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6月に亡くなった叔父の娘から便りが来ました。
叔父は、穏やかで滅多に他人にきつい言葉を言わない人でした。
私は、アニと呼んでいました。
生前、子供を産んですぐに両親を亡くした私の事を、
娘の様にずっと気遣ってくれて、度々長電話をしました。
和歌山に会いに行くと、夜中になるまで、
2人で一升瓶を傾けながら沢山話しました。
もう、和歌山に行っても叔父が居ないと思うと本当に寂しいです。
私がいる時に、娘からきつい言葉を言われているのを何度も見ました。
私にはとても辛い光景でした。
一度だけ、娘と2人だけの時言ったことがありました。
彼女の両親の苦労時代を知っていますから。
結婚することもなく、両親の世話をする様な、
基本優しい性格なのは知っています。
「お互いに、頼っていると思うよ。
きつい言葉は言わない様にしようね。
お姉は聞くの辛いんだ」
その娘が、通夜お礼の文章で、
娘らしく叔父の優しさを表現していて、私は本当に嬉しく思いました。
今日の電話で、読んで欲しかったと言っていました。
49日を過ぎた叔父も、きっと喜んでいると思います。
少ない親戚です。
叔父と叔母には、沢山の優しさと思いやりを頂きました。
心だけは離さないでいようと思っています。
アニの人生の終わりは、アニらしく愛に包まれていました。
生きた様に死んで行くのですね。
私もアニの最後の様でありたいと思います。
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