交響曲 19世紀以前

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■スタンフォード/交響曲第4番へ長調Op.31
 ハンドリー指揮/アルスター管弦楽団


(第276話) ブラームスから渋みをとると


 4月も半ばだというのに、異常に寒いです。 
 今日は、イギリスの作曲家スタンフォード(1852-1924)の交響曲を聴きます。

 スタンフォードは、19世紀後半から20世紀の前半にかけて活躍した作曲家で、イギリスの交響曲の存在価値を示したエルガー(1857-1934)の先輩です。7つの交響曲を書いていますが、現在ではあまり演奏されません。忘れられた作曲家かも知れません。しかし、その曲想はわかりやすく、聞きやすいです。

 そこで、今日は第4番を聴きます。スタンフォードは、ドイツに留学してドイツロマン派の影響を受けました。作風はブラームス(1833-1897)風です。第1章などは、ブラームスの第2交響曲に雰囲気は似ています。しかし、ブラームスから渋みを取り除いたという感じです。

 スタンフォードは、近代イギリス音楽のスタート地点に立つ作曲家です。強烈な個性はありません。そのためか、その時代には受け入れられなかったのでしょう。しかし、その叙情性は捨てがたいです。

 CHANDOSレーベルから交響曲全集が出ています。あぁ、全曲が聴きたい。

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■ヨハン・シュターミッツ/交響曲集
 ニコラス・ウォード指揮/ノーザン室内管弦楽団


(第269話) ハイドン以前の交響曲

 あけまして、おめでとうございます。
 東京は、穏やかな正月です。

 今日は、ハイドン(1737-1806)より前の交響曲を聞きます。
ヨハン・シュターミッツ(1717-1757)は、ハイドンより20年前にボヘミアで生まれました。いわゆるマンハイム楽派に属する作曲家です。曲想はわかりやすく、さわやかです。モーツァルト(1756-1791)の初期の交響曲にも通じるものがあります。

 シュターミッツは、その短い生涯の間に50曲以上もの交響曲を書いています。今日は、その中から、交響曲ヘ長調Op. 4, No. 1交響曲変ホ長調Op.4,No. 4、シンフォニア・パストラーレニ長調Op.4,No. 2、そして、交響曲変ホ長調Op.4,No. 6です。聴きやすい曲ばかりです。

 ハイドンの前にこうした交響曲があるのは納得できます。彼の特徴を言えば、18世紀初めに発明されたクラリネットを早くから取り入れていたということ、そして、第3楽章にメヌエットを置く四楽章構成の交響曲にこだわったということでしょう。

 穏やかな正月は、こうした交響曲をBGMに聞くのがいいです。
 今年は良い年でありますように。

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■ハイドン/交響曲第55番 変ホ長調「校長先生」Hob.I:55
 ニコラス・ウォード指揮/ノーザン室内管弦楽団


(第253話) 交響曲学校の校長先生

 桜の花も散ってしまいました。
 今日は、ハイドン(1732-1809)の交響曲を聴きます。

 今年は、ハイドン没後200年です。ハイドンは、とにかくたくさんの交響曲や弦楽四重奏曲を作曲しました。交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれているゆえんです。ハイドンの没後、交響曲はきっとハイドンが考えてもいない形に進化(?)し続けました。この多様性をハイドンが聴いたら、きっとびっくりすることでしょう。

 「校長先生」というニックネームがおもしろいので、聴いてみました。原題は「Der Schulmeister」です。shuleが school=学校、meisterがmaster=親方・長ですから「校長」? しかし、ドイツ語の「Schulmeister」は、「学校教師/教師ぶる人/講釈(説教)好きの人」という意味です。「校長先生」と名づけられのは、第2楽章の規則正しいリズムが作品の由来だそうです。これが校長先生? わたしにはよくわかりません。

 ハイドンの交響曲は端正なたたずまいをした曲が多いです。ユーモアを忘れないことも魅力です。そして、何よりも、構成がしっかりしていて古典派の古典派たる交響曲たちです。やはり、ハイドンは交響曲学校の校長先生なのです。

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■アイヴズ/交響曲第1番ニ短調
 ズービン・メータ指揮/ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団


(第243話) されど、交響曲第1番

 今日は寒いです。
 そこで、アイヴズ(1874-1954)の交響曲第1番を聴きます。

 アイヴズは4つの交響曲を書きました。このブログでは、アイヴズの交響曲第2番が先に登場しています(第24話)。交響曲第1番は、アイヴズがイエール大学在籍中に書かれた作品。初々しいアメリカの交響曲第1番です。

 この第1番の交響曲は、シューベルト(1797-1828)の「未完成交響曲」あり、チャイコフスキー(1840-1893)の「悲愴交響曲」、ドヴォルザャーク(1841-1904)の「新世界交響曲」あり、とても楽しい交響曲です。有名な旋律をそっくり引用しているのではありませんが、雰囲気はそれとすぐわかります。
 
 特に第2楽章は、ドヴォルジャークの「ラルゴ」の語りがなんとも雰囲気があって、ドヴォルザークかと思えば、そうでもなく、やはりアイヴスしているのです。少し寒くなる交響曲ですが、ユニークさの点で誰にも負けていません。魅力満載のアメリカの交響曲です。

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■ニールセン/交響曲第1番ト短調Op.7
 プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団


(第230話) また、また、交響曲第1番

 急に寒くなりました。景気も冷え込んで、いやな冬になりそうです。
 今日は、ニールセン(1865-1931)の交響曲を聴きます。

 ニールセンは、デンマークの作曲家です。デンマークといえば北欧、北欧といえば、フィンランドのシベリウス(1865-1957)とノルウェーのグリーグ(1843-1907)。そして、ニールセンの生まれた年はシベリウスと同じ年です。共通項でくくれました。

 このブログの(第161話)で、多くの作曲家の交響曲第1番を採り上げましたが、ニールセンが落ちていましたので、今日はその交響曲第1番を聴きます。

 この交響曲第1番は1892年に完成し、第2番が1902年に完成していますので、ニールセンは19世紀と20世紀をまたがった交響曲の作曲家です。交響曲は6つ書いています。べートーヴェン(1770-1827)、シューベルト(1797-1828)、シューマン(1810-1856)、ブラームス(1833-1897)と受け継がれていった交響曲の精神をしっかり守っている交響曲でしょう。

 27歳の意欲あふれる交響曲。多くの作曲家の交響曲第1番について言えるように、この曲にも交響曲の作曲家としての意気込みが感じられます。

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