|
先月発表されたニュージーランド政府の決算報告は、105億ドルのマイナスとなり、前年の23億ドルの黒字から一転して巨額の赤字決算となった。この原因は、不況による税収減14億ドル、投資収益や資産の減少41億ドルなどのほか、前政権が選挙前の人気取り政策に、そして現政権が景気対策のために、それぞれ多額の財政支出を行ったことにある。この結果、国家の純債務はGDPの9.5%となり、前年の7割増しに急増した。それでも、この債務比率は日本の87%、英国の33%などに比べ、先進国の中ではかなり低い。今後、負債はさらに増えて、ピーク時は700 億ドルに達すると予想されている。イングリッシュ財務相は、政府の財政収支を均衡させるのに10年、黒字だった20カ月前の水準に戻すには、20年かかるだろうと述べた。(「月刊NZ」11月号のニュース原稿に加筆修正) |
政治・経済・社会
[ リスト | 詳細 ]
|
ニュージーランドでは今月1日から運転中に携帯電話を手に持って使用することが違法となりました。日本の方からすれば、今さらとか、遅れてる〜と言われそうですね。もちろん、この国でも2003年ごろから運転中の携帯を使用禁止にする動きはありました。何でそんなに時間がかかったかといいますと、必ずしも「お役所仕事」のためだったのではありません。議論となったのは、運転中の携帯電話の使用を法律で禁止することの「正当性」でした。 |
|
世界経済フォーラムが先月発表した国際競争力ランキングで、ニュージーランドは個人投資家の保護や企業倫理、起業の容易さなどの項目で1位の評価を得たものの、総合順位では133ヶ国(地域)中20位だった。1位はスイス、2位が米国、3位がシンガポールで、日本は8位。 |
|
ニュージーランドの8月の経済指標は、世界経済の先行きが悲観的でなくなったことなどを反映し、不動産価格が上昇に転じたり、事業者や消費者の心理も上向くなど、景気回復のきざしが見えてきた。さらに、移民の堅調な増加も景気の回復を助けている。しかし、雇用については6月四半期の失業率は6%で、9年ぶりの高さとなっている。今後、国内景気は緩やかに回復に向かうが、雇用調整は継続し、失業率は年明けに7%を越えると予測されている。しかし、政府が予想した失業率8%の最悪のシナリオは回避できそうな見込みとなった。なお、ニュージーランドの場合、失業率7%といっても失業者の実数は15万人程度であり、日本の同5.7%、359万人とはスケールが異なる。 |
|
この件について、読売新聞と東京新聞の記事を以下にご紹介しましたが、私の意見を述べます。 |





