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会社のクリスマスカード発送が終わった。 まあ、クスコは小さな街なので、ほとんどの場合、直接会社などを訪問してクリスマスカードを直接手渡す形。 旅行代理店の場合、同業者、航空・鉄道関係、ホテル、レストランなどが主だけど、文化庁関係にも送ったりなんかする。 テレビの撮影申請なんかのときのためにいろいろ手続きを早めてもらうための人脈作りも重要ってこと。 ただ、個人に送る場合、肩書きを間違ったらたいへん失礼なことになる。日本では博士号があっても、別にXX博士なんてつけて呼ぶ必要はないけど、ペルーでこれを欠いてはいけない。 ペルーの現大統領も、前大統領も博士号をもっていて、ニュースでも ドクトール、アラン・ガルシアとかドクトール、アレハンドロ・トレド なんて呼ばれている。 かの日系大統領、アルベルト・フジモリは学士しかもっていないのだけど、理工系場合、Ingeniero(インヘニエロ、エンジニア)の肩書きとなる。文系はLicenciado(リセンシアド)。 私の踊りの先生も農学部出身で一応、インヘニエロ・アグロノモ(Ingeniero agronomo 農業技師)となる。計算の苦手なエンジニアですが・・。 フジモリ氏も「インヘニエーロ・フジモリ」と呼ばれていた。技師の場合、なんか響きが悪いな・・・ 大学卒レベルで、経済学者、建築士、考古学者なんて呼んだりなんかする。たとえ専攻した学科を職業として実践していなくとも、公式な場で名を呼んだりするときにはこの肩書きをつけなければならない。 エコノミスタ(ecnonomista経済学者)ペレスとか、アルキテクト(arquitecto建築学者)ベラウンデとか・・ね。 日本で歴史専攻だった私は歴史学者(Historiadora、ヒストリアドーラ)となる。私としてはそうは呼ばせないけど・・。 クリスマスカードの話に戻る。 マチュピチュ国立考古学園長フェルナンド・アステテ氏にクリスマスカードを発送しなければ・・。 上司がクリスマスカードのチェックをしているとき、 「フェルナンド・アステテって考古学者(arqueologo 略称arqlg)だったけ、建築学者(arquitecto 略称arqto)だったけ?」 と周りの助けを求めるように言った。 ここで、間違えばたいへん失礼なことになる。 私は答えた 「文化人類学者(antropologo 略称antplg)です」 「ええ!そうだったのか!お前そんなことまで知ってんのか」 と感心されてしまった。 アステテ氏は考古学者としてマチュピチュの遺跡の研究で有名な人物。 考古学公園長としてマチュピチュ遺跡を見回っていることも多く、マチュピチュ観光中に彼にお目にかかることもあるの。 ただ彼が大学を終えたときにはまだ考古学の分野が文化人類学科から分かれていなかったので、肩書きは「文化人類学者」となる。 ペルーでは年配の考古学者の多くが「文化人類学者」と呼ばれている。 日本ではどうでもいいことなんだけど、こうした肩書き、階級社会で貧富の差の大きいラテン系の国では決しておろそかにしてはいけない。 肩書きを間違いなくつけて人の名を呼ぶ、それがラテン系の礼儀なのだ。
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お気に入り登録ありがとうございます。
ペルーって、けっこうな階級・肩書き社会なんですね。
こちらオーストラリアは、博士も医者も政治家も教授もみんなファーストネームで呼びます。でも、名刺には、普通の人でも大学の学位が書かれていて、やっぱり自慢したいのかなと思います。
それにしてもラテン系の国でもそんなに面倒なんですね。
2009/12/17(木) 午前 8:46
Rippedさん、コメントありがとうございます。
ラテン系だからこそ、肩書き社会なんですね。
お気楽そうに見えますけど、ラテン・アメリカの国は貧富の差が大きく、まだまだ階級社会なんです。それなりに富がないとイイ大学にいけないし、いい職業にもつけないんですね。
学歴もその人の階級を示すことになります。
で、学位、肩書きにすごくこだわるっていうことで・・。
納得していただけるでしょうか?
2009/12/18(金) 午前 1:57 [ Srta.marinera ]
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