管弦楽曲20世紀以降

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

イメージ 1

■ホルスト/小林英之編/組曲『惑星』Po.32より《ジュピター》
 天満敦子(Vn)、小林英之(Or)

(第261話) 『惑星』再び

 今日は、ホルスト(1874-1934)です。
関東地方は、梅雨が明けたのに、雨が多くうんざりしています。

 ホルストの組曲『惑星』Po.32は、すでにこのブログに登場しています(第25話)。全曲盤の録音はたくさんあります。管弦楽の楽しみを存分味わえる人気管弦楽曲の一つでしょう。そして、第4曲の「木星」(ジュピター)もいろいろな演奏があります。前回は、カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シャルロット・チャーチ、平原綾香が登場しました。

 今日は、ヴァイオリンとオルガンの《ジュピター》です。演奏は、天満敦子のヴァイオリンと小林英之のオルガンです。編曲は小林英之。
 
 オルガンの伴奏によるヴァイオリンの演奏は意表を突く企画ですが、しっかりした骨太の演奏は感動的です。日本では46年ぶりの皆既日食のフィーバーが終わり、壮大な宇宙のロマンを堪能できたのではないでしょうか。その余韻で、再び『惑星』を登場させてしまいました。

A Passion for Music

イメージ 1

■ウェーベルン/夏風の中で(ブルーノ・ヴィレの詩にもとづく大オーケストラのための牧歌)
 ブーレーズ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


(第259話) 旅たちの前に

 五月連休が終わったばかりですが、もう初夏の陽気です。
 そこで、今日はウェーベルン(1883-1945)を聴きます。

 今日で、このブログに登場した作曲家は127人、アップロードしたCDの数は309枚になります。クラシック音楽もCDが300枚を超えると、たいがいの名曲はそろいます。このブログでは、できるだけ重複しないように作曲家を選んでいますが、やはり、バッハ(1685-1750)、モーツァルト(1756-1791)、べートーヴェン(1770-1827)の登場回数が多いのは、好みの問題ですので仕方ありません。

 ウェーベルンは、シェーンベルク(1874-1951)やベルク(1885-1935)と並んで新ウィーン楽派の中核メンバーです。そして、生前に出版された作品はわずか31曲、作品数こそ少ないですが、20世紀前半の作曲家として最も前衛的な作風を書きました。彼の曲の多くは、十二音技法によるものですが、若かりし頃は、後期ロマン派の基調性感覚のはっきりした音楽を残しています。

 この曲は、1904年に書かれた初期作品です。生前には出版されなかったため作品番号は付けられませんでした。ドビュッシー(1862-1918)の《牧神の午後のための前奏曲》風でもあり、デーリアス(1862-1934)風でもあります。そしてオーケストラは色彩豊かで、オーケストレーションは見事です。

 ウェーベルンは、1904年からシェーンベルクに師事して作曲修行を続け、1908年に「パッサカリア ニ短調」作品1によって独立を許されました。ウェーベルンの旅たちです。旅たちの前に、こんな素敵なオーケストラ曲を書いてくれたのです。

A Passion for Music

イメージ 1

■レスピーギ/交響詩「ローマの松」
 ムーティ指揮/フィラデルフィア管弦楽団


(第254話) 郷愁の松

 今日は、レスピーギ(1879〜1936)を聴きます。

 イタリア中部アブルッツォ州の地震で、これまで犠牲になった人は289人だそうです。日本と同じく、イタリアは地震国です。他人事ではありませんね。だからというわけではありませんが、今日はレスピーギを聴きます。取り出してきたCDはムーティ指揮/フィラデルフィア管弦楽団の「ローマの松」。

 なぜフィラデルフィア管弦楽団かというと、レスピーギは1926年に、この曲の演奏で自らフィラデルフィア管弦楽団を指揮しているからです。そしてムーティはイタリア人。これで決まりです。

 「ローマの松」は1924年に完成しました。言うまでもなく、「ローマ三部作」の第2作目ですが、3部作のなかでは、一番ポピュラーではないでしょうか? オーケストラがよくなる派手な曲です。しかし、興味深いのは、「ローマの松」は、レスピーギが記憶と幻想を呼び起こすために自然を用いたということです。ローマの風景を支配している松は、ローマ時代の事件の証人。レスピーギは、松という自然を通して古代ローマへ眼を向け、ローマの往時の幻影に迫ろうとしたのです。

 グレゴリオ聖歌などの古い教会旋法が使われている所なんかは、なかなか憎いと思います。古代への郷愁でしょうか。

A Passion for Music

イメージ 1

■コープランド/エル・サロン・メヒコ
 バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団


(第220話) メキシコに行きたい

 今日は、コープランド(1900-1990)を聴きます。

 20世紀を生きたアメリカの作曲家、コープランド。その曲風は親しみやすく、また分かりやすい曲が多いです。その中の一つが、メキシコを題材にした『エル・サロン・メヒコ』でしょう。とてもエキゾティックで、快活な音楽です。アメリカから見たメキシコは、フランスから見たスペインと同じように、旅人の旅情を駆り立てる地だったのでしょう。

 わたしのコープランド初体験は、バレエ音楽『アパラチアの春』でした(第26話)。その後、『ロデオ』、『ビリー・ザ・キッド』、『市民のためのファンファー』、クラリネット協奏曲、そして交響曲第3番・・・と、コープランドの魅力にはまっていきました。

 この曲は、コープランドがメキシコシティのダンスホール“エル・サロン・メヒコ”を訪れたときの印象に基づいて作曲された管弦楽曲です。メキシコの通俗的な旋律を使って、とても異国情緒あふれた音楽になっています。初演は1937年、メキシコシティで行われました。好評で迎えられてことに想像に難くありません。

 演奏は、アメリカ音楽を愛したバーンスタイン(1918-1990)です。ジャケットは、ありし日のコープランドと一緒に撮った写真です。これ以上の組み合わせはありません。

 メキシコに行きたい。

A Passion for Music

イメージ 1

■イスランスモーエン/『森の明かり』Op.15
 ビャーテ・エンゲセット指揮/アイスランド交響楽団

(第180話) ノルウェーの抒情

 今日は、イスランスモーエン(1881-1964)です。
 日本では、ほとんど知られていないノルウェーの作曲家です。

 このCDは、ノルウェーの管弦楽曲を集めたものです。ノルウェーといえば、クラシック音楽ではグリーグ(1843-1907)ですが、数学者のアーベル(1802-1829)、グリーグが音楽を付けた『ペールギュント』の作者のイプセン(1828-1906)、『叫び』で有名な画家のムンク(1863-1944)・・・と、その存在感を世界に発信しています。

 このCDも、オープニングはグリーグ、そしてエンディングもグリーグです。しかし、透明な抒情感のある曲がありました。イスランスモーエン (1881-1964) の『森の明かり』です。一日の疲れをとるには、うってつけの曲です。繰り返し聞きたくなる曲です。

 この曲に歌詞を付けるとしたら、どんなイメージになるでしょうか?
 北欧の森にさす光と祈り、そして森に対する感謝の気持ちみたいなもが伝わってきます。環境問題をテーマにTV特集の音楽かな。

A Passion for Music

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.
kazのクラシック音楽日記
kazのクラシック音楽日記
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事