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1ヶ月以上もお休みしてしまいましたが、今日から復活します。この間ご訪問くださっていた方の中には、ご心配された方もあるかもしれません。お詫びいたします。
忙しかったのも確かなのですが、なんだか気力が萎えておりまして、その反面、ちょっと大きなテーマについて書きたい気持ちもあり、気力とテーマのアンバランスの狭間で筆が止まってしまいました。
さて、いきなりですが、年末から今に至るまで、マスメディアにおいて公正さを欠いたプロパガンダがなされている事件があります。日本では小沢一郎氏の政治資金をめぐるメディアバッシングであり、ニュージーランドでは反捕鯨を支持する扇情報道です。どちらも、メディアの力を濫用し、人々から冷静な判断力を奪うもので、活字メディアの端っこにいる者として、何ともいえない嫌な気持ちになってしまいました。
小沢一郎氏の問題については、日本のニュースのみならず、いろんな掲示板や大勢の方のブログで取り上げられてますので、今さら私ごときが語っても何ほどのたしにもならないと思います。ただ、この間に接した情報から私が到達した確信は、次のとおりです。
1)日本の地検特捜部は、恣意的に有力者を巨悪に仕立てて糾弾する暴力組織であること。
2)日本のマスメディアは、検察やその背後にある闇の力に追随しており、健全なジャーナリズム精神を欠いていること。
3)現政権は、上記の問題が民主主義や人権に対する著しい脅威となるにもかかわらず、有効な対処をせずに黙認し放置していること。
正直、こんな日本に住んでなくて良かった〜と思いました。これではマルコス政権時のフィリピンの状況と大差ありません。いいえ、フィリピンにさえ真実を伝えた放送局、ラジオヴェリタスがありました。
それに比べれば、ニュージーランドの司法は、能力はともかく、人を陥れる暴力装置ではありません。マスメディアも権力と適当に距離を置き、報道にも節度があって健全です。日本のテレビや新聞を読んでいると判断力が麻痺しますが、こっちのテレビや新聞は、単に情報を増やすだけです。ただし、捕鯨の問題は、事情が違います。こと捕鯨については、当地のメディアは明らかに反対の立場で報道しています。1980年代に太平洋上で行われた核実験に反対したときのような勢いで反捕鯨のキャンペーンを張っています。
捕鯨に反対なのはいいのです。国や文化が違うのですから、互いに受け入れがたい相違点の一つにすぎません。でも、その違いを「私の方が正しくて、あなたの方が間違っている」と言うなら、話はちょっと違ってきます。さらに、シー・シェパードによる捕鯨妨害行動を支持する、つまり「鯨を救うためなら、力ずくの妨害も許される」と言うに至っては大間違いです。目的達成の手段として暴力を選ぶなら、それはテロか戦争です。
日本の調査捕鯨が「違法」だと主張し、合法的に止めさせたいのであれば、ハーグの国際司法裁判所へ提訴すべきです。事実、シー・シェパードは、オーストラリアやニュージーランド政府に、それを要求しています(国際司法裁判所の当時者は国に限られているため、シー・シェパードが提訴することはできません)。ところが、今に至るまで提訴はありません。なぜなら、日本の調査捕鯨はいちおう合法であるため、勝訴の見込みが少なく、もし敗訴すれば、逆に調査捕鯨に合法のお墨付きを与えてしまうからです。
私には、そのありまさが、あたかも日本のメディアの小沢一郎氏を攻撃する報道のように見えます。
「合法(不起訴)でも間違っている。辞めなさいと・・・」
(つづく)
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