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8月11日、カンタベリー保健当局は、豚インフルエンザの対応窓口をクライストチャーチの1つを残して閉鎖すると発表しました。同時に電話相談窓口もサービスを休止します。これはインフルエンザの流行が一段落したことと、特別な対応をする必要がなくなったことを意味します。
ニュージーランドにおける豚インフルエンザ感染者の累計は、8月12日現在で3000人となりましたが、検査で確認されたのは全体のごく一部であり、実際の感染者数はこれより相当多いとされています。当局は感染の広がりが落ち着いたことを歓迎しつつ、事態の推移を今度も注視するとの姿勢です。
オタゴ大学の公衆衛生研究室によれば、7月前半に実施した電話調査では5人に1人(22%)が4月末以降に風邪のような症状を経験したと回答したそうです。通常は冬季(5月〜9月)の間に、国民の約10%がインフルエンザを発症するので、今シーズンはやはり多いように見えますが、その一方でインフルエンザが疑われるケースでも、検査によって確定するのは4分の1程度であるため、この電話調査だけでは医学的信頼性に乏しいです。
いずれにしても、豚インフルエンザはもはや重大な疫病とは考えられておらず、「感染しても症状が軽ければ大騒ぎせず1週間引きこもり安静にして回復を待つ。そのために水や食料を備蓄しておく。」という対応を国民に呼びかけています。恐れず、油断せずということですね。当ブログ7月のエントリーで、大流行する可能性に言及したので、そういうことにならずホッとしています。
8月は昼が暖かくなってくるので、1日の温度変化が大きくなり、むしろ風邪を引きやすいような気がします。1週間の安静は、住んでる者にはしょうがないで済みますが、旅行者には旅が台無しになってしまうので注意するにこしたことはありませんね。
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