|
クリスマスの時期になると自殺が増えるのだという。 ペルーでは日本より、クリスマスのプレッシャーが非常に大きいような気がする。特に一人身には。 ラテンの国ではクリスマス(12月24日から25日に掛けての深夜)は家族と過ごし、新年(12が31日から1月1日にかけての年越し)外出して、バーやディスコでみんなで騒ぐ。 たとえ第三世界とはいえ、クリスマスプレゼントは存在し、どんなに貧しくともクリスマスイブ(Noche buena)はシャンパン、ワイン、パネトン、ホットチョコレート、ターキー、その他のお菓子にプレゼント交換は各家庭で必須となる。 なんと、一般家庭のクリスマス・ディナー一食分の消費カロリーは約2000kcalだとか、一日に必要なカロリーと同じじゃないか! さて、そんな豪華なクリスマスの夜(Noche buena)を過ごすお金が欲しいために、この時期は泥棒が増えるのだそう。 コワイです。 私も被害者になりました。 ペルーん一流紙、El Comoercio紙によると、 一年でもっともストレス要因が多いのが、12月だとか・・ 12月には通常の月よりも35パーセントも自殺者が増え、保健省発表では、欝による診療も25パーセント増加する・・。 クリスマス・ブルーを訴えるのは、老人、独り身の女性、学校の成績が悪かった子供が多いそう。 孤独 一年を振り返って成果が見られなかった虚しさ 消費主義の宣伝のプレッシャー その対策として、専門家は 家族の支えが必要で、一人暮らしの人は、友達とクリスマスを過ごす 消費主義にとらわれず、イエスの誕生というクリスマスの本来の意義を見つめなおす としている。 独り身の女性って私? って感じで、 特に今月は給料丸々盗まれて、ピーピーなので、外出できません・・。 う、ストレスが・・ 専門家は、 ストレスを解消するためのリラクゼーションや散歩なども勧めている。 そうだ、12月25日の祝日はジョギングしよう。 交通量が少ないという点で、ストライキの日と並ぶランニング日和だもの。
|
ラテン的生活
[ リスト | 詳細 ]
|
ペルーのクスコを訪れた日本人の観光客、特に女性がよく指摘すること。 「クスコの女性は太っていても足だけは細いのね。どうしてかしら?」 たぶんそれは日本人の基準。 逆にクスコの人間に限らずペルー人は日本人の足が太いのをうらやましがるのだ。 私は日本人の中でも特に太ももが太いほうで、日本にいた頃からパンツやジーンズのサイズが合わずひどいコンプレックスを持っていた。 一昨年のクリスマスごろにジムに行き始めた頃も上半身は一生懸命トレーニングしていたけど、足は・・触れたくなかった。 レッグ・エクステンションなんてこれ以上太ももを大きくしたくないとインストラクターに相談したら、 「大きくしたくないなら回数は40回までね。」 と言われてそれを忠実に守っていた。いや、それどころかサボっていた(汗)。 足を鍛えようとしていない(でも、坂の多い街でジョギングしていたのでそれなりには鍛えていたのだが・・)私を見て、ジムのオーナーで地元一のビルダーに、どうして足をやらないんだ!と言われてきた。。 私に限らず日本人女性の太ももはペルー人には憧れの的らしい。 ペルー生まれの日系二,三世でも太ももは太いそう。 「あら!その太もも、日本人!全ての日本人は太ももを持っているのよ!」 ペルー人男性と結婚した日本人女性。 ご主人の姉妹、従姉妹連中から脚が素敵だとうらやましがられているのだそうだ。 ただ、その彼女をしても私の太ももは強烈に太いらしく、 「どうしたらそんなに大きくなるの?」 と何度も訊かれた。 「踊りをやっているからかしら?」 んなわけない、つま先で立つことがあるので、ふくらはぎは鍛えられるけど、四頭筋はあの踊りでは育たんぞ。 「坂の登り下りとか、階段の登り下りとかしたら育つんじゃない?」 ってテキトーに応えていた・。 でも、7月のコンテストのために真剣に脚トレーニングを始めてからはじめて気付いた。 