協奏曲 20世紀以降

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■ハチャトゥリアン/ピアノ協奏曲変ニ長調 Op.38
 チェクナヴァリオン指揮/アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団、
ドーラ・セルヴァリアン=クーン(p)
 
(第275話)  野性味と躍動感
 
今日は、ハチャトゥリアン(1903-1978)を聴きます。
 
このブログに登場したハチャトゥリアンは、今回で3回目です。第1回目は組曲「仮面舞踏会」(第118話)、そして、第2回目は(第161話)。交響曲はエネルギッシュで濃厚な音楽でしたが、このピアノ協奏曲もぞくぞくする音楽です。民俗音楽の醍醐味はリズムにあります。それに加わるエキゾチックな調べは、本当にエキサイティングします。
 
日本経済も、こうした躍動感がほしいです。フィギュア・スケートの浅田真央が舞った「仮面舞踏会」のワルツも知られるようになりました。アルメニア・フィルも母国の偉大な音楽家の曲と向かい会って、エキサイティングしているようですクラシック音楽で野性味を味わいたい方、ぜひお聞きください。
 
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■陳鋼&何占豪;ヴァイオリン協奏曲「梁山伯と祝英台」
 西崎崇子(vn)/上海音楽院

(第270話) Butterfly Lovers

 今日は、中国の音楽を聴きます。
 ヴァイオリン協奏です。

 この曲は、1958年、当時上海音楽学院の学生であった何占豪と陳鋼とが越劇「梁山伯と祝英台」の旋律をもとに書いた「梁祝(Yueju)バイオリン協奏曲」です。曲の題名は「梁山泊と祝英台」ですが、 英訳は「Butterfly Lovers」と訳されています。私は、なぜ蝶々なのかわかりませんでした。

 内容は、「梁山泊と祝英台」のラブストーリーを協奏曲にしたてたものです。祝英台の恋人、梁山伯が死んで、祝英台はいいなずけのところに嫁ぎに行くのですが、梁山伯の墓のところを通りかかると急に嵐が吹き、墓が開きます。そして、祝英台は、墓に身を投げてしまうのです。すると、二匹の蝶が出てきてひらひらと飛んでいくというお話です。蝶々になって、結ばれるという悲しいお話です。中国版「ロミオとジュリエット」でしょう。中国の国民的存在の音楽です。

 曲の出だしは、2匹の蝶々を表現しています。そして、CDのジャケットは蝶々なのです。
 中国音楽のロマンティシズムにどっぷり浸りたい方、ぜひどうぞ。

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■バルトーク/管弦楽のための協奏曲Sz.116
 デュトワ指揮/モントリオール交響楽団


(第232話) 病の中から生まれた協奏曲

 今日はバルトーク(1881-1945)を聴きます。

 『管弦楽のための協奏曲』は、管弦楽曲か協奏曲か? CDショップでは、通常管弦楽曲の棚に並んでいます。ほとんどのCDが『弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽』とカップリングされています。中には『中国の不思議な役人』と一緒のCDもありますが、圧倒的に前者が多いです。何はともあれ、バルトークの代表的な名曲でしょう。

 しかし、前問の答えは作曲者自ら名付けているように、この曲は管弦楽のための『協奏曲』です。通称『オケコン』;オーケストラのためのコンチェルト/Concerto for Orchestraです。作曲者の意図は、オーケストラの各楽器をあたかも独奏楽器のように扱っていますので、『協奏曲』と言う名が与えられたのです。

 バルトークは、第二次世界大戦の戦火から逃れるため、アメリカ亡命しました。そして、病に倒れましたが、この最悪の状態の中でこの名作が生まれました。新しい協奏曲の形です。

 デュトア/モントリオール管弦楽団のしなやかなで美しいバルトークです。それにしても、この曲が、バルトークが白血病に冒されている中で書かれた音楽とは、わたしには、どうしても思えないのです。

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■プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
 ラトル指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サラ・チャン(vn)


(第231話) 20世紀のヴァイオリン協奏曲

 今日から師走。一年が経つのは速いです。
 そこで、今日はプロコフィエフ(1891-1953)のヴァイオリン協奏曲を聴きます。

 ヴァイオリンのソロは、サラ・チャン(1980- )。韓国系アメリカ人のヴァイオリニストです。現在27歳です。7歳でジュリアード音楽院の入学試験を受け、ブルッフのヴァイオリン協奏曲を演奏して入学許可を得たというのですから、神童なのでしょうね。

 プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第 1 番は、20世紀のヴァイオリン協奏曲の中でも名曲かと思います。リズムは、いかにもプロコフィエフらしく、第2楽章なんかは、バレエ音楽《ロメオとジュリエット》をヴァイオリン協奏曲にアレンジし直したような曲です。さぞかし難しいのでしょう。しかし、難しさを感じさせないところが、プロなのです。

 縦横無尽に弦を指が走り、弓がはねる様子が目に浮かびます。サラ・チャンの10年後、どんな演奏をきかせてくれるのでしょうか?

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■ロドリーゴ/アランフェス協奏曲
 ナバロ指揮/フィルハーモニア管弦楽団、イエペス(g)


(第189話) 霊感とギター

 風薫る五月です。

 今日は、ロドリーゴ(1901−1999)を聴きます。ロドリーゴは、20世紀の最初か最後までを生きぬいた長寿の作曲家です。ギター協奏曲といえば、ロドリーゴ。ロドリーといえば、『アランフェス協奏曲』。ギター協奏曲の代名詞みたいな曲です。これは、の作曲家の魂の協奏曲です。

 オーケストラが奏でる哀愁のメロディと、ギターが奏でるスペインの陰影。第2楽章は、センチメンタル過ぎますが名曲です。クラシックの領域を超えているかもしれません。

 ロドリーゴの最大の功績は、この『アランフェス協奏曲』で、忘れかけられていたギター協奏曲という形態の復活に大きな役割を果たしました。復興の祖です。

 アランフェスは、首都マドリードから南へ約47km離れた古都です。アランフェスの王宮は、2001年にユネスコの世界遺産にも登録されました。ロドリーゴは幼少のころ失明しましたが、ここを訪れたロドリーゴには目に見えない風景を、夫人の説明によって心で見ました。そして、それがロドリーゴに霊感を与えたのです。オーケストラとギターに託されたスペインの郷愁の協奏曲です。

 スペインに行きたい。

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