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登山を愛好する者として、日本の御嶽山の噴火で多数の犠牲者がでたことは誠に残念で悲しいです。
日本の自然環境は、ニュージーランドよりも過酷だと感じます。地震、台風、噴火、豪雨、猛暑、大雪など、日本では毎年多く方が犠牲になります。クライストチャーチは、猛暑はないし、大雪も稀、地震はありますが、日本より頻度が少ないと思います。噴火の可能性のある火山は南島にはありません。
噴火については、北島の中央にある国内最大の湖、タウポ湖が火山の噴火口跡にできたカルデラ湖であることから判るように、北島全体が火山の島です。タウポ湖のわきには、ルアペフ山やトンガリロ山などからなるタウポ火山帯があり、断続的な噴火をくり返していますし、別府と姉妹都市のロトルアのような地熱地帯もあります。
ここにはトンガリロクロッシングという有名な登山道があり、突然に噴火がおこれば、御嶽山の二の舞となります。また過去には、噴火によって生じた火口湖が決壊して土石流となって川を下り、ちょうど鉄橋にさしかかっていた列車を押し流して、151名が犠牲となったTangiwai disasterのように噴火を間接原因とする災害も発生しています。
島全体が火山の北島では、噴火の危険は火山にあるだけではなく、オークンランドのような都会にもあります。ランギトト島からマニュレワまでの360平方キロには多数の旧噴火口や火山円錐丘があります。火山の専門家は、今後50年以内にこのエリアで新たな噴火が起こる可能性が5%あるとしています。
オークランド市街の地面が突然裂けて溶岩が噴出する可能性はゼロではないのです。その想像図を載せた新聞記事のリンクです→ http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11131182 この想像図、怖いですね。しかし、この噴火は予測可能----"Volcanoes always put their hand up."----だと記事にあります。
御嶽山でも火山性微動の増加が認められていたのに、予知できなかったのは残念。もっとも、大島や三宅島の噴火で全島避難に至った時も、専門家の発言は常に「現状の後追い」だったように記憶しています。
上の写真は、デボンポートのMt Victoriaから見たハウラキ湾に浮かぶランギトト島です。この島は約600年前に海底火山の噴火によってできました。綺麗な円錐形の成層火山ですが、再噴火の可能性はないそうです。手前に見えるキノコは休憩用の椅子です。ここはオークランドの中で私が好きな場所です。
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