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ニュージーランドの6〜7月は観光のオフシーズンですが、今年は不況と新型インフルエンザの影響で、海外旅行を控えた人が多いらしく、例年より一段と観光客数が減少しています。
今月発表された5月の観光統計によれば、オークランド地域の観光客数は宿泊ベースで前年同月より3万5000人(8.2%)減少したとのこと。特に海外からの宿泊者数は同14%も減少しており、オークランド観光局では「宿泊者の大口供給源である中国、日本、韓国からの観光客が落ち込んだのが響いた」と説明しています。
なお、宿泊ベースではなく、空港利用者ベースによる訪問者数は、オーストラリアから訪問者数の増加によって1%ほど微増していますが、オージーの多くは知人や家族のところに泊まるかスキー場に直行してしまうため、宿泊数の増加には寄与しないのだそうです。
当方も観光関連業に従事しておりますが、6〜7月は例年にも増して暇でしたので、6〜7月の観光統計ではさらに数値が冷え込みそうです。
ただし、旅行業界では、今は海外旅行を一時的に控えている人が多いが、状況が好転すれば観光客も戻るものと予想しております。さらに、ニュージーランドは、昨年10月から8年ぶりの円高=NZドル安水準になっており、ここ数年の「物価が高い」という評価を払拭できる機会です。
<生活費の国際比較でニュージーランドが激安に>
国際コンサルティング企業のマーサーがこのほど発表した「世界生活費ランキング」によれば、東京と大阪が最も生活費の高い都市の1位と2位になりました。その一方で、昨年78位と93位だったオークランドとウェリントンはそれぞれ138位と139位と順位を大きく下げました。この調査は世界の143都市において衣食住や娯楽など200項目以上の価格を比較した世界で最も包括的な生計費調査とされています。
大きな為替変動があったことで順位も大きく変化しましたが、生活の質の高さも考え合わせれば、オークンランドやウェリントンは世界的に非常にコストパフォーマンスの高い都市になったといえます。
なお、私が住むクライストチャーチは、調査対象の都市に含まれていないため、順位は付きませんが、ウェリントンと同等と思われます。
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