|
どうして、ドーピング検査がないのよ!
って言いたくなったりして・・。
協議後に言われた言葉
「A ti te faltaba una pila」
pilaっていうのはスペイン語で電池とかあと元気って言う意味合いもあるんだけど、よく訊くと、ホルモン注射を示唆していたのだ・・。
そんなもんですか、ペルーのボディビル競技って!
500ソ-レス(160ドル相当)の賞金が!
給料のほとんどの入った札入れを数日前にスラレたばかりだったので、とっても悔しい。
まだ私はボディフィットネス競技もボディビルもよく理解していません。
ただマリネラ・ノルテーニャのコンテストで鍛えた舞台根性があるので、本番前にどんなに緊張していても、いざとなったら輝く自信があります。
今年一月のもっとも権威の高いマリネラのコンクールで
「あなたは踊ると昇華するわね」
と言われた。
ボディフィットネスも同様。
私が舞台でヘラヘラと笑っているので、あとでトレーナーが
「緊張していたのか?」
って・・。
地方のほうのボディフィットネスの大会はワンピース水着審査がなく、黒とカラーのビキニ審査のみ。おまけに今回の大会は身長わけがなく、一カテゴリーだけ。
トレーナーが
「どうしてショートクラスがないんだよ」
ってぼやいていた。
私はふーん、そうなの?って感じで、全くこの手の競技を理解していない。
たった150センチのわたしが160センチもある人と競い合うのは不利らしい・・。
そういえば、競技前に渡されたナンバーが丸数字を切り抜いていなくって四角く切ったままだったのね。彼が
「こんなナンバーが大きくっちゃ、小さい体が覆われて見えなくなっちまっただろう!」
必死になってハサミなしに丸くちぎってくれた。その姿に妙に感動・・。
頑張んなきゃって感じに・・。
でもこの競技、大会までのプロセス、体作りのほうが重要で、競技事態がどこに力を入れていいのか分からない。
アレキパ(ペルーではリマに次いで2番目の街)からきた強豪と、キジャバンバ女と私の3人がぶっちぎりで、一次の黒ビキニ、二次のカラービキニとも2人ずつ比較審査に呼び出された。
周りの声もよく聞こえていて、前日話しかけられたセニョーラが
それこそ表彰式のときまで誰が勝つのかわからないっていう感じだった。
最初にコールされたのはステロイドづけのキジャバンバ女、このときはヤッタっていう感じだったけど、次に私の番号がコールされ、がっかり。
アレキパ女は勝ちなれているって感じで、お辞儀の仕方も堂に入っていて、色気があった。
オリンピアのフィギュア競技のビデオを見たけど、みんな表現的にはあっさりしているのね。さすが北米。
でもラテンの国ってお色気ムンムン。
この国じゃ、そういうところを見習わないと勝てないわ。
"Has peleado bien!(よく戦ったな)"
トレーナーは満足気だった。
ジャッジからも、男子のボディビルダーからも「Felicitaciones!おめでとう」の言葉をたくさんいただいた。
男子ボディビルのオーバーオール。
私を破ったアレキパ女の彼氏がダントツのようで(薬漬けって感じの体)で、比較審査もされていなかった。
結果をみたかったけど、会社の同僚に電話するとレストランの試食に間に合いそうだということで、途中で退出。
新しいレストランはアルマス広場に面していて、以前、有名なディスコがあった場所。
レストランのコンセプトがまだはっきりしていないけど、結構広くって、ツアーグループが食事を取るにはいいかなあって感じ。
フォルクローレのショーもやっていたらしいけど、私は間に合わなかった。
前菜、パパ・ア・ラ・ウワンカイナとギリシャ風サラダの盛り付け
メイン ロモ・サルタード、フェトチーニのバジルソース、ポークのアグアイマント(ほおずき)ソース、チキンカツ(milaneza de pollo)の4品が一皿に。
デザート アロス・コン・レチェ(ライス・プディング)
豚のアグアイワマントソースは美味しかった!でも観光客向けにはアルパカの肉が食べたかったな。
食前酒はアロガロビーナ(ピスコというペルー名物のブランデーとアルガロボ、ミルクのカクテル)を選んだ。
ホントはこういうときにはピスコサワーを選ぶべきなんだよね。
ペルーで一見でバーテンやバーの実力を測るには先ず、ピスコサワーを選べっていうくらいだから。
ワインもシラー種だというので、珍しいので頼む。シラーはアルゼンチンが有名だけど、ペルーのサンティアゴ・ケイロロ社が作っているので、ちょっとびっくり。
コンテストが終わったらワインを飲みたいと思っていたので当然グラス頼む。
水抜きしたあとにいきなりアルコールとは無謀だと思ったけど、翌日は目覚めもよく、久しぶりに隣町までの6kmのジョギングができた。
すごく遅くなっていたけど、なんだかとても気分がよかった。
|