全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

地震その後

イメージ 1

イメージ 2

すでに沢山の報道でご承知のとおり、2月22日午後12時51分、リトルトンを震源とするマグニチュード6.3の直下型地震がクライストチャーチを襲い、昨年9月の大地震を上回る甚大な被害をもたらしました。

多くの皆様からお見舞いのメールをいただきましたことに改めて感謝いたします。
当方は無事です。写真のように家の中はぐちゃぐちゃになり、お皿やグラスが割れましたが、構造には被害が及んでないようです。今回の地震では、液状化が広範囲で発生し、家の前の通りからも泥流が吹き出しました。

家の被害が軽微で、電気も水道も復旧しているため、宿の営業を継続しておりますが、これから宿泊予約の取り消しが多数あると思います。市内中心部は、立ち入り禁止となっており、観光どころではありません。9月の地震を先例とすると、少なくとも今後2週間は「非常事態宣言」が続くと想定されます。

街は悲惨な状況で、被災した友人もいます。長くすんでいる我々が被害に会うのは仕方がないとしても、旅行や短期留学で来て被害に遭われた方々は、お気の毒としか言いようがありません。クライストチャーチは素敵な街なのに・・・残念です。街のシンボルである大聖堂の尖塔がポッキリ崩折れた映像を見て、自分の心も折れそうになりました。でも、The life must go on. 負けないぞ。

今年の重大ニュース

あと数時間で2010年も終わるが、月間NZの12月号に書いた今年の主要なニュースを書き留めておく。

カンタベリー大地震 死者ゼロの奇跡
9月4日未明にカンタベリー地方を襲ったグニチュード7.1の地震は、広い地域で数万戸の建物が損壊し停電や断水が発生するなど大きな被害をもたらした。政府は非常事態宣言を発令し、被害の規模を40億ドルと推定したが、この地震による死者はなく、負傷者も少数だった。今年1月にハイチで発生した同規模の地震の死傷者数が52万人であったことと比べると、犠牲者の少なさは奇跡的だった。日常生活や観光は9月中におおむね復旧したが、被害が大きかったところは復旧にまだ数カ月かかる。

反捕鯨の蛮勇と欺瞞
世界一周の最速記録をもつニュージーランドの高速艇アディ・ギル号は、今年1月、日本の調査捕鯨の妨害活動中に第2昭南丸と衝突した後沈没した。アディ・ギル号のピート・ベスーン船長は、その後第2昭南丸に侵入し、船舶侵入や傷害などの容疑で日本で起訴され、7月に執行猶付き有罪判決を受けて帰国した。ベスーン氏は、アディ・ギル号を「シー・シェパード」のポール・ワトソン代表の指令で故意に沈めたことを暴露して同団体を非難した。捕鯨とベスーン氏の事件は、この国の対日感情に微妙な陰を落とした。

スーパーシティ誕生
オークランド、ノースショア、ワイタケレ、マヌカウ、パパクラ、ロドニー、フランクリンの7市と1広域行政庁を統合し、新たなオークランド市(スーパーシティ)が11月に発足した。この大合併は、住民投票抜きで昨年5月に国会の強行採決によって決定された。10月に行われた統一地方選挙では、市議出身で地元重視を掲げるマヌカウ市長のブラウン氏が、国会議員出身で国との円滑な連携を誇るオークランド市長のバンクス氏を6万票差で下し、人口140万人と32億ドルの予算を預かるスーパーシティの初代市長に就任した。

平和で暮らしやすい国
6月に発表された2010年グローバル・ピース・インデックスで、ニュージーランドは昨年に続き1位となった。この調査は、銃器の販売数、殺人件数、軍隊の規模、テロ発生の可能性など23項目の指標にもとづき149カ国の平和度を順位づけしたもの。ただし、ニュージーランドの犯罪遭遇率は日本より高く,一番平和な国が一番安全な国というわけではない。また、11月に国連開発計画が発表した国民生活の豊かさを示す人間開発指数では、ノルウェー、豪州に次いで第3位にランクインした。この指数は、所得、健康、教育などの指標で総合的に判断し、暮らしやすさを示す。

