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■ヘンデル/王宮の花火の音楽HWV351
アルフレード・ベルナルディーニ指揮/ゼフィロ・バロック・オーケストラ


(第264話) 花火

 今日は花火の音楽を聴きます。

 花火を音楽で表現したものに、ストラヴィンスキー(1882-1971)の初期の管弦楽曲である幻想曲「花火」作品4があります。文字通りオーケストラで聴く花火です(第102話)。

 こちらはヘンデル(1685-1759)の花火の音楽です。この曲は、花火が打ち上げられる前に奏された序曲と、その合間に奏された複数の小さい舞踏調の小品とからになっています。祝典曲だけあって、華やかな雰囲気に包まれた曲です。ヘンデルは、1748年にオーストリア継承戦争終結のために開かれたアーヘンの和議を祝う祝典のために作曲しました。

 今日聴くのは、3つのトランペット,ドラムス,3つのオーボエ,3つのホルン,2つのファゴット,弦楽と通奏低音のための王宮の花火の音楽です。
 
 日本の花火ではクラシック音はあまり似合わないかもしれません。 7月の終わりから8月にかけて、毎日どこかで花火が打ち上げられていることでしょう。

 不景気を吹き飛ばす花火であってほしいですね。

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■アルビノーニ/オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2
 宮本文昭(Ob)/ミラノ・スカラ座弦楽合奏団


(第256話) イタリアの空

 今日はバロック音楽を聴きます。
 連休の前半は晴れ。イタリアの空を思い浮かべながら、アルビノーニ(1671-1751)のオーボエ協奏曲です。

 このCDには、イタリアバロックのオーボエ協奏曲が4曲入っています。
 1.アルビノーニ(1671-1751)/オーボエ協奏曲ニ短調op.9-2
 2.マルチェルロ(1669-1747)/オーボエ協奏曲ニ短調
 3.ベルリーニ(1801-1835)/オーボエ協奏曲変ホ長調
 4.ヴィヴァルディ(1678-1741)/オーボエ協奏曲ハ長調

 オープニングはアルビノーニです。アルビノーニのオーボエ協奏曲は、作品番号9という12の協奏曲のシリーズがあります。その中で、この作品9の2が特にとくに有名です。マルチェルロのオーボエ協奏曲ニ短調は、このブログですでに採り上げました(第52話)。これも有名な曲です。ともに短調の気品あるバロックの協奏曲です。

 5月のイタリアのロマンティックな協奏曲。新型インフルエンザで世界中大騒ぎですが、バロック音楽を聴いて連休はゆっくり過ごしたいものです。

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■ヴィターリ/シャコンヌ ト短調
 ミルシテイン(vn)、A.バルサム(p)


(第226話) 10分間のドラマ

 今日は、ヴァイオリンの名作を聴きます。
 ヴィターリ(1663−1745)のシャコンヌです。

 シャコンヌは、特定の低音および和声進行を繰り返すバスを用いた曲の呼称です。17世紀までのシャコンヌの多くは快活な3拍子の舞曲でした。そして、バッハ (1685-1750)の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ第2番第5樂章の「シャコンヌ」は圧倒的な名曲ですが(第4話)、ヴィターリ(1663−1745)の「シャコンヌ」も、もう一つの「シャコンヌ」の名曲でしょう。

 ヴィターリはイタリアのボローニャ出身のヴァイオリニスト・作曲家です。このヴァイオリンと通奏低音のための「シャコンヌ」は、19世紀のヴァイオリン奏者フェルディナント・ダーヴィト(1810-1873)によってヴァイオリンとピアノのために編曲されましたが、現在ではヴィターリの真作ではないとされています。

 誰が作曲したかはともかくとして、なんといっても主題がすばらしい。魂を揺さぶるような旋律に、ぐいぐいと引っ張られていきます。10分間のドラマを聴くことができます。

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■パッヘルベル/カノン
 ジャン=フランソワ・パイヤール指揮/パイヤール室内管弦楽団


(第222話) 繰り返しのたのしさ 

 今日は、バロック音楽を聴きます。
 パッヘルベル(1653-1706)のカノン。バロック音楽の定番です。

 パッヘルベルは、バッハ(1685-1750)以前の南ドイツのオルガン楽派を代表する作曲家です。そして、CDはあまり見かけませんが、多作な作曲家と言われています。このカノンと組曲、それにオルガンの曲ぐらいがCDショップで見かけるぐらいです。ナクソスですら一枚(オルガン作品集第1集)しか出していないのですから。

 この曲の正式の名前は、『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーク』です。カノンとは、同一の旋律を異なる声部が模倣していく音楽の形式。そしてジークは舞曲の一種です。バスの主題が28回繰り返され、この上に乗って3つのヴァイオリンが、次々に一つのメロディを模倣していきます。

 大変聞きやすいバロック音楽です。ラヴェル(1875-1937)の『ボレロ』なども、発想はカノンから得たのかも知れませんね。

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■プレトリウス/舞曲集『テレプシコーレ』
 フィリップ・ピケット指揮/ニュー・ロンドン・コンソート


(第215話) 素朴さの中で 

 今日は、ルネサンス時代の音楽を聴きます。プレトリウス(1571-1621)の舞曲集『テレプシコーレ』です。古楽が好きな人以外は、ふだんルネサンスの音楽などほとんど聴かないと思いますが、ブルックナーやマーラーの大オーケストラの響きを好むか、古楽器の素朴なリズムや音を好むか、人夫々でしょう。

 プレトリウスは、ドイツの作曲家、オルガニストかつ音楽理論家で、たくさん音楽を残しました。この舞曲集『テレプシコーレ』は、プレトリウスの現存する唯一の世俗音楽集で、当時広く愛奏されたフランス舞曲などが多数収められています。素朴さがなんともいえません。

 このCDのブックレットには、論文集『音楽大全(シンタグマ・ムジクム) 』から、詳細に書かれた当時の楽器が絵でたくさん紹介されていて、とても興味をそそられます。演奏は、当時の楽器を再現して演奏されたもので、ルネサンス時代にタイムスリップしたような気分になります。レスピーギ(1879-1936)の『リュートのための古風な舞曲とアリア』に似た旋律も聞こえてきます(第106話)。

 『テレプシコーレ』は、ギリシャ神話に登場する9人のミューズのうち、舞踏をつかさどる女神「Terpsichore」に由来しています。以前(第7話)で紹介したように、わたしのブログの左上の絵には、3人のミューズがいます。メルポメネ(Melpomene)、エラート(Erate)、ポリミニア(Polyhymnia)です。エラートはフランスのCDのレーベルで有名ですよね。

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