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■ヴェルディ/レクイエム
カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
バルツァ(ms)、アンナ・トモワ=シントウ(s)、カレーラス(t)、ホセ・ファン=ダム(bs)
(第 171話) ストレス解消のレクイエム
冷たい春の雨です。
今日は、ヴェルディ(1813-1901)のレクイエムです。
お彼岸だからと言うわけではありませんが、しばらくヴェルディを聴いていませんでしたので、CDの棚から取り出してきました。
ヴェルディが作曲したレクイエム、正確には、「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」と言います。マンゾーニ(1785−1873)はイタリアの詩人、作家です。彼を追悼する目的で作曲され、一周忌にあたる1874年にミラノのサン・マルコ教会で初演されました。そもそもレクイエムとは、カトリックのミサ曲のひとつで・・・と説明してもつまらないで、さっそく音楽に耳を傾けることにします。
ヴェルディのレクイエムは、モーツァルト(1756-1791)、フォーレ(1845-1924)の作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられますが、フォーレのそれとはあまりにも対象的です。オーケストラが派手になって、声楽もまさに劇的です。これでもかと迫ってくるところは、ちょっと閉口してしまいます。オペラを聴いているような錯覚に陥るところもありますが、紛れもないヴェルディのレクイエムなのです。
今日は雨。引きこもりを強いられる春の日に、この曲は、わたしにとってストレス解消の音楽なのです。
A Passion for Music
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