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ちび庭に、春になると植えたわけではありませんが、ヨモギが葉を広げます。
それから、ユキノシタや、隣の敷地から来たどくだみもあります。
毎年今頃、ヨモギの葉とユキノシタの葉の天ぷらをします。
子供たちを産んでから、病院から処方される薬の量に不安を感じました。
ですから、処方された薬を全部飲ませた事は一度もありません。
症状が軽くなったら、飲ませませんでした。
「家庭の医学」という、分厚い本を買いました。
自然の植物の成分や、その植物の効能を書いてあって、
本当に勉強になりました。
息子たちが幼い頃、下痢をしたり発熱したり咳きが気になったりした時は、
始めは植物の力を頼りました。
薬を飲む事で違う症状を負うことを、少しでも避けたかったのです。
私自身、とても田舎で成長し、自然の植物を体に取り入れることが当たり前で、
その事が貧しいなどとは一度も思いませんでした。
今も、竹の子やヨモギやラッキョウなど、故郷で食べた物が大好きなのです。
先日、いただいた竹の子を天ぷらにした時、一緒にヨモギとユキノシタも揚げて、
息子に食べてもらいました。
「おかあは、毎年食べているんだよ」と言って。
これまでも作って食べてもらった事はありましたが、
言ったって興味がない事には関心を寄せませんし言いませんでしたけれど、
初めて言いました。
「ふーん」と言いながら食べていました。
いつか、息子たちが父になった時に、
ふと、思い出してくれたらいいなと思います。
私が、春になると嬉しそうに野山に出かけて、
野草を収穫してきて、料理していた母を思うように。
写真は、ちび庭の春菊です。
時期はずれに撒いたから、固いですけれど色々使っています。
でも、一番のメインは可愛い花になりそうです。
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