財政赤字と税制改正
今年度の政府予算は、歳出が707億ドルに対し歳入603億ドルで、2年連続の赤字予算となった。国の純債務は134億ドル増えて400億ドルとなり、対GDPの債務比率は20%になったが、今後さらに増大して2014年には630億ドル(対GDP比27%)になると予測される。政府は、GST(消費税)の値上げと投資目的の不動産の課税強化をする代わりに所得減税を行う税制改革を発表し、10月に実施された。この結果、GSTが2.5%引き上げられて15%になるとともに、所得税率は2.5%〜5%引き下げられて最低10%〜最高33%になった。

政治家の甘い経費発覚
国会議員の不適切な経費処理が明るみに出て、閣僚の辞任や降格が相次いだ。国民党のヒートリー議員が、経費用クレジットカードの私的使用を野党から追求されて大臣辞任に追い込まれた後、キー首相は全閣僚だけでなく前政権の閣僚のカード利用明細の調査も指示した。その結果、労働党の前閣僚3人の不適切な経費処理が発覚し、費用を弁済した上で降格処分となった。その1人カーター議員は後日離党した。また、11月には中国系移民から閣僚になったウォン議員が、議員特権の不適切な行使を問題視されて大臣を辞任した

自由貿易の先頭を走る
他国に先駆けて中国と自由貿易協定(FTA)を締結した結果、対中貿易の規模は100億ドルに成長した。豪州に次ぐ貿易相手国になった中国とは、今後5年間で貿易規模を倍増させることに合意した。また、中国に次ぐ人口と経済成長を誇るインドとのFTA交渉を4月から始め、さらに11月にはロシアとFTA協議を開始することに合意した。一方、米国とは
TPP(環太平洋パートナーシップ)の枠組みで自由化を協議するとし、日本の参加も期待している。ASEAN諸国にも積極的にFTAを働きかけており、自由貿易の先導国となっている。

景気と雇用、回復緩やか
ニュージーランド経済は緩やかな回復基調にあり、今年の経済成長率は1.8%程度になると予想される。主要マーケットである豪州や中国への輸出が回復してきたことで景気の下支えができ、失業率は昨年末の7.3%から6.4%に下がったが、求人は業種でばらつきがあり、製造業、販売業、宿泊業などでは弱く、健康や介護、福祉分野では強い。事業者の今年の業績見通しは、明暗がほぼ五分五分に分かれている。政府は、小企業の人材採用を促すために昨年導入した90日試用解雇制度を、全ての企業にも適用すると発表した。

飲酒規制強化の是非
5月にオークランドの有名市立校の16歳の生徒が、
パーティでウォッカを痛飲して酩酊し、翌朝、ベッドで死亡しているのが発見された。8月には時速177キロで車を疾走させた限定免許の18歳の青年から法定許容量の3倍のアルコールが検出された。10月には16歳の少年が飲酒運転の末に衝突事故を起こし、同乗者の16歳の少女が死亡した。節度のない飲酒は以前から問題視されていたが、これらの事件を契機に飲酒年齢の引き上げや飲酒運転の取り締まり強化、酒類の販売制限など、より強い規制を求める声が強くなった。

映画産業の栄華は続く
ニュージーランドの映画産業は今年も好調で、国産では「BOY」がスマッシュヒットした。「ロード・オブ・ザ・リング」を生んだピーター・ジャクソン監督がウェリントンに創設したウェタデジタルでは、興行1位の記録を更新してアカデミー賞視聴覚効果賞などを受賞した「アバター」や同賞にノミネートされた異色作「第9地区」の特殊効果撮影と編集が行われ、同監督の映画への貢献にナイトの称号が贈られた。しかし、新作の「ホビット」では、俳優組合の待遇改善要求によって国内での撮影が危うく頓挫しそうになった。

サッカー大フィーバー
6月に南アフリカ共和国で開催されたサッカー・ワールドカップでは、ニュージーランド代表のオールホワイツが大健闘した。28年前に初出場したときは1点もとれずに敗退したが、今回は初戦の終了直前に歴史的な初得点を上げ、劇的な引き分けに持ち込んだことで国民の期待は一気に高まった。選手の大半がセミプロ・アマチュアであるオールホワイツは、世界の強豪を相手に3引き分けし、出場32チーム中唯一無敗で大会を終えた。国民のサッカー熱は、TABのサッカーくじにも波及し、記録的な2500万ドルを売り上げた。