ジムで男性も女性も一所懸命がんばっているんだけど、私ほどのサイズにはならない。 ビルダーの連中の視線が私の足に注がれる。その視線は決していやらしいものではなく、明らかな羨望のまなざしだった。 「どうして俺にはあの足が身につかないんだろう?」 と嘆いているようにも見られた。 これはもうトレーニングの賜物じゃない・・。もう生まれつきだ・・。 最後に件の日本人女性に「私の太ももが大きいわけ」を聞かれたとき、こう応えざるを得なかった。 「遺伝よ!遺伝!。トレーニングで身に付いたものじゃないの」 さすがにがっかりされたけど、気がづけば太ももコンプレックスは消え去っていた。
|
|
会社のクリスマスカード発送が終わった。 まあ、クスコは小さな街なので、ほとんどの場合、直接会社などを訪問してクリスマスカードを直接手渡す形。 旅行代理店の場合、同業者、航空・鉄道関係、ホテル、レストランなどが主だけど、文化庁関係にも送ったりなんかする。 テレビの撮影申請なんかのときのためにいろいろ手続きを早めてもらうための人脈作りも重要ってこと。 ただ、個人に送る場合、肩書きを間違ったらたいへん失礼なことになる。日本では博士号があっても、別にXX博士なんてつけて呼ぶ必要はないけど、ペルーでこれを欠いてはいけない。 ペルーの現大統領も、前大統領も博士号をもっていて、ニュースでも ドクトール、アラン・ガルシアとかドクトール、アレハンドロ・トレド なんて呼ばれている。 かの日系大統領、アルベルト・フジモリは学士しかもっていないのだけど、理工系場合、Ingeniero(インヘニエロ、エンジニア)の肩書きとなる。文系はLicenciado(リセンシアド)。 私の踊りの先生も農学部出身で一応、インヘニエロ・アグロノモ(Ingeniero agronomo 農業技師)となる。計算の苦手なエンジニアですが・・。 フジモリ氏も「インヘニエーロ・フジモリ」と呼ばれていた。技師の場合、なんか響きが悪いな・・・ 大学卒レベルで、経済学者、建築士、考古学者なんて呼んだりなんかする。たとえ専攻した学科を職業として実践していなくとも、公式な場で名を呼んだりするときにはこの肩書きをつけなければならない。 エコノミスタ(ecnonomista経済学者)ペレスとか、アルキテクト(arquitecto建築学者)ベラウンデとか・・ね。 日本で歴史専攻だった私は歴史学者(Historiadora、ヒストリアドーラ)となる。私としてはそうは呼ばせないけど・・。 クリスマスカードの話に戻る。 マチュピチュ国立考古学園長フェルナンド・アステテ氏にクリスマスカードを発送しなければ・・。 上司がクリスマスカードのチェックをしているとき、 「フェルナンド・アステテって考古学者(arqueologo 略称arqlg)だったけ、建築学者(arquitecto 略称arqto)だったけ?」 と周りの助けを求めるように言った。 ここで、間違えばたいへん失礼なことになる。 私は答えた 「文化人類学者(antropologo 略称antplg)です」 「ええ!そうだったのか!お前そんなことまで知ってんのか」 と感心されてしまった。 アステテ氏は考古学者としてマチュピチュの遺跡の研究で有名な人物。 考古学公園長としてマチュピチュ遺跡を見回っていることも多く、マチュピチュ観光中に彼にお目にかかることもあるの。 ただ彼が大学を終えたときにはまだ考古学の分野が文化人類学科から分かれていなかったので、肩書きは「文化人類学者」となる。 ペルーでは年配の考古学者の多くが「文化人類学者」と呼ばれている。 日本ではどうでもいいことなんだけど、こうした肩書き、階級社会で貧富の差の大きいラテン系の国では決しておろそかにしてはいけない。 肩書きを間違いなくつけて人の名を呼ぶ、それがラテン系の礼儀なのだ。
|
|
クスコで会社勤めをしていると、たくさんの行商人の人がオフィスに入ってくるのに気付く。 |
|
月曜日の夕方6時。 |



