豚インフルエンザ

[ リスト | 詳細 ]

ニュージーランドおよびクライストチャーチにおける豚インフルエンザに関する情報です。
記事検索
検索

全1ページ

[1]

Sick? Stay home.」とクライストチャーチ市内を走るバスの扉に書かれてました。
今より少し前、まだ豚インフルエンザの流行が終息する前のことです。「具合悪いの?家で寝てな」という語調のこの短い標語は、当局が市民に呼びかけたインフルエンザへの対応でした。ウィルスの毒性が季節性インフルエンザと同程度で、ふだん健康な人ならば発症後3日〜1週間安静にしてれば、完治することが分かったので、とにかく外出させないで感染の拡大を防ぐことを最優先したのです。

何度も繰り返しますが、人々の様子や生活に全く変化はなく、当然マスクをしている人もいません。マスクは他者にうつさないようにするために着けるとの認識があるので、マスクをする必要がある人=感染者はそもそも外出すべきではないということなのかもしれません。それでも、手洗いなどは意識してしている人が多いようで、「静かに用心している」と同時に、「かかる時はかかるので防ぎようがない」と覚悟しているようにも見えます。

日本のメディア同様、「新型インフルで死亡、これで何人目」との報道はありましたが、季節性インフルエンザでも、毎年数万人が罹って100人程度が死亡しているわけですから、その程度の死者はでるだろうとメディアで解説者や専門家が冷静にコメントしています。煽りませんし、煽られません。

日本でも毎年、国民の1〜2割がインフルエンザに感染し、数百(時には千人以上)が亡くなっています。したがって、新型インフルエンザの死者が今後、数百人に上るのはむしろ想定内と覚悟すべきで、パニックになるようなことではありません。こっちの冷静さと比べると、日本ではそんなに大騒ぎして対処しなければいけない重大事態なのかという気がします。死者の数でいえば、毎年3万人を超える自殺者の方が、インフルエンザの数倍も深刻で重大な事態ではないのでしょうか。

もっとも、ニュージーランドの冷静な対応も、度が過ぎれば問題でして、救急車の出動順位を通常の季節性インフルエンザと同様の第3順位に変えたため、重傷患者数名の搬送が遅れていたことが判明しました。救急搬送を受け持つセント・ジョンでは、この時期に2万1858件の電話を受け、判別マニュアルに従って1,025人を医療機関に搬送しましたが、内部調査の結果、このうち9人は誤って低い優先順位にされ、そのうち4人が後で死亡したそうです。搬送の遅れと死亡との因果関係は否定しています。セント・ジョンではこの結果をもとに研修を強化して万全を期すそうです。

深刻にとらえすぎる日本、楽観的すぎるニュージーランドということでしょうか。私は後者です。その方が日々幸福に暮らせますから。

(2009年10月18日00時47分 読売新聞)神奈川の女子高生5人、NZで新型インフル
【シドニー=岡崎哲】ニュージーランド南島のクライストチャーチを訪れた神奈川県の女子高校の生徒約50人が17日、インフルエンザの症状を発症したため、地元保健当局からホテル待機を求められた。ニュージーランド通信などが伝えた。5人は新型インフルエンザ感染が確認された。同地を訪れた同校生徒はホテル待機を求められた生徒を含め200人以上で、訪問は、姉妹関係にある地元高校との交流行事として行われたという。(以上引用)

上記の記事だと、この女子高生たちは、クライストチャーチで豚インフルエンザに感染したかのように読めますが、地元メディアの記事には「彼女たちが日本からウィルスを運んできたとみられる」と書かれています。なぜなら、クライストチャーチでは、すでにお知らせしたとおり、豚インフルエンザは終息していますし、その一方で、この派遣先の日本の学校は「新型インフルエンザ感染の拡大防止のために学級閉鎖」をしているからです。

この学校は横浜女学院で、213人がランギー・ルル女子校とエイボンサイド女子校の生徒たちと交流会をすることになってました。ちなみに日本のメディアでは学校名を伏せますが、こちらのメディアでは最初の感染が確認されたランギトト・カレッジのときから学校名を公表しています。感染者が出るのは「不可抗力で気の毒なこと」であって、学校の責任を問えるようなことではないからで、誰も学校の対応を非難したり、エンガチョ扱いしないので問題ありません。

ニュージーランドのメディアは日本の「騒ぎ過ぎ報道」(いつものことですが)に比べれば、はるかに冷静でしたが、それでも「騒ぎ過ぎだ」という読者や視聴者がたくさんいました。ニュージーランドの人たちは、日本人に比べて「危難に騒がない」傾向があるように感じます。ものごとが計画通りに運ぶことが多い日本と、そうとは限らないニュージーランドの生活の違いが反映しているのかもしれません。

いずれにしても、この女子校の皆さん、特にホテルに72時間カンヅメにされた人たちは本当にお気の毒でした。もう帰国されてると思いますが、どうか懲りずにまた来てくださいね。

8月11日、カンタベリー保健当局は、豚インフルエンザの対応窓口をクライストチャーチの1つを残して閉鎖すると発表しました。同時に電話相談窓口もサービスを休止します。これはインフルエンザの流行が一段落したことと、特別な対応をする必要がなくなったことを意味します。

