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政府の諮問機関である法制審議会(Law Commission)は、国民の飲酒習慣を是正する時が来たとして、アルコール税の増税、若年者の飲酒機会の制限などを骨子とした酒類販売法の改正を勧告しました。政府はこの勧告を受けて、法改正の準備に入りました。飲酒年齢はかつて20歳でしたが、1999年に18歳に引き下げられました。このときの国会の議決は54対59で僅差の決定でした。

当時は日曜日に酒類が買えないという規制もありましたが、これも撤廃されました。お酒の自動販売機はありませんが、その代わり以前は午後7時ごろ閉店していたスーパーマーケットやリカーショップが深夜まで営業するようになったので、お酒がいつでも安く買えるという状況が若年層の痛飲文化に拍車をかけているようです。今回の勧告は、こうした流れを逆転させるものです。

一般にニュージーランド人でお酒を飲む人は、結構な量を飲みます。大人はそれでも乱れることはありません。飲酒には寛容ですが、いい大人が酒で乱れると軽蔑されるからです。しかし、若年層にはバカ飲みをする習慣が伝統的に根付いているようで、「Our binge drinking culture」と自覚されています。飲みすぎれば、当然いろんな事が起こります。

警察は酒が原因で起こる事件や犯罪の対応に業を煮やしており、規制の強化を歓迎しています。また、販売規制とは別に、運転が許容されるアルコール摂取量を引き下げることを検討しています。(現在は酒気帯び運転=即違法ではなく、ビールやワイン1杯くらいはセーフです)

ただ、どうなんでしょう。法規制を強化しても、飲みすぎる人は飲みすぎるような気がします。
酔うというのは自制心や抑制を麻痺させることですからねえ。結果責任としうことで、むしろ罰則を強化した方がいいように思います。

写真は地元ハグレー公園の南に隣接するカンタベリー・ドラフトのビール工場です。
クライストチャーチの水道水は井戸水100%でとても美味しいですが、この工場でもその豊富な地下水と地元の大麦それにネルソン産のホップで、マイルドな口当たりの美味しいビールを生産しており、地元民に愛されています。

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