イメージ 1

昨日(10月19日)の昼前、クライストチャーチに最大級の余震がありました。地震の規模はマグニチュード5で、これまでの余震で最大ではなかったものの、震源がクライストチャーチの南西10kmで深さが9kmと「近くて浅い」場所だったため、9月4日の震災後、一番大きな揺れを記録しました。この余震の被害は軽微で限定的でしたが、小規模な地盤の液状化も発生したそうです。

この余震が起きたとき、私は外出中でショッピングセンターに車を止めて降りたところでしたが、地面がうねるように揺れ、建物が音を立てて揺れているのが解りました。余震は体に感じないレベルのものを含めると2000回に達しており、本当にもうたくさんです。

そんなクライストチャーチを励まそうと、ハグレー公園でNZ史上最大の無料コンサートが開催されることは先日のエントリで紹介しました。→ http://blogs.yahoo.co.jp/kaz34nz/17408306.html
本日、その会場案内図が、コミュニティ紙の「The Star」に掲載されましたので、スキャンして冒頭に貼りました。

延べ数万人の人出を想定しているため、会場内に駐車場はなく、周辺も交通規制されてますので、車で会場に乗り入れることはできません。(身障者用の駐車スペースは有り)。車で行く場合は、交通規制エリアの外側で路上駐車するか、市営の駐車場が営業時間を午後10まで延長するので(入庫時に要確認)、そこに駐車できます(ただし無料ではありません)。

カイアポイ、ランギオラ、ダーフィールドなど遠方からは、送迎バスが保険会社AMIの提供で用意されるそうです。詳しくは→ http://www.ami.co.nz

午前11時から午後8時まで開催されます。出演のタイムテーブルは以下のサイトをご参照ください。
http://www.nzmusician.co.nz/index.php/ps_pagename/newsitem/pi_newsitemid/4239
各時間ごとに大物出演者を振り分けてあります。ご当地出身のアニカ・モアは3時台、ビック・ルンガは5時台に出演予定です。32の個人やユニットが多様なジャンルから出演しますので、時間によってステージの雰囲気は大分変わることになるでしょう。

会場内は飲酒禁止です。アルコール類の持ち込みはできません。それ以外の飲食物はぜひ持ち込んでピクニックしましょう。敷物もあったほうがいいですが、椅子の持ち込みは禁止です。そして、これがニュージーランドらしいところですが、日焼け止めの対策と防寒対策の両方が必要です。

会場案内図を見ると、ダンスエリアや飲食物の売店も設置されるようです。
都合のつく人はどんどん誘い合わせていきましょう。
どうかどうかお天気に恵まれて、カンタベリーの人々が楽しい時間を過ごせますように。

ブログ村ニュージーランド情報 → https://overseas.blogmura.com/newzealand/
ブログ村ニュージーランド旅行 → https://travel.blogmura.com/newzealandtravel/

イメージ 1

大地震に見舞われて被災したカンタベリーを励まそうと、ニュージーランドのミュージシャンたちが企画した無料コンサート「BAND TOGETHER」が今月23日にハグレー公園で開催されます。人気ロックバンドのオプショップやエクスポネンツのメンバーとデイヴ・ドビンらが発起人となって企画したこのコンサートは、どんどん賛同者が増えて、ビック・ルンガ、アニカ・モア、ザ・フィーラーズ、デイン・ランブル、ジェイ・ウィリアムズら33のシンガーやユニットがノーギャラで参加するかつてない規模の無料コンサートになりました。コンサートは11時から始まり、午後8時まで続きます。当日はお天気が良いことを強く強く祈ってます。

この情報は「月刊NZ」10月号のNZニュースの芸能記事で取り上げられてますが、同記事ではイベント名が「パーク・サウンド」で正午開演になってました。正しいイベント名は「BAND TOGETHER」で11時開演です。

「BAND TOGETHER」10月23日(土)11:00〜20:00 北ハグレー公園 入場無料
詳しい情報は→ http://www.christchurchmusic.org.nz/bandtogether
<出演者>
Anika Moa, Bic Runga, Che Fu, Dane Rumble, Dave Dobbyn, J Williams, King Kapisi, Nathan King, Dame Malvina Major, Julia Deans, Ray Columbus and Dinah Lee will be joined in the lineup by supergroups including Dukes, Evermore, The Exponents, The Feelers, Minuit, Midnight Youth and Opshop.

また、コンサートの開催に伴い、会場周辺の道路の通行止めが以下の通り予定されています。ご注意ください。
Band Together Concert for Canterbury 2010
<Roads proposed to be closed:> 10:00〜22:00
・Armagh Street bridge, at the entrance to the Botanic Gardens
・Rolleston Avenue between the north side of Gloucester Street and Armagh Street
・Park Terrace between Armagh Street and the south side of Salisbury Street
・Armagh Street between Montreal Street and Park Terrace
・Chester Street West between Montreal Street and Park Terrace
・Peterborough Street between Park Terrace and Montreal Street
・The western side of Cranmer Square between Kilmore Street and Armagh Street
・Kilmore Street between Montreal Street and Park Terrace

ブログ村ニュージーランド情報 → https://overseas.blogmura.com/newzealand/

統一地方選挙の郵便投票が本日(9日)正午に締め切られ、即日開票の結果、現職のボブ・パーカー氏が6万8000票余りを獲得して再選、2期目を務めることになった。対立候補のでジム・アンダートン氏は善戦したが、1万7000票差で及ばなかった。(開票率98%)

今回のクライストチャーチ市長選には、14人が候補者の名乗りを上げたが、事実上は、パーカー現市長と、有力国会議員ジム・アンダートン氏の一騎打ちとなった。6月時点での世論調査では、パーカー市長支持が28%に対し、アンダートン議員支持は60%で、現職が断然不利な状況だった。

庶民的でオープンだったムーア前市長に比べると、パーカー市長は議会軽視の強引な市政運営を行いがちで、態度も尊大に見えることがあり、もともと労働党系の支持が多い市民からは人気がなかったのだろう。他方、アンダートン議員は、「1人政党」で当選するくらい人気があり「キーウィ・セーバー」を生んだ実力者でもある。このままいけば、市長交代の可能性大だった。

この流れを変えたのは、まぎれもなく9月4日の大地震だ。震災対応の責任者として、キー首相とともにリーダーシップをとる姿が連日メディアで報道された。カンタベリー地震は未曾有の災害であり、緊急時には強いリーダーシップが不可欠だ。平時には評判の悪いパーカー氏の超然とした態度が、緊急時のリーダーとして様になっていた。これが勝因だろう。

同時に行われた市評議員(市議)およびコミュニティ委員選挙には、中国人移民のジミー・チェン氏や韓国移民のアンドリュー・ユーン氏など、各国の移民が立候補した。現職市議のチェン氏は高得票で再選、コミュニティ委員を2期務めたユーン氏は、今回市議に挑んだが及ばなかった。

クライストチャーチの約38万人の住民の2割は外国生まれ、つまり海外からの移住者であり、住民の多国籍化とともに、議員の多国籍化も進行することだろう。(選挙の投票権は「永住外国人」にも付与されているが、被選挙権は「市民権=NZ国籍」保持者に限られる。ただし、NZと本国の2重国籍は認められる)

現地ニュース記事→ http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10679269
ブログ村ニュージーランド情報 → https://overseas.blogmura.com/newzealand/


.
Kazzy
Kazzy
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

ニュージーランドつながり

登録されていません

自然に生きる

登録されていません

政治・経済・社会

登録されていません

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

抽選で150,000名様に当たるチャンス!
マツモトキヨシで期間中何度でも使える
100円引きクーポン<Yahoo! JAPAN>
衛生対策製品クレベリンの姉妹ブランド
クレベ&アンドハンドジェルが新登場
今だけ。お試しキャンペーン実施中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
10/31まで秋の行楽キャンペーン実施中

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事