ニュージーランドにおける豚インフルエンザ感染者の累計は、8月12日現在で3000人となりましたが、検査で確認されたのは全体のごく一部であり、実際の感染者数はこれより相当多いとされています。当局は感染の広がりが落ち着いたことを歓迎しつつ、事態の推移を今度も注視するとの姿勢です。

オタゴ大学の公衆衛生研究室によれば、7月前半に実施した電話調査では5人に1人(22%)が4月末以降に風邪のような症状を経験したと回答したそうです。通常は冬季(5月〜9月)の間に、国民の約10%がインフルエンザを発症するので、今シーズンはやはり多いように見えますが、その一方でインフルエンザが疑われるケースでも、検査によって確定するのは4分の1程度であるため、この電話調査だけでは医学的信頼性に乏しいです。

いずれにしても、豚インフルエンザはもはや重大な疫病とは考えられておらず、「感染しても症状が軽ければ大騒ぎせず1週間引きこもり安静にして回復を待つ。そのために水や食料を備蓄しておく。」という対応を国民に呼びかけています。恐れず、油断せずということですね。当ブログ7月のエントリーで、大流行する可能性に言及したので、そういうことにならずホッとしています。

8月は昼が暖かくなってくるので、1日の温度変化が大きくなり、むしろ風邪を引きやすいような気がします。1週間の安静は、住んでる者にはしょうがないで済みますが、旅行者には旅が台無しになってしまうので注意するにこしたことはありませんね。

真冬のニュージーランドでは、豚インフルエンザが依然として流行中で感染者はさらに増える傾向にあります。本日、ニュージーランドメディカルジャーナルに発表された見解では、最悪の場合、国民の8割が豚インフルエンザウィルスに接触する可能性があるとの予測が述べられています。しかし、ウィルスに接触した人が全て発症するわけではなく、おそらくそのうちの3分の2が発症するものの、重症に至る人は少なく、致死率は0.01%程度になるとのことです。

豚インフルエンザの感染力については、6月初旬には1.5程度とされていましたが、ニュージーランドでのこれまでのデータから、上記の見解では1.96に引き上げられました。これは1人の感染者から2人にうつることを意味しており、季節性インフルエンザや1918年に大流行したスペイン風邪よりも感染力は高いそうです。そして、豚インフルエンザの流行は、まだ初期段階であり、今後さらに拡大するということです。

季節性インフルエンザだけでも、昨年6〜9月の冬の間に、約5万人が感染し、およそ100人が死亡しているそうです。これを上回る大流行になることは、当然覚悟しなければなりません。上記のように国民の8割がウィルスに接触し、その3分の2が発症するとすると・・・432万×0.8×2/3=230万ということで、実に国民の2人に1人(53%)が発症する計算になり、死亡率が1万人に1人だとしても、230人が亡くなる計算になります。けっして軽んじることはできません。

しかし、今日、ショッピングセンターに買い物に出かけましたが、金曜日の夕方ということもあり、けっこう賑わってました。いつもどおりで、特に危機感は感じられませんでした。いたずらに騒ぎすぎないのはいいことなのですが・・・、感染防止も自助努力ってことですかね。

いずれにしても、引き続き感染防止に努めるとともに、感染したときの対策として、ウィルスの増殖を阻害して症状を軽減させる効果があるとされる薬品「タミフル」を準備しておく必要があるかもしれません。政府は5月初めに通達を出し、薬局でタミフルを処方箋なしで購入できるようにしました。ただし、1箱75NZドル前後とかなり高価であるのが難点です。

とはいえ、私はここ数年、風邪を一度も引かずに冬をやり過ごすことはなかったように記憶しています。昨年もひどい風邪を引き、1週間寝込みました。感染の可能性は五分五分と考えるのが現実的かもしれません。できれば無事に春を迎えたいものです。

真冬のニュージーランドでは新型インフルエンザの感染者数が日に日に増えており、22日現在で通算2443人に達し、死者も11人になりました。しかし、この数は検査で菌が確認されたものだけなので、実際の感染者数はずっと多いはずだと保健当局は推定しています。

こうなると、外出すればいつどこで菌に接触するとも限らない状況だといえますので、なるべく外出は控えて手洗いもしっかり励行しています。もっとも、相変わらずマスクをしてる人を見ることはありませんし、街はいつもと変わったところはありませんが・・・。

さらに悪いことに、クライストチャーチの学校では「はしか」が流行しはじめており、23日現在で高校7校、中学校4校、小学校7校で合計62人の発症者がでており、さらに増えると思われます。患者は11歳から16歳の児童・生徒で、そのうち約半数が予防接種を受けていなかったようです。

ニュージーランドでは、生後15ヶ月と4歳の時に、はしかを含む三種混合ワクチンの接種を受けることが義務づけられているのですが、きちんと受けてない人が結構いるようですね。そうゆうことについて割と鷹揚な国だと感じます。

選挙人名簿への登録も義務なのですが、自発的に登録手続きをしなければなりませんし・・・。住民登録に類似の制度がありませんので、自動的に検診や選挙の通知が来たりしないわけで、これを不親切とみるか自主性の尊重とみるかは、国民性によるのかもしれません。でも、外国人永住者にも選挙権が付与されているのは親切だと思います。

全1ページ

[1]


.
Kazzy
Kazzy
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

ニュージーランドつながり

登録されていません

自然に生きる

登録されていません

政治・経済・社会

登録されていません

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事