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■ファリャ/バレエ音楽『三角帽子』
デュトワ指揮/モントリオール交響楽団
(第130話) バレエ音楽の楽しみ
今日は、ファリャ(1876-1946)です。
今回も登場するのは、デュトワ指揮/モントリオール交響楽団。わたしのブログにこのコンビの演奏がよく出てきます。理由は、ただ好きだからです。
スペインの作曲ファリャのよく知られた曲に、ピアノと管弦楽のための交響的印象『スペインの庭園の夜』、バレエ音楽『恋は魔術師』、ロシア・バレエ団のために作曲された『三角帽子』があります。ともに、スペイン情緒もあり、色彩感も豊富です。そこで、今日は『三角帽子』を聴きます。
曲はティンパニの力強いリズムで始まります。そして、カスタネットの連打とともに「オレ!オレ!」の叫び声。ゾクゾクする開始です。出だしから曲に引き込まれてしまいます。そして、第2幕では、なんとベートーヴェンの『運命』の『ジャジャジャジャーン』の主題が出てくる楽しい音楽です。
ところで、『三角帽子』とは妙な名前です。由来は、スペイン・アンダルシアの民話を元にしたアラルコンの小説『三角帽子』に由来します。代官と粉屋の女房が繰り広げる喜劇です。そして、舞台・衣装デザインを担当したのはピカソです。どんな衣装だったのかしら。音楽を聴きながら想像するのも、楽しいものです。
A Passion for Music
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