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不運だったのだと思うが、仕方が無いと済ませてよいのか、理不尽な思いで書く。
日本からオークランド経由で正午過ぎに到着予定のゲストから、パニック気味の電話が・・・。
検疫で待たされた上、念入りに調べられて1時間以上費やし、乗継ぎ便に間に合わなくなったという。
日本発オークランド行きの便の到着時刻は09:15、乗継ぎ便の離陸時刻は11:00。フライトは定刻だったので、乗継ぎ時間は1時間45分。入国手続きに1時間程度かかるし、オークランド空港は国際線と国内線のターミナルが離れているものの、普通は十分間に合う。
このゲストは一人旅の女性で、出発前に、ニュージーランドは検疫が厳しいので、「食品類を持ち込む場合は、提示しやすいようにまとめて、入国カードの○Food of any kindsをチェックして必ず申告する」ことを伝えてあり、その通りにしていた。ゲストが持ち込んだ食品は菓子類で、これ自体は検疫で全く問題とはならなかった。(参考:入国検疫に関するJTBの説明→ http://www.jtb.co.nz/longstay/kiso.php)
ところが何が検疫官の気を引いたのか、荷物を開けて検査することになった。その検査の列で待たされ上、持ち物を全て開封させられる失礼な検査を受けた。係員に乗継ぎ便のチケットを見せても、何ら便宜をはかることなく悠長に検査を続ける態度にゲストは二重に傷ついた。結局、何の問題もなく、何でこんな徹底した検査をされたのか釈然としないまま放免された時は、もう乗継ぎ便に間に合わない時間だった。
さらに気の毒なことに、カウンターでフライトの振り替えを頼んだら3時間半後になってしまった。オークランド〜クライストチャーチ間は、ほぼ毎時間フライトがあるのに直近の便に搭乗できなかったのだ。混んでいたのかもしれないが、わずか1人分の座席も都合できなかったとは考えずらい。結局、正午過ぎに到着の予定が、午後4時過ぎの到着となった。機中1泊込みの4泊5日しかない旅行日程の貴重な4時間が、気の利かない人々のために失われた。
この女性の見かけは全く普通であり、特に怪しくはない。今までの渡航歴も、ハワイ、香港などでドラッグを疑われるような国の渡航歴はない。何が係員の注意を引いたのか本人も私も全く解らない。
9月4日発生した地震のために、当宿Minna Houseの9月分の予約はキャンセルが相次いだ。その中で、キャンセルせずに来てくださった有り難いゲストに対して、到着早々この仕打ちである。観光立国が聞いてあきれる。効果が不明な宣伝費に大金をつぎ込むよりも、入国手続きやカスタマーサービスの改善など、受け入れの基本をしっかりしない限り、減り続けている日本からの観光客の回復はないだろう。
このゲストの不運を埋め合わせたくて、2時間分の市内観光ドライバーガイドを無料で提供しました。
ブログ村ニュージーランド旅行 → https://travel.blogmura.com/newzealandtravel/
震災後の観光に関する現状報告(NZ観光局)→ http://production.newzealand.com/travel/ja/about-nz/features/earthquake-statement/earthquake-statement_home.cfm
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