思います。
思い込みを消しゴムで消し続けてきた数年。
ようやく、素地が少し見えたのかな?と感じています。
これからどう変わるか、変えるかを楽しんでいこうと思います。
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