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母が大好きだった母の弟、私の叔父が先日空に帰りました。
母の初産の私を、産湯をしてくれたそうです。
自分の娘の様に、生涯私に気をかけてくれました。
86歳でした。
私の母は、56歳で空に帰りましたから、
母より30年も長くこの世で生きた事になります。
叔父が会いたい人は、多分みんな空に帰っていたと思います。
だからきっと、叔父がこの世から去る時には、
叔父が会いたかった人たちが迎えてくれたと思います。
弟と両親とこの世で別れた時は、慟哭の様な悲しみだけしかありませんでした。
今は、違います。
人の死がどういうことかを、弟と両親と別れてから私なりに学びました。
ただ、死は恐ろしい事としか思っていなかった頃から、
死ぬってどういう事なんだろうと思い、私なりに調べて読んで、
今は、死は悲しいことではないと思える様になりました。
いつも感じていた両親の支え。
思えばいつもそばに来てくれるという事。
魂は永遠だという事。
多分、叔父は今親しかった人たちに会えて、
すごく嬉しいのかもしれないなと思います。
コツコツと実直に信用を得る働きをして生きて、
最後は、愛してやまない娘と息子と妻に看取られたそうです。
素晴らしい人生の終わりですよね。
叔父が幼い頃からずっと付き合って来た人は、
一人で軽自動車の中で硬くなっていたそうです。
警察署の中で、コンクリートの床に転がされていたと叔父は
悲しんでいました。
人は生きた様に死ぬ。
叔父とやんちゃな人生を生きた叔父の従兄弟の生き様で、
本当にそうねと思いました。
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