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NZニュース 2002年 犯罪・事件
アジア人女性を狙う薬物レイプ魔逮捕 (22/04/02 NZPA)
4月下旬、ロトルア警察はアジア人女性に薬物を飲ませたうえレイプしたとしてイラン系の男を逮捕した。被害に合った17歳の女性によれば、アジアの言語習得に興味があると近づいてきた男に車で観光案内をもちかけられ、途中で手渡されたジュースを飲んだところ、めまいがして体の自由がきかなくなったという。男は車内で女性に乱暴したあと、バンクカードを奪って1600ドルを引き出し、滞在中のモーテルに戻り再び乱暴した。男は同様の手口で31歳のアジア人女性をモーテルに連れ込もうとしたところを、オーナーの通報で急行した警察に逮捕された。取り調べの結果、オークランドから週末に訪れたアジア人女性2人も同様の被害に合っていることが判明、さらに余罪があるものと見られている。
ACC四半期で245件の疑惑請求を調査 (The Press 23/10/02) (250字)
国内で発生した事故による傷害を補償する公的機関ACCは、この4ヶ月間で不正が疑われる245件の請求を審査し、32件を摘発、98件について補償額の削減を行った。この中には、精髄損傷による傷害の申請者が、ラグビーの試合に出ているのを調査官に見つかったケースもあった。四半期の調査に要した費用は42万ドルで、720万ドルの不適切な請求があぶりだされた。この調査は全国にある15の調査会社がACCの委託を受けて行う。昨年度は合計867件が調査され、1650万ドル分の請求が却下された。調査に要した費用は150万ドルだった。
「漏る家」大きな政治・社会問題に (Herald 10/10/02) (550字)
カレン副首相は、建築基準監督局が「漏る家」問題について少なくとも2年前にその事実を知りながら、今年4月まで担当大臣に報告せず、適切な対応を怠ったことを問題視し、当局に説明を求めた。国民党は、政府が年以上前に状況を知る立場にありながら、適切な手を打たなかったとして非難した。
築10年足らずで雨漏りや腐食が進む「漏る家」は、大きな社会問題となっているが、ことの発端は‘91年に建築指導基準が緩和されたことに遡る。住宅の建築様式は、90年代に従来の板張りから軽量枠組みモルタル仕上げへと急速に変化したが、この建築指導の緩和によって未熟な設計や施工の多くが見逃された。さらに‘94年に、ホウ素で防虫処理した木材に代わって、安価で使い勝手のよい窯乾燥した木材の使用が広がった。この木材には、ホウ素処理した木材ほどの耐腐食性がなく、濡れた状況では急速に腐食が進むことが後になって判明した。バルコニーの崩壊などの被害が発生する可能性がある家屋は数万戸以上とみられ、修理費用の総額は2億4000万ドルと見積もられている。この問題に気がついた建設コンサルタントのオサリバン氏は、’98年以降、再三にわたり建築基準監督局に事態の深刻さを報告して対応を促したにもかかわらず、同局はこれを黙殺した。政府は「漏る家」問題を解決するため、200ドルの費用で利用できる仲裁制度を発足させた。
ギャンブル問題基金の代表がギャンブル再発で辞任 (26/09/02)
ギャンブル問題基金の会長が、不明朗なクレジットカード使用の責任をとって辞任した。彼は15年間ギャンブル問題の解決に尽力したことを誇りにしていたが、昨年7月以降、基金の口座から合計3万2000ドルあまりを不正に引き出していた。同氏はギャンブル癖が再発したことが原因と告白し、会長を辞任すると直ちにリハビリテーションプログラムを受けた。
未成年者の8割が飲酒。3割が飲みすぎ (19/09/02)
専門機関の調査によれば、14歳から17歳の若者の82%が飲酒をすることがあり、そのうち29%は週1回以上飲むという。同様に3人に1人は1度に5杯以上飲んでおり、健康への悪影響が心配される飲酒量になるという。また、酒は自分でボトルショップなどから購入していると16%が回答して、未成年への違法な酒類販売の実情が浮かび上がった。ニュージーランドでは'99年から飲酒年齢が18歳に引き下げられているが、若年者が購入するときは年齢を証明できるIDの提示を求められる。
ティーンの凶悪犯罪 続発するも増加なし (19/09/02)
ティーンエージャーによるによる殺人事件が多発して社会に不安が広がっているが、少年裁判所のベクロフト判事は、未成年者の犯罪が急増していると信ずるに足る証拠はないと述べた。司法統計によれば、昨年中に未成年者が補導や起訴されたり高裁に逆送致された件数は、いずれも減少しているという。しかし、NZ史上最年少で殺人罪に問われた13歳(犯行時12歳)を含む6人が起こしたオークランドのピザ配達人強盗殺人をはじめ、警察官2人を銃で殺傷した17歳の少年や、16歳の少年によるロトルアの女性殺し、そして14歳と15歳の少女がハンマーで運転者を襲った強盗致死事件など、凶悪な少年犯罪が相次いだため、統計の数値と一般の認識には、ずれがあるようだ。
海水面の上昇、今世紀中に加速の可能性 (21/08/029)
国立気象研究所は、海水面の上昇が今後さらに加速する可能性があると発表した。今年に入ってからウェリントンやネイピア、カイコウラで、高潮による洪水のため家屋や道路などの被害が相次いだが、同研究所ではこうした傾向が強まる恐れがあるとして、自治体などに高潮を想定した長期計画を作るよう注意を喚起した。オークランド、ウェリントン、リトルトン(クライストチャーチ)の潮位は、過去100年間に20cm上昇しているが、今後100年間でさらに30〜50cm上昇すると見られている。この長期的な海水面上昇の原因は主に地球の温暖化のためと考えられている。
子どものホーム・アローン増加
家に子供だけを置いて外出したことによる事件が増えている。乳幼児が冬季に暖房のない部屋に置き去りにされたり、親の留守の間に子供4人が大麻を吸いアダルトビデオを見て補導されるなどの事件が相次いで起こった。警察の記録によれば、01年に親が保育義務違反に問われたケースは341件で、前年より53件増えた。今年は前年同期と比較して、さらに24件増えている。それでも、関係者はこの数字は氷山の一角で、相当数の「ホーム・アローン」が潜在していると見ている。ニュージーランドでは、14歳未満の子供を保護者なしで家におくことは違法となる。
覚醒剤の押収急増、昨年の2倍以上に (29/08/02)
8月下旬に日本人女性が、覚醒剤2万錠($160万ドル相当)を二重底のスーツケースに潜ませて持ち込もうとして、オークランド空港税関で逮捕された。これで、今年に入ってから税関で押収された違法な薬物の総量は16万錠以上となり、すでに昨年1年間の押収量の2倍を超えた。捜査当局は、ニュージーランドを有望なマーケットと見はじめた麻薬シンジケートの暗躍に警戒を強めている。エクスタシー、スピード、アイスなどパーティ・ドラッグと呼ばれる覚醒剤の使用は、20代の若者を中心に広がっており、過剰摂取による死者も出ている。一方、環境保護とともに大麻の合法化を主張するグリーン党は、大麻の取り締まりに無駄な労力をかけるより、より有害な薬物の取り締まりに専念すべきと政府の対応を批判した。
犯罪件数軒並み増加 (29/08/02)
8月末に発表された今年6月末までの年間犯罪統計によれば、犯罪の総件数は43万6315件で、前年より2.8%上昇した。特に殺人が112件で15.5%増、性犯罪が3544件で13.6%増と、凶悪犯罪の増加が目立っている。地域別では都市化の進むオークランドで、昨年より13%増の6万687件の犯罪が発生した。この事態を重く見た政府は、警察庁長官にオークランド地区の犯罪対策を9月末までに策定するよう命じた。一方、犯罪検挙率は41.8%で昨年より1.1%下がったものの、3年連続で40%代を維持した。ちなみに日本の今年7月までの集計では、殺人777件、性犯罪6216件となっている。
暴走族封じの決め手に司法長官が異議 (08/06/02 Evening Post)
ウィルソン司法長官は、暴走族(ボーイ・レーサーズ)に対し警察官が車を押収できる法律の制定について、権利章典に反するとの見解を示した。この法案は、暴走族の取締り強化のため、暴走に使用した車を28日間押収する権限を警察に与えるもので、労働党のクロスグロウブ議員らによって提案されていた。ウィルソン長官は「車を押収しても、別の車の運転が可能であるから、暴走行為を抑止する合理性を見出せない」と述べたが、ボーイ・レーサーズは都市部で深刻な問題となっていることから同法案への支持も多く世論は二分している。
オークランドに「ボルケーノ」の危険? (01/06/02 NZPA)
オークランド地方庁のグエン・ブル代表は、今後50年以内にオークランド火山帯内で噴火が起こる可能性が5%あるとして、人々に注意を呼びかけた。ランギトト島からマニュレワまでの360平方キロには多数の旧噴火口や火山円錐丘があり、これらが再噴火する可能性は低いものの、新たに噴火口ができる危険があるという。同庁は噴火を想定し50以上の関係機関を包含する災害対策の策定に着手しており、地域住民も噴火が現実にありうるものと認識することが重要としている。
白昼のウオーキング中に殺害、人々に衝撃 (22/04/02 Dominion)
4月中旬、ウェリントン近郊のロアーハットでウオーキング中の女性が襲われ殺害される事件が発生。川沿いのポピュラーなウオークウェイで週末の白昼に起こった惨劇に、人々は強い衝撃を受けた。遺族が企画した追悼ウオークには、被害者と面識のない多くの市民も参加、約400人が風船や花を手に被害者を悼むとともに安心して歩ける社会が保たれることを祈った。事件からまもなく、警察と住民の緊密な協力によって21歳の容疑者が逮捕された。
赤ちゃん強奪事件、無事解決 (13/04/02 Herald, 22/04/02 INL)
4月中旬、高裁判事を夫にもつ弁護士の女性が生後8か月の養女と散歩の途中、銃を持った男に子供を強奪され300万ドルの身代金を要求される事件が発生、大胆な凶悪誘拐事件として世間の注目を集めた。連れ去られた幼女の安否が気づかわれていたが、発生から9日目に54歳の男が容疑者として逮捕、赤ちゃんは無事両親のもとに戻った。誘拐はニュージーランドでは極めて稀な犯罪であったが、オークランド警察のアジア犯罪捜査班のコリア刑事部長のもとには、毎月1〜3件のアジア人誘拐事件が報告されているという。
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