声楽曲 19世紀以前

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■ボッケリーニ/スタバト・マーテル
 ラルキブデッリ


(第277話)  スタバ

 昨夜は雪でした。びっくりです。
 今日は、ボッケリーニ(1743-1805)のスタバト・マーテルを聴きます。

 花見で浮かれた後には、しっとりと落ち着いた曲がいいでしょう。スターバト・マーテル/「悲しみの聖母」)は、13世紀に生まれたカトリック教会の聖歌の1つです。曲の名は、詩の最初の1行、Stabat mater dolorosa(悲しみの聖母は立ちぬ)から名付けられたものです。

 西洋音楽はキリスト教の音楽と言ってもよく、聖母マリアを題材にした音楽はたくさんあります。このスタバト・マーテルはその代表的なものでしょう。それだけ、たくさんの作曲家が挑戦しています。わが子イエス・キリストが磔刑となったことを嘆く母マリアの姿をどう描くか?

 現在手に入るCDは、パレストリーナ(1525?-1594)、ヴィヴァルディ(1678-1741)、ペルゴレージ(1710-1736)(第11話)、ハイドン(1732-1809)、ロッシーニ(1792-1868)、ドヴォルザーク(1841-1904)、シマノフスキ(1882- 1937)、プーランク(1899-1963)、ペンデレツキ(1933-)などのものです。

 今日は、ボッケリーニのスペシャリスト、ビルスマを中心としたラルキブデッリによるボッケリーニの「スタバト・マーテル原典版」を聴きます。演奏は禁欲的な音楽ですが、感動的でもあります。私は、ペルゴレージのものが一番好きですが、みなさんは、どの「スタバ」が好きですか?

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■ショパン/17のポーランドの歌
 ゼーダーシュトレーム(s)、アシュケナージ(p)
 

(第266話) ショパンの歌曲

 年末です。
 今日は、ショパンの歌曲を聞きます。

「ピアノの詩人」が歌曲を作るとどんな曲になるのだろうか?

 ショパンが書いた歌曲を見つけました。ショパンが19歳から30歳までの間に書いた歌曲集です。輸入盤です。歌詞はポーランド語で、日本語訳がないので内容はよくわかりません。しかし、小坂裕子著「ショパン知られざる歌曲」(集英社新書)と読みながら聞くと背景がわかって、大変興味意深く聞くことができました。小坂氏に感謝します。

 ショパンが書いた歌曲は全部で19曲あります。17のポーランドの曲と「魔力」と「ドゥムカ」。17曲の題名は、「乙女の願い」、「春」、「悲しみの川」、「浮かれ女」、「好きな場所」、「消え失せろ」、「使者」、「美しき使者」、「メロディ」、「つわもの」、「二つの死」、「いとしき娘」、「無くてはならぬもの無く」、「指環」、「許婚者」、「リトアニアの歌」、「舞い落ちる木の葉」の17曲。題名だけで、ショパンしているようです。

 ショパンといえば、ピアノがあまりにも有名ですが、素朴な歌は美しいメロディと重なって、ショパンの一面を垣間見た気がします。

 あたらしい発見でした。
 来年は、もっといいことがあるでしょう。

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■ボクスベルク/哀悼カンタータ
 リチェルカール・コンソート


(第258話) 癒しのカンタータ

 連休の疲れを癒すには、古楽がいいです。
 そこで、今日は哀悼カンタータを聴きます。

 このCDの納められているのは、テレマン(1681-1767)、ボクスベルク(1670〜1729)、リーデル(1676〜1738)そしてバッハ(1685-1750)の4つの哀悼カンタータです。

 ・テレマン/哀悼カンタータ「しかし汝ダニエルよ」TWV4:7
 ・ボクスベルク/哀悼カンタータ「家を整えておきなさい」
 ・リーデル/哀悼カンタータ「敬虔な魂の和する喜び」
 ・J.S.バッハ/哀悼の儀:哀悼カンタータ「神の時は最上の時なり」BWV106

 バッハとほぼ同年代のドイツ・バロックの作曲家の哀悼カンタータです。バッハの世俗カンタータや教会カンタータはたまに聴きますが、テレマン、ボクスベルク、リーデルのカンタータは初めて聴きました。そして、ボクスベルク、リーデルと言った作曲家に至っては、わたしは初めて耳にする音楽家です。曲は聴きやすいです。しっとりした味わいは、古楽ならではのものです。

 バッハのカンタータのなんと裾野の広いことよ。そして、ドイツ・バロックの奥行きを感じる曲です。
 連休疲れは、こうしたバロック音楽で癒すのがいいです。

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■メンデルスゾーン/「歌の翼に」Op.34-2
 ヴィクトリア・ロス・アンへレス(so)、デ・ブルゴス(指揮)/シンフォニア・オブ・ロンドン
■チャイコフスキー/ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出に」
 パールマン(Vn)、アシュケナージ(p), ハレル(Vc)


(第252話) 桜とクラシック音楽

 桜が満開になりました。
 今日は桜とクラシック音楽の話です。

 桜が満開になると、後は散るだけですが、日本列島を桜前線が北上する様子をクラシック音楽をBGMにすると、どんな音楽が似合うでしょうか?

 わたしがイメージする曲はハッペルベル(1653-1706)のカノンです。この曲は、わたしのブログで採り上げました(第222話)。テーマは「繰り返しの楽しさ」です。同一の旋律を異なる歌部が模倣していく音楽は、桜前線が北上していく姿や、桜の木がつぼみから次第に花を広げていく姿を重ね合わせることができます。

 そして満開の桜は、メンデルスゾーン(1809-1847)の「歌の翼に」Op.34-2です。この優美で、すがすがしい旋律は満開の桜です。さらに、日本的なはかなさを秘めた曲を探すなら、チャイコフスキー(1840-1893)のピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出に」でしょうか? 冒頭の主題に、満開を終えた桜が風に吹かれて、ひらひらと舞う姿を思い浮かべます。短調の桜です。

 梶井基次郎(1901-1932)は、「桜の樹の下には 屍体が埋まっている」と、名台詞をはきました。これを音楽に書くとすると、どんな音楽になるのでしょう。

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■グリーグ/歌曲「過ぎた春」Op.33-2
 バーバラ・ボニー(s)、アントニオ・パッパーノ(p)
■グリーグ/2つの悲しき旋律Op.34(2つの歌曲(作品33-3, 33-2)の編曲:1883年)
 ネーメ・ヤルヴィ指揮/エーテボリ交響楽団
■グリーグ/抒情小曲集 第3集より「春に寄す」Op.43-6
 仲道郁代(p)


(第250話) グリーグの「春」

 春です。

 今日は、グリーグ(1843-1907)の書いた「春」に関する曲を聴きます。

 まず、最初が歌曲「過ぎた春」。次は、管弦楽曲の2つの悲しき旋律Op.34から第2曲目。これは、上記の歌曲「過ぎた春」の編曲です。そして、第3曲目が叙情小曲集第3集の第6曲目「春に寄す」Op.43-6
 
 歌曲「過ぎた春」はヴィニエの詩によるものです。

   また再び冬が逃げ去り、春に時を譲るのを私は見る
   去年花で一杯だったサクランボの木も、また花で一杯だ
   また、再び氷が消えて、大地が姿をあらわすのを見る 
    ・・・・・
 
春を迎える喜びを歌ったものですが、なぜかさびしい。
澄んだ空気の中で、静かに時間が過ぎてゆく春です。
欠点といえば、あまりにも美くし過ぎることでしょう。

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