協奏曲 19世紀以前

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■モーツァルト/ホルン協奏曲集
 カラヤン指揮/フィルハーモニア管弦楽団、デニス・ブレイン(hn)
 
(第273話) 早春のコンチェルト

 桜が咲きました。
 今日は、モーツァルト(1756-1791)のホルン協奏曲です。
 
 モーツァルトのホルン協奏曲は第1番から第4番まで4つあります。ケッヘル番号により作曲順に番号が付いていると思っていたのですが、近年の研究では第2番変ホ長調 K.417 、第4番変ホ長調 K.495、第3番変ホ長調 K.447、第1番第ニ長調 K.412+K.514 (386b)の順で作曲されたと考えられているそうです。ですから、今日は作曲順に聞くことにします。
 
 ホルンは金管楽器ですが、その柔らかい音色のため室内楽にもよく使われています。通常、第1番から聞くことが多いので、第1番を最後に聞くと安心感があり、落ち着きます。ホルンは難しい楽器です。右手を朝顔の中に出し入れして、微妙に音をコントロールします。
 
 それにしても、ホルンのための協奏曲をモーツァルトが残してくれたことに感謝しましょう。デニス・ブレインのホルンにかなう演奏家は、なかなか現れそうにありませんが、満開の桜には、浪々と奏でるホルンが似合うのです。
 
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■ヴィヴァルディ/ピッコロ協奏曲集
 デュンシェーデ(pi)/フィルハーモニア・クワルテット・ベルリン


(第271話) 新年のピッコロ協奏曲

 今日は、華やなで少しさびしげな曲を聴きます。
 ヴィヴァルディ(1678-1741)のピッコロ協奏曲です。

 おびただしい数の曲を書いたヴィヴァルディですが、協奏曲は500を超えます。ヴィヴァルディの作品は、ドイツの音楽学者ペーター・リオム(Peter Ryom)によって考え出されたRV番号(Ryom-Verzeichnis ドイツ語でリオム番号の意)で整理されています。

 日本では、「四季」ばかり好まれて聴かれるヴィヴァルディですが、ヴァイオリンだけでなく、チェロ、オーボエ、リコーダー、ヴィオラ・ダモーレ、マンドリン、フルート、オーボのための協奏曲やソナタを書きました。さしずめ協奏曲のデパートです。

 このCDには、RV441、RV443、RV444、RV445の4曲が収められています。華やかな長調としっとりとした陰影のある短調の曲が、急―緩―急の3楽章形式のパターンで繰り返され、変化があるものの一種の安心感を与えています。

 正月には、バロック音楽の上品さがいいです。

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■ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調作品102
 シャイー指揮/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、レーピン(Vn)、トルルス・モルク(Vc)


(第257話) 掛け合いの協奏曲


 5月連休も終盤。
 今日はブラームス(1833-1897)を聴きます。

 ブラームスが1887年に作曲した、ヴァイオリンとチェロを独奏楽器とする二重協奏曲。2つの独奏楽器のための協奏曲です。変わった協奏曲ですが、渋い名曲だと思います。

 二重協奏曲の代表的な曲には、モーツァルト(1756-1791)のヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364(320d)やフルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(297c)、があります。さらには、武満徹(1930-1996)の『ノヴェンバー・ステップス』が、尺八と琵琶の二重協奏曲です。

 一方、三重協奏曲には、ベートーヴェン(1770-1827)のピアノ、ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための協奏曲ハ長調作品56があります。ニ重協奏曲や三重協奏曲は、数は少ないですが、傑作が多いようです。

 単独の楽器による協奏曲に比べて、独奏楽器の掛け合いの妙とでも言ってもいいようなおもしろみがあります。作曲のひらめきによるイノベーションなのでしょう。

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■ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
 ツィマーマン指揮、ピアノ/ポーランド祝祭管弦楽団


(第255話) 双子のピアノ協奏曲


 今日は、ショパン(1810-1849)のピアノ協奏曲を聴きます。
 もうすぐゴールデン・ウイーク。今年は不況のせいか、大型連休の会社も多いことでしょう。

 作曲された順番と楽譜が出版された順番は、決して同じではありません。ご存知のとおり、ショパンのピアノ協奏曲は第1番ホ短調と第2番へ短調の2つありますが、最初に作曲されたのは第2番の方です。ですから、第1番は、実際は第2番目の協奏曲です。これと似た関係は、ベートーヴェン(1770-1827)のピアノ協奏曲第1番と第2番の関係です。

 それでは、後から作曲された第1番の方が優れているか? 確かに、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番は、第2番よりベートーヴェンらしい曲になっています。それでは、ショパンの場合はどうでしょうか? わたしは、好みで第1番を採ります。第1楽章の語りかけるようなピアノが好きだからです。

 2つの双子のピアノ協奏曲。ベートーヴェンの協奏曲は、その後「皇帝」で大輪を咲かせましたが、ショパンは バラード、スケルツォ、前奏曲といった独創的な曲を次々と書いていきました。色とりどりの花が咲き誇るかのようです。

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■メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
 チョン・ミュンフン指揮/庄司紗矢香(vn)、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団


(第238話) 青春協奏曲

 あけまして おめでとうございます。
 
 今年2009年はハイドン(1732-1809)の没後200年、そして、メンデルスゾーン(1809-1847)の生誕200年です。

 メンデルスゾーンは作曲家として、またゲヴァントハウス管弦楽団常任指揮者として、ライプツィヒで活躍し、ドイツ初の音楽院設立にも尽力しました。ライプツィヒにとっては切っても切れない存在です。そして、毎年メンデルスゾーンを記念して、メンデルスゾーン音楽祭が開催されています。今年は生誕200年ですから、特別な年なのでしょう。

 前回(第236話)で、ピアノ協奏曲第1番を採り上げましたので、今回はメンデルスゾーンの真骨頂と言うか、ロマン派の横綱的な存在であるヴァイオリン協奏曲です。

 ヴァイオリンの短調のメロディに乗って青春の息吹がほとばしる、まれに見る名曲となりました。古今東西のヴァイオリニストが競って録音しています。録音の数は数えきれません。複雑怪奇な現代曲から回帰するには、メンデルスゾーンがいいです。

 メンデルスゾーンの曲は、とにかく聴きやすく、聴いていてここちよい曲ばかりです。新春に似合う曲でしょう。
 こんな曲を聴いて、不景気気分を吹き飛ばしたいですね